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【冷蔵庫のみ引越し】完全ガイド

1. はじめに:冷蔵庫のみ引越しのポイント解説

「冷蔵庫のみ引越し」を検討する方は、大型家電1台だけを安全かつ低コストで新居へ移動したい――そんなニーズをお持ちです。本ガイドでは、二人以上で行う自力運搬と、業者利用による料金相場の両面から、必要な準備・手順・注意点をわかりやすく解説します。

  • コスト削減 
    冷蔵庫1台分のレンタカー代+資材費で、フル引越し業者に依頼する費用を大幅に抑えられます。

  • 安全確保
    大型家電特有の重量・大きさによる負担を軽減するため、二人体制での持ち上げ方や台車操作、床や壁の養生方法を丁寧に紹介。

  • 業者利用の比較
    宅配便系、赤帽、単品パック、そして「弊社広島最安値プラン」の特徴と相場を一覧でご提示。自力搬送とプロ依頼、どちらが自分に合うか判断できるようになります。

本章では、まず「冷蔵庫のみ引越し」を選ぶメリット・デメリットと、本ガイド全体の流れを把握していただきます。次章からは「手配編:最適なレンタカー車種と予約のコツ」に進みましょう。

2. 手配編:ラッシング可能な車種とレンタカー活用の注意点

冷蔵庫を寝かせずに立てたまま運ぶには、ラッシング固定用のアンカーレール(Dリング)装備と荷室高170cm以上が必須です。また、レンタカー活用は「近距離(同市内・県内程度)の移動」に有効ですが、長距離引越しの場合は専門業者の単品パックや赤帽などを使ったほうがコストを抑えやすい点にもご注意ください。


2.1 推奨レンタカー車種(ラッシング対応&荷室高170cm以上)

車種タイプ 荷室内寸法 (長×幅×高) ラッシング設備
2トン箱車(箱型トラック) 300×175×180~200 (cm) 内壁アンカーレール+床面Dリング多数
ラッシングベルト掛け放題
大型カーゴバン(ハイルーフ仕様) 250×150×170 (cm) 荷室側面アンカーレールまたは床面Dリング
キャンピング仕様ハイルーフ軽貨物車 200×140×170 (cm) 床面Dリング+一部側面吊り金具

※注意

  • 1BOXバン・標準ハイエースバン・軽バンなど荷室高150cm前後の車種は、大型冷蔵庫を立てられないため避けてください。

  • 長距離引越し(県をまたぐ、100km以上など)の場合、レンタカー費用+高速代・人件費のほか帰着時の空車輸送コストがかかるため、業者の単品配送パックや赤帽利用のほうが総額を抑えやすいケースが多いです。


2.2 予約時のチェックポイント

  1. 荷室高・内寸の必須確認

    • Web予約画面や電話で「荷室高○○cm」「荷室幅・長さ」を必ず確認し、冷蔵庫本体+梱包材の高さがクリアできるかを測定します。

  2. アンカーレール/Dリング有無の確認

    • 「荷室側面・床面にアンカーレール(Dリング)はありますか?」と問い合わせ、ラッシングが可能な車両を選択。

  3. 免責補償(CDW)加入

    • 走行中や固定作業中の万が一に備え、補償範囲と自己負担額を確認し、必要に応じて加入しましょう。

  4. 平日・早期予約の活用

    • 平日利用や早期予約で10~20%安く借りられる場合があります。繁忙期は特に早めの手配を。


次章では「資材準備:床・壁保護と梱包資材の選び方」を詳しく解説します。

3. 資材準備:床・壁保護と梱包資材の選び方

冷蔵庫のみ引越しを安全に行うには、資材選びが要です。床や壁をキズから守りつつ、冷蔵庫本体も衝撃・振動から保護するための必須アイテムとその使い方を解説します。


3.1 床・廊下用保護資材

  • 引越し用毛布/養生マット

    • フローリングやタイル床に直接冷蔵庫を載せず、まず毛布やマットを1~2枚敷いて荷重を分散。

    • 玄関→廊下→台車乗せ場まで、冷蔵庫が通る全経路に敷いておくと安心です。

  • 滑り止めシート

    • 毛布の下に薄手の滑り止めシートを併用すると、台車での移動時に毛布ごとズレにくくなります。

  • 養生パッド(発泡ポリエチレンシート)

    • 階段や踊り場で段差を超える際、角部分の床を保護するために敷設。

3.2 壁・角保護資材

  • コーナーパッド(発泡フォーム製)

    • 廊下や玄関ドア枠の角に貼り付け、冷蔵庫搬出時の擦過を防止。

  • 壁面養生フィルム/養生シート

    • 長い廊下や入り口付近の壁に一時的に貼り、凹みや汚れから壁を守ります。

  • 布テープ(布製ガムテープ)

    • 養生フィルムやパッドを強力に固定。跡が残りにくく、剥がし跡が心配な場所にも使えます。

3.3 冷蔵庫本体の梱包資材

  • ダンボールシート

    • 本体側面を保護するために、厚手のダンボールをカットして貼り付け。

  • 布テープ+ストラップベルト

    • ダンボールシートごと本体を包み、上下2箇所以上でベルト固定。扉の開閉を完全に防ぎます。

  • コーナークッション(角あてクッション)

    • 冷蔵庫本体の四隅に貼り、運搬中の打ちつけ衝撃を緩和。

  • ビニールシート/結束バンド

    • 棚やトレイを外したパーツをまとめる際に使用。小物の紛失を防ぎます。

次章では「運搬編(二人作業):持ち上げ・台車操作の手順」を詳しく解説します。

4. 運搬編(二人作業):持ち上げ・台車操作の手順

冷蔵庫を安全に運搬するには、必ず二人以上で作業し、適切な姿勢と台車操作を行うことが重要です。以下の手順を順番に実践してください。


4.1 作業前の最終確認

  1. PPE(保護具)の着用

    • 滑り止め手袋・安全靴を装着し、足元・手元の怪我を防止。

  2. 搬出経路の障害物除去

    • 廊下・階段・玄関周辺の荷物やコード類をすべて片付け、通路幅を確保。

  3. 資材・台車の配置

    • 養生毛布を敷いた上に台車をセットし、スムーズに載せられるよう準備。


4.2 棚・トレイの取り外しとパーツ保管

  1. 冷蔵庫内部の可動棚・引き出し式トレイをすべて外す。

  2. 外したパーツはビニール袋に入れ、テープで「冷蔵庫用」と明記。


4.3 台車への載せ替え手順

  1. 角度をつける

    • 冷蔵庫を軽く後方(背面側)に約10~15度傾ける。

  2. 台車を差し込む

    • 傾けた隙間に台車の前端を滑り込ませ、ゆっくりと本体を台車に乗せる。

  3. ストラップ固定

    • 冷蔵庫を立てたまま台車に乗せたら、毛布とともにストラップベルトで上下2箇所をしっかり締める。


4.4 二人の役割分担と持ち上げ姿勢

  • 前押し役(ハンドル側)

    • 台車のハンドルを握り、荷重をコントロールしつつ前輪を誘導。

  • 後支え役(背面側)

    • 冷蔵庫背面を保持し、傾きや揺れを抑制。

持ち上げのポイント

  • 背筋は伸ばし、腰ではなく膝を曲げて脚の力で持ち上げる。

  • 冷蔵庫に体を近づけ、重心を安定させる。


4.5 移動中の操作

  1. ゆっくり一歩ずつ

    • 焦らず、前押し・後支えが同時に声を掛け合いながら歩行。

  2. 狭い通路の通過

    • 台車ごと少し旋回させ、冷蔵庫四隅が壁や床に擦れないよう角度調整。

  3. 段差の越え方

    • 前輪を先に段差に当て、段差を越えたら後輪をゆっくり上げ下げ。


4.6 エレベーター利用(ある場合)

  • 台車と冷蔵庫を直立のまま押し込み、扉が閉まる余裕を確認。

  • 停止階ごとに二人で扉を支え、急な揺れや倒れ込みを防止。


4.7 台車からの降ろしと設置位置への移動

  1. 冷蔵庫をゆっくり後方に傾け、ストラップを外して台車から降ろす。

  2. 設置予定箇所に毛布を敷き、冷蔵庫を少しスライドさせて所定位置へ移動。


4.8 作業後の確認

  • 床や壁にキズがないか点検し、問題があれば写真で記録。

  • 冷蔵庫本体の凹み・ズレがないか最終チェック。


この手順を守れば、二人でも安全かつ効率的に「冷蔵庫のみ引越し」の搬出作業が行えます。次章では「車載編:立てたまま固定するラッシング&緩衝テクニック」を解説します。

5. 車載編:立てたまま固定するラッシング&緩衝テクニック

冷蔵庫を車両に積み込んだ後は、横滑り・転倒を防ぐために立てたまましっかり固定し、衝撃吸収対策を講じることが不可欠です。


5.1 積載前の最終確認

  • 立て姿勢の確認
    冷蔵庫が完全に直立していることを再チェック。傾きがあると締め付けにムラが生じ、固定力が落ちます。

  • アンカーレール/Dリング位置の把握
    荷室側面・床面にあるラッシング用アンカーの位置を確認し、ベルトを掛けやすいルートをイメージしておきます 。


5.2 ラッシング基本テクニック

  1. 前後固定(2点結束)

    • ラチェット式ラッシングベルトを使い、冷蔵庫前面と背面を荷台のアンカーにそれぞれ掛けます。

    • 前後から引っ張ることで、進行・制動時の前後移動を防止。

  2. 左右固定(2点結束)

    • 側面にもベルトを掛け、左右方向の揺れを抑えます。

    • 前後固定と合わせて計4本のベルトで十字に締める「四点結束」が理想的。

  3. テンションの調整

    • ベルトは強く締めすぎると冷蔵庫本体を歪める恐れがあるため、適度な張力で均等に。

    • ラチェット音が「カチカチ」と数回鳴るくらいを目安に 。


5.3 緩衝材の併用

  • 毛布・フォームマット
    冷蔵庫背面とアンカーの間に毛布や発泡フォームマットを挟み、ベルト締結による擦れ・凹みを防止。

  • コーナーパッド
    四隅に貼るクッション材で、走行中の振動による角打ちを緩和します。

  • 隙間埋め
    ベルトが届かない箇所やアンカー間の隙間には、丸めた毛布やクッション材を詰めてガタつきを抑えましょう 。


5.4 走行前・走行中のチェック

  • 走行前の最終確認
    ベルトの緩み・毛布のズレがないか、ひと通り目視と手で触って点検。

  • 休憩時の再チェック
    長距離走行の場合、SAやPAで必ず一度停止し、ラッシング状態を再度確認。

  • 急ブレーキ・急ハンドル回避
    安全運転を心がけ、急な操作をしないことで冷蔵庫への負担を軽減します。


これらのラッシング&緩衝テクニックを守ることで、立てたまま安全に冷蔵庫を輸送できます。次章では「玄関までの安全ルート確保と滑り防止策」を解説します。

6. 玄関までの安全ルート確保と滑り防止策

冷蔵庫を車から玄関まで運ぶ“最後の一歩”は、思わぬキズや転倒事故が起こりやすいポイントです。以下の対策でルートを万全に整え、滑りやすい床面でも安全に搬入しましょう。


6.1 ルートの事前確認と準備

  • 床・敷居段差の把握

    • トラックの荷台から住宅の玄関ポーチ、ドア敷居までの段差や傾斜を確認。

    • 必要であれば折り畳み式スロープや合板を用意し、小さな傾斜でも滑りにくくします。

  • 全経路の養生

    • 玄関ポーチ→廊下まで、毛布や養生マットを途切れなく敷き詰める。

    • 敷居部分には厚手の滑り止めシートを重ね貼りし、毛布ごとのズレを防止。

6.2 滑り止めの工夫

  • 台車の前後に滑り止めパッド

    • 台車の前輪・後輪付近に薄手のゴム製滑り止めパッドを敷き、階段や濡れた床での横滑りを軽減。

  • 靴底のグリップ向上

    • 雨天時やタイル敷きの場合、作業者は靴底に貼る滑り止めシートや専用靴カバーを装着。

  • 移動中はゆっくり角度を維持

    • 台車・冷蔵庫を無理に回転させず、扉開き方向と平行に進むことで横方向の滑りを減らす。

6.3 取り回しのテクニック

  1. スライド搬入

    • 持ち上げずに、敷いた毛布の上で「ゆっくり押し引き」しつつ玄関敷居を乗り越える方法。体への負担も少なく安全です。

  2. 二人体制で“支え+誘導”

    • 前役は台車のハンドルを押し、後役は冷蔵庫の背面・側面をしっかり支えて傾きを制御。

    • 特に敷居や小さな段差では、後役が手を添える高さを上下に調整し、水平移動を維持します。

6.4 ドア枠・敷居対策

  • 扉開口部のクリアランス確認

    • 冷蔵庫幅+養生材分が通るか、敷居の上部からドア枠下端までの高さを必ず測定。

  • 一時的なドア取り外し

    • 余裕がない場合は、蝶番のピンを抜いてドアを一旦取り外し、搬入後に再設置するとスムーズ。


以上の準備とテクニックで、車から玄関までの“死角”をなくし、安全に冷蔵庫を搬入できます。
次章では「設置後チェック:水平器と通電前の待機時間」について解説します。

7. 設置後チェック:水平器と通電前の待機時間

冷蔵庫を新居に設置した後は、水平状態と通電タイミングを適切に管理しないと、コンプレッサー故障や冷却不良の原因になります。以下の手順で必ずチェックしましょう。


7.1 水平確認と脚部調整

  1. 水平器(またはスマホアプリ)で確認

    • 冷蔵庫の上面または底面に水平器を当て、前後・左右の傾きを測定。

  2. 脚部アジャスターで微調整

    • 傾きが1度以上ある場合は、本体下部のアジャスターを回して水平を取ります。

    • 水平が取れていないと内部にオイルが偏り、運転音大や冷却効率低下を引き起こします。


7.2 通電前の待機時間

  1. 立て搬送のみの場合

    • 運搬後は最低でも2時間以上、できれば4時間程度はそのまま放置。冷媒オイルがコンプレッサーに戻るのを待ちます 。

  2. 一時的に傾け搬送した場合

    • 廊下や階段で一瞬横倒しや強い傾けがあった場合、24時間以上は通電せず、完全にuprightの状態で待機してください 。

  3. メーカー推奨タイミングの確認

    • 取扱説明書に記載の「通電までの待機時間」を優先し、各メーカーのガイドラインに従ってください。


7.3 通電後の初期設定と動作確認

  1. 電源コード差し込み→電源オン

    • 待機時間経過後、プラグを差し込み電源を入れます。

  2. 温度設定

    • 冷蔵室:3〜5℃、冷凍室:−18℃前後を目安に設定。

  3. 運転安定確認

    • 4〜6時間後に庫内温度が適正になっているか、異音・振動がないかをチェック。


この設置後チェックで、冷蔵庫を長く安心してお使いいただける状態に整えられます。次章では「業者利用時の料金比較」をご紹介します。

8. 業者利用時の料金比較

冷蔵庫のみを業者に依頼する場合、サービスごとに料金体系や特徴が異なります。以下は同一県内搬送を想定した相場比較です。

サービス 料金相場(同一県内) 備考
らくらく家財宅急便 200cmまで:4,400円
250cmまで:7,535円
300cmまで:10,945円
350cmまで:16,555円
400cmまで:23,375円 100円引越し
三辺合計サイズで一律料金。梱包・配送保険込みで費用が把握しやすい。
赤帽(単品配送プラン) 高さ120cmまで:5,500円~
高さ140cmまで:8,800円~
高さ150cmまで:11,000円~
高さ160cmまで:12,100円~
高さ170cmまで:16,500円~
高さ180cmまで:17,600円~ 赤帽べんてん運送
距離制・作業員数で変動。お客様手伝いあり/なしで料金が異なる。
弊社 広島最安値プラン 三辺合計200cmまで:6,000円~
三辺合計300cmまで:8,000円~
三辺合計350cmまで:10,000円~
養生・資材・運搬保険込み・即日対応可。県内全域・県外搬送も見積OK。

ポイント

  • **近距離(同市内〜県内程度)**はレンタカー+自力搬送より、上記業者単品プランのほうがトータルコストでお得な場合があります。

  • **長距離(100km以上の県外搬送)**は、返却時の空車輸送費用がかかるレンタカーより、業者単品配送のほうが安価になるケースが多いです。

  • 見積りは必ず複数社で比較し、オプション(養生・搬入補助など)を含めた総額で判断しましょう。


次章では「トラブル対策Q&A:床養生忘れ、扉開放事故など」をご紹介します。

9. トラブル対策Q&A:床養生忘れ、扉開放事故など

Q1. 床養生を忘れて床にキズ・汚れがついてしまった

対策:運搬ルート上には必ず保護シートや毛布、発泡ポリエチレンシートなどを敷いて床面をガードします。特に排水トレイから漏れた水が床を傷めることもあるため、あらかじめ通路全体に敷設しておきましょう​。


Q2. 扉固定が甘く、搬送中に扉や棚板が飛び出した

対策:運搬前にドア・庫内棚・トレイは、布テープとストラップベルトで二重にしっかり固定。扉が突然開くと内部破損や怪我の原因になるため、必ず「動かない」ことを確認してください​。


Q3. 水抜きが不完全で、蒸発皿の残水が漏れて床が濡れた

対策:運搬前に必ずドレンホースと蒸発皿の完全排水を実施。さらに廊下や車載通路には防水目的のシートを敷き、万一の水漏れにも備えましょう​。


Q4. 手順を間違えて冷蔵庫を横倒しで運び、戻してから通電したら異音・冷却不良が発生した

対策:冷蔵庫は横向きでの長時間搬送を避け、必ず直立姿勢を維持することが必須です。やむを得ず横倒しで運んだ場合は、運搬後24時間以上は通電せず upright のまま放置し、潤滑オイルがコンプレッサー内へ戻るのを待ってから再通電してください。


Q5. ラッシングベルト固定後も走行中に冷蔵庫が動いてしまった

対策:荷崩れ防止には、トラック荷室のアンカーレール(Dリング)やレールに四点結束でベルトを掛けるのが効果的です。背の高い荷物や揺れやすい物は必ずラッシングベルトで固定し、休憩ポイントでも緩みがないか都度点検しましょう。


これらのQ&Aを押さえておくことで、思わぬトラブルを未然に防ぎ、安全・確実に「冷蔵庫のみ引越し」を進められます。
次章では「10. まとめ:コストを抑えつつ安全・確実に運ぶコツ」をお届けします。

10. まとめ:コストを抑えつつ安全・確実に運ぶコツ

  1. 早めの計画と予約

    • 引越し日が決まったらすぐにレンタカーを予約し、平日や早期割引を活用。

    • 同時に必要資材(毛布・養生マット・ストラップベルトなど)も手配しておく。

  2. 車種選びは「立て置き&ラッシング対応」重視

    • 荷室高170 cm以上、アンカーレール/Dリング完備の車両を必ず選択。

    • 1BOXバン等では大型冷蔵庫を立てられないため避ける。

  3. 保護資材で床・壁・本体を万全ガード

    • フローリングやタイル床には毛布・養生マットを敷き、滑り止めシートで固定。

    • 冷蔵庫本体はダンボールシート+コーナーパッドで包み、ストラップベルトで二重固定。

  4. 必ず二人体制&正しい姿勢で搬出

    • 前押し役・後支え役に分担し、腰ではなく脚力で持ち上げる。

    • 台車への載せ替えは10~15度後方傾斜を維持し、安全に操作。

  5. 立てたまま四点ラッシングで車載固定

    • 前後・左右4カ所でラチェット式ベルトをかけ、揺れ・転倒を防止。

    • 緩衝材を間に挟み、締め付けによる凹み・傷を軽減。

  6. 玄関までの安全ルートを確保

    • 敷居や段差にはスロープ・合板を用意し、全経路に毛布を敷設。

    • 台車の滑り止めパッド&作業者の靴底グリップで安心搬入。

  7. 設置後は水平確認&通電前待機

    • 水平器で前後左右の傾きをチェックし、脚部アジャスターで調整。

    • 立て搬送のみなら2~4時間、傾け搬送があれば24時間以上待ってから通電。

  8. 長距離は業者単品パックを検討

    • 近距離(同市内・県内)はレンタカー+自力搬送、100km以上は赤帽・単品配送プランのほうが費用を抑えやすい。

    • 弊社の「広島最安値プラン」もぜひご検討ください。

これらのポイントを押さえれば、レンタカー+二人体制+適切な資材・ラッシングで、安全・確実に、しかも低コストで「冷蔵庫のみ引越し」が実現できます。ご不明点や詳細な見積り依頼はいつでもご連絡ください!

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