小型家電もOK?エディオン店頭回収の対象・サイズ・料金まとめ
1.エディオン店頭回収とは(小型家電/家電リサイクル4品目の違い)
エディオンの店頭回収には「小型家電リサイクル」と「家電リサイクル法4品目の店頭持ち込み」の二つがあります。
小型家電リサイクルは、スマホやタブレット、HDD、デジカメ、ゲーム機、ドライヤーなどの比較的コンパクトな電気製品を店頭で回収する仕組みで、サイズや重量の区分に基づいて受け付けます。
バッテリーの膨張や残油・可燃物など安全上の問題があるものは不可となる場合があるため、持ち込み前に「対象品か」「店舗で実施しているか」を確認するのが基本です。
データ保存機器は初期化やデータ消去も事前に行います。
一方、テレビ・エアコン・冷蔵庫(冷凍庫)・洗濯機(乾燥機)の4品目は、法律に基づくリサイクル手続きが必要です。
店頭に持ち込む場合でも、メーカーや品目に応じたリサイクル料金に加え、店舗から指定施設へ運ぶための取扱(収集・運搬)料金がかかります。
受付カウンターで手続き・精算を行い、スタッフの案内に従って引き渡します。エアコンは取り外し工事を済ませる、冷蔵庫は霜取り・水抜き、洗濯機は残水抜きや固定ボルトの準備といった事前の段取りが必要です。
要するに「小型家電=店舗の回収基準に従う店頭回収」「4品目=法定リサイクル(料金二本立て)+事前準備あり」という違いです。
まずは自分の品がどちらに当たるかを切り分け、対象店舗で受け付けているか、当日の持ち込み条件を確認してから来店します。
2.対象店舗の見分け方(直営店/FC店・店舗検索のコツ)
小型家電の店頭回収は実施店舗が限られ、直営店を中心に受け付けています。
まずは店舗ページで「小型家電回収」や「店頭回収」などの記載(アイコン表示を含む)があるかを確認し、直営店の表記かどうかも合わせて見ます。
同じエディオンでもフランチャイズ店舗では小型家電回収を行っていない場合があります。
家電リサイクル法の4品目(テレビ/エアコン/冷蔵庫・冷凍庫/洗濯機・乾燥機)については、店舗ページの「家電リサイクル受付」「リサイクル券取り扱い」等の案内の有無を確認します。
4品目の店頭持ち込みは、料金や受入条件が店舗ごとに異なることがあるため、対象可否・受付窓口・受付時間の記載まで目を通しておくと安心です。
実務上は、店舗タイプ(ショッピングセンター内か路面店か)によって搬入のしやすさが変わります。
大型品は搬入口や駐車位置の案内が店舗ページに記載されているかを確認し、台車の貸出やエレベーターの有無も合わせて把握しておくと、当日の動線がスムーズになります。
3.小型家電の対象・除外一覧
小型家電の店頭回収は、サイズと安全性の基準を満たすことが前提です。
三辺の合計寸法や重量が基準内で、危険物に該当しないこと、内容物(液体・オイル・電池)が適切に処理されていることが大枠の条件になります。
以下は実務上のめやすです。
情報機器(スマホ・タブレット・HDD等)
スマートフォン、携帯電話、タブレット、デジタルカメラ、ビデオカメラ、外付けHDD/SSD、USBメモリ、Wi-Fiルーター、プリンターの小型機などが対象になります。
持ち込み前に初期化やデータ消去を行い、SIMカードやSDカードは抜き取ってください。
バッテリーが膨張している、外装が破断している、発熱・液漏れがあるといった状態は安全上の理由で受付不可になりやすい項目です。
小型AV・デジタル機器
ポータブルオーディオ、ラジオ、ICレコーダー、据え置きでも小型のBD/DVDプレーヤーやチューナー、スピーカーの小型機、リモコン、ケーブル類などが想定されます。
電池駆動品はできる限り電池を外して持ち込むとスムーズです。
大型のコンポ一体機やブラウン管テレビなどは小型家電扱いにならず、別区分の対象になる点に注意します。
キッチン家電・理美容家電
トースター、電気ケトル、ミキサー、ハンドブレンダー、コーヒーメーカー、小型炊飯器、ドライヤー、ヘアアイロン、シェーバーなどは対象になりやすい品目です。
食品残渣や水分は事前に拭き取り、タンクやフィルターは可能な範囲で空にしてください。
電子レンジや大きい炊飯器などサイズ・重量が基準を超える場合は、小型家電ではなく別区分になることがあります。
電動工具・ゲーム機・周辺機器
家庭用の電動ドリル、ドライバー、グルーガン、はんだごて、ゲーム機(携帯型・小型据置型)、コントローラー、キーボード、マウス、外付けドライブ、ハブ等の周辺機器が該当します。
着脱式の電池パックは可能であれば外し、本体と分けて持ち込むと判断が早いです。
業務用大型機や燃料を用いる工具は対象外になりやすく、別の処理方法が必要です。
バッテリー・オイル機器・危険物の扱い
リチウムイオン電池単体、膨張・破損電池、鉛蓄電池(自動車用)、モバイルバッテリー単体、灯油ストーブ・オイルヒーターの残油入り、ガスボンベやスプレー缶などは危険物に該当し、店頭回収の対象外になりやすい代表例です。
電池内蔵品は発熱・膨張・破損があると受付不可、オイル機器は確実な残油抜きが前提です。
判断が分かれやすい品は、事前に店舗へ状態を具体的に伝えて可否を確認してください。
4.サイズ区分と料金のしくみ
小型/中型/大型/特殊の基準(三辺合計・重量)
エディオンの小型家電店頭回収は、品目ごとではなくサイズ(縦+横+高さの合計)と重量で区分します。基準は次のとおりです。
- 小型家電:三辺合計120cm以下・重さ10kg以下(人が一人で運べる/取り外し工事不要)
- 中型家電:三辺合計150cm以下・重さ20kg以下(作業員1名で搬出可能)
- 大型家電:三辺合計370cm以下・重さ90kg以下(搬出に2名が必要)
- 特殊家電:三辺合計150cm以下・重さ20kg以下かつフロンやオイル等の処理困難物を含むもの
安全上の理由で、バッテリーの膨張・破損、残油・可燃物の混入などは受付不可になることがあります。
持ち込み前に状態を確認してください。
料金表と計算例
小型家電回収のリサイクル料金(1台・税込)は下表のとおりです(2025年2月1日現在)。
区分 | サイズ・重量の基準 | リサイクル料金 |
---|---|---|
小型家電 | 三辺合計120cm以下・10kg以下 | 550円 |
中型家電 | 三辺合計150cm以下・20kg以下 | 1,100円 |
大型家電 | 三辺合計370cm以下・90kg以下 | 4,400円 |
特殊家電 | 処理困難物(フロン・オイル等)を含む | 2,200円 |
例:三辺合計118cm・8kgのトースターは「小型」=550円、150cmちょうど・18kgの石油ファンヒーターは「中型」=1,100円、フロン使用の冷風機は「特殊」=2,200円の扱いになります。
補足(4品目=テレビ/エアコン/冷蔵庫・冷凍庫/洗濯機・乾燥機)は区分が異なり、メーカー・サイズに応じたリサイクル料金に加えて、店頭持ち込み時の取扱(収集・運搬)料金が必要です。
目安は、液晶・プラズマ・有機ELテレビ:15V以下1,870円/16V以上2,970円、冷蔵庫:170L以下3,740円/171L以上4,730円、洗濯機・乾燥機:2,530円、エアコン:990円(いずれも1台・税込、2025年4月1日現在)。
店頭持ち込みの取扱料金は、当社購入品1,100円/当社以外2,200円が目安です。
5.持ち込み前の準備チェックリスト
データ消去/初期化
- スマホ・タブレット・PC・HDD/SSDなどは、バックアップ→サインアウト→初期化の順で実施(例:Apple ID/Googleアカウントのログアウト、各種認証解除)。
- SIMカード・SDカード・USBドングルは必ず抜き取る。ケースやフィルムは外しておくと判定が早い。
- プリンター/複合機は、インクカートリッジやトナーの取り外し・密閉(漏れ防止)。
- ゲーム機・カメラは、メモリーカードやディスクを取り忘れない。
バッテリー・残油抜き/付属品のまとめ
- 電池内蔵品は発熱・膨張・破損がないか確認。異常がある場合は事前に店舗へ可否を確認。
- 取り外し可能な乾電池/バッテリーパックは可能なら外す。外せない場合は端子をテープで絶縁。
- オイル機器(灯油ストーブ等)は残油を完全に抜く。タンク・受け皿を乾燥させ、におい・漏れ対策を行う。
- 付属品(ACアダプター、リモコン、ケーブル)は本体にまとめて結束し、ジッパーバッグ等に入れて紛失防止。
梱包・搬入手段・駐車位置
- サイズ測定(縦+横+高さ)と重量の目安を事前に把握し、店頭の区分(小型/中型/大型/特殊)に当てはめる。
- ガラス・液晶・レンズ面は柔らかい布で保護。コードは本体に巻き付けず、面ファスナー等で束ねる。
- 段ボールやクッション材で簡易梱包。雨天時はビニール袋・ラップで防滴。底抜け防止にテープを十字貼り。
- 台車・手袋を用意。複数台はサイズ別に分け、店頭での仕分けが一目で分かるようラベルを貼る。
- 店舗ページで搬入口・駐車位置・受付カウンターの場所を確認。ショッピングセンター内は積み下ろし動線を事前にイメージ。
- 4品目(テレビ/エアコン/冷蔵庫・冷凍庫/洗濯機・乾燥機)を持ち込む場合は、霜取り・水抜き・取外し済みなどの個別準備も忘れずに。
6.店頭での手続きフロー
受付→申込→精算→引渡し
- 受付:サービスカウンターで「小型家電の店頭回収」または「家電リサイクル(4品目)持ち込み」と伝える。台数・品目・サイズの概算を口頭で共有。
- 区分判定:スタッフがサイズ(縦+横+高さの合計)と重量を確認し、小型/中型/大型/特殊のいずれかに仕分け。4品目はメーカー・サイズ区分を確認。
- 申込:伝票または申込票に必要事項を記入。4品目はリサイクル券の発行手続きに進む。
- 精算:小型家電は区分ごとの回収料金、4品目はリサイクル料金+取扱(収集・運搬)料金を支払う。支払い方法は店舗の案内に従う。
- 引渡し:スタッフの指示に従い所定場所へ搬入。割れ物・液晶は向きに注意し、ケーブル類は結束して渡す。
持ち込み時は、対象外品の混入がないか(危険物・残油・破損電池など)を再確認。データ消去は来店前に完了している前提で、店舗では実施しない。
複数台の扱い・領収書/証明書
- 複数台:サイズ別にまとめておくと判定・会計が早い。台数ごとのメモやラベルがあるとスムーズ。
- 領収書:小型家電は会計レシートが控えとなる。必要に応じて宛名入りの領収書発行を依頼。
- リサイクル券(4品目):発行控えを大切に保管。回収完了の証憑として後日の確認に使用する。
- 会社名での持込み:社名領収・明細分割が必要な場合は会計前に申し出る。
混雑時間帯を避け、サイズ計測・付属品の結束・台車準備を済ませて来店すると、滞在時間を短縮できる。
7.断られやすいケースと注意事項
危険物・著しい汚損・事業系大量持込 ほか
- 危険物・法令対象:ガスボンベ、スプレー缶、発火性溶剤、花火など。
- 電池の異常:リチウムイオン電池の膨張・破裂痕・過熱。モバイルバッテリー単体は不可になりやすい。
- オイル・液体残留:灯油ストーブ/オイルヒーターの残油、加湿器の残水、プリンター等のインク漏れ。
- 著しい汚損・臭気・害虫:泥・油・カビ、強い臭い、虫の付着が顕著なもの。
- 分解・改造品:鋭利部露出、内部電池の直付け、コード切断むき出し等。
- サイズ・重量超過:規定の三辺合計/重量を超えるもの、搬入に危険を伴うもの。
- 事業系の大量持込:台数が多い場合は事前連絡が必要(搬入動線・車両誘導の調整)。
- 対象外品の混同:ブラウン管テレビなど小型家電区分に入らない大型品は別手続き(4品目等)。
迷う場合は、品名・状態・サイズ(縦×横×高さ)・重量の目安を控えて、持ち込む予定の店舗へ事前確認してください。危険物の混入防止と、残油・残水・電池の適切な処理がスムーズな受付の鍵です。
8.よくある質問(予約・台数制限・支払い方法・ポイント可否 等)
- Q. 予約は必要?
- 小型家電の店頭回収は通常予約不要です。台数が多い・大型区分が混在・4品目を同時に持ち込む場合は、事前連絡するとスムーズです。
- Q. 何台まで持ち込める?
- 店舗の混雑状況や保管スペースにより運用が異なります。複数台・同一品の大量持込みは、事前に台数とサイズを伝えて可否を確認してください。
- Q. 支払い方法は?領収書は出る?
- 店舗の会計方法に準じます(現金・各種決済)。小型家電はレシートが控えになります。必要に応じて宛名入り領収書を依頼してください。
- Q. ポイントは付く?クーポンは使える?
- リサイクル関連料金はポイント付与・クーポン適用の対象外となる場合があります。店舗の運用に従います。
- Q. エディオンで買っていない製品も持ち込める?
- 小型家電は購入店を問いません。4品目は「当社以外購入品」での受付が可能ですが、取扱(収集・運搬)料金が異なる場合があります。
- Q. データ消去は店でやってくれる?
- 原則、店頭では実施しません。スマホ・PC・HDD/SSDなどは、持ち込み前にバックアップ・サインアウト・初期化を済ませてください。
- Q. 壊れていても受け付ける?
- 壊れていても危険がなければ可。電池の膨張・発熱、オイルや液体の漏れ、鋭利部の露出など安全上の問題がある場合は不可です。
- Q. バッテリーや乾電池はどうする?
- 取り外せる電池は外し、端子を絶縁。内蔵リチウムイオン電池は膨張・破損がない範囲で受付可。異常がある場合は事前に店舗へ相談。
- Q. 4品目は当日すぐ終わる?
- 店頭で手続きと精算を行い、所定場所で引き渡します。エアコン取外し、冷蔵庫の霜取り・水抜き、洗濯機の残水抜きなど事前準備が必要です。
- Q. 会社名で処理したい/明細を分けたい
- 会計前に申し出ると対応しやすいです。4品目はリサイクル券の控えを保管してください。
- Q. 一度支払った料金の返金や持ち帰りはできる?
- 手続き完了後の取消しは原則できません。対象・状態・台数を事前に確認してから持ち込んでください。
9.【広島エリア向け】実務メモ
直営表示の確認ポイント/混雑時間帯/搬入動線の注意
- 直営表示の確認:店舗検索で「直営」表記と「小型家電回収」の記載(アイコン等)を必ず確認。フランチャイズ店は小型家電回収を実施しない場合があります。
- 事前電話の聞き方(テンプレ):「本日、小型家電の店頭回収は受け付けていますか?」「サイズ区分と料金は店頭基準通りで良いですか?(三辺合計と重量で判定)」「受付時間は何時までですか?複数台でも大丈夫ですか?」
- 混雑時間帯:土日祝の午後・閉店前は受付が集中しやすい。できれば平日午前に来店するとスムーズ。
- 搬入動線の事前確認:モール内店舗は館内の搬入口→サービスカウンターの導線を要確認。路面店は駐車位置→受付→搬入の順で動線を決め、台車の可否・貸出有無も確認。
- 駐車場の制限:立体駐車場は車高制限(例:2.1m前後)が一般的。軽トラ・ハイルーフ車は入庫可否を事前にチェック。
- 雨天対策:屋外導線は濡れやすい。ビニール袋やラップで防滴、液晶やガラス面は布で保護。床の養生が必要な場合は店舗指示に従う。
- 4品目を同時に持ち込む場合:受付→区分判定→精算→搬入の各ステップで時間がかかる。台数・サイズをメモ化し、先に受付・判定→一旦車へ戻って積み下ろしの段取りにすると早い。
- 大量持ち込み:事業系や同一品の多数は事前連絡。店舗の保管スペースや当日の受入上限に左右されるため、台数・サイズ・状態を事前共有。
- 対象外リスクの最終チェック:膨張電池・残油・液漏れ・鋭利部露出はその場で不可になりやすい。来店前に必ず除去・処置。
10.他サービスとの比較と使い分け
「エディオン店頭回収」は、自分で持ち込める小型家電が多い/即日処理しやすい/費用が読みやすいのが利点です。
一方で、大型・重量物の搬入負担や、4品目(テレビ・エアコン・冷蔵庫/冷凍庫・洗濯機/乾燥機)は法定リサイクル料金+取扱料金が発生します。
以下、他の選択肢との使い分けを整理します。
行政回収・出張回収・買い替え引取のコスト&手間
サービス | コスト目安 | 手間/時間 | 向いているケース | 注意点 |
---|---|---|---|---|
エディオン店頭回収 | 小型家電は区分料金で明瞭。4品目はリサイクル料+取扱料。 | 即日可。自分で搬入・店頭手続き。 | 小型家電が複数/すぐ処理したい/費用を抑えつつ確実に処理。 | 大型・重量物は搬入負担が大きい。対象/直営店の確認が必要。 |
行政(粗大ごみ・小型家電回収BOX) | 自治体料金(数百円〜数千円程度・地域差)。BOXは無料の場合あり。 | 収集日は指定制。BOXは持ち込みのみ。 | 費用最優先/回収日を合わせられる/対象品が行政ルールに合致。 | 対象・サイズ・排出ルールが厳格。大型家電の屋内搬出は不可が一般的。 |
出張回収(不用品回収・買取) | 出張費+品目ごとの回収費。買取で相殺・プラスになる場合あり。 | 搬出〜積み込みまで任せられる。最短即日も。 | 階段搬出・大型多数・時間がない/まとめて一括処理。 | 無許可業者に注意。見積の内訳・追加費用条件を事前確認。 |
買い替え同時引取 | 購入店で引取手配(4品目は法定料+収集運搬)。 | 配達/設置と同日に引取。手間最小。 | 買い替えのタイミングで古い機器を確実に処分したい。 | 買い替え時のみ利用可。日時は工事/配達枠に依存。 |
選び方の目安:小型中心で即日処理→エディオン店頭。費用最優先・対象が合う→行政。大型・数量多い・搬出困難→出張回収。買い替え同時処理→購入店引取。迷う場合は、品目・サイズ(縦×横×高さ)・重量・台数・搬出経路を先に整理し、最もボトルネック(搬出か費用か日程か)を基準に選択します。
11.当日チェックリスト(印刷用短版)
- 品目・台数・サイズ/重量:縦×横×高さの合計と重量の目安をメモ。
- 区分の確認:小型家電か/家電リサイクル法4品目(テレビ・エアコン・冷蔵庫/冷凍庫・洗濯機/乾燥機)か。
- 店舗情報:直営店か、受付時間、回収可否、駐車位置・搬入口を事前確認。
- データ対策:スマホ・HDD等はバックアップ→サインアウト→初期化。SIM/SDは抜き取り。
- 電池・オイル:膨張/破損電池は不可。取り外せる電池は外し端子を絶縁。灯油等は残油ゼロ。
- 付属品まとめ:ACアダプター、リモコン、ケーブルを本体に結束し袋へ。
- 清掃・漏れ対策:食品残渣・水分・インク漏れを除去。外装の泥/油を簡易清掃。
- 梱包・保護:液晶/ガラス面を布で養生。コードは面ファスナー等で束ねる。雨天はビニールで防滴。
- 搬入備品:台車、手袋、養生マット、毛布、テープ/ラップ。
- 支払い準備:現金/決済手段、会社名領収が必要なら会計前に申告。
- 4品目の個別準備:エアコン取外し済/冷蔵庫霜取り・水抜き/洗濯機残水抜き・固定ボルト。
- 店頭での流れ:受付→区分判定→精算→搬入。レシート/リサイクル券控えを保管。
- 不明点:対象外リスク(危険物・液漏れ・電池異常等)は来店前に電話で可否確認。
12.まとめ(迷ったときの判断基準)
エディオンの店頭回収は「小型家電の店頭回収」と「家電リサイクル法の4品目持ち込み」で仕組みが異なります。
まずは自分の品をどちらに当てはめるかを決め、直営店で受け付けているかを確認することが出発点です。
小型家電はサイズ・重量の区分で料金が明確、4品目は法定のリサイクル料金+取扱(収集・運搬)料金という二本立てで、いずれも店頭で手続き→精算→引渡しの流れになります。
判断の手順は簡潔に次のとおりです。①品目判定(小型か4品目か)→②店舗確認(直営表示/受付可否/受付時間)→③サイズ・重量の採寸→④安全対策(データ消去・電池/残油の処理)→⑤当日の動線確認(駐車位置・搬入口)→⑥店頭で区分判定・精算・引渡し。危険物や膨張電池、残油などはその場で不可になりやすいので、迷う場合は来店前に店舗へ状態を伝えて可否を確認しておくと失敗がありません。
使い分けの目安としては、即日で小型中心なら店頭回収、費用最優先なら行政、搬出が難しい・数量が多いなら出張回収、買い替え同時処理なら購入店引取が合理的です。
最終的には「費用」「手間(搬出)」「日程」のうち何を優先するかで選び、必要書類(レシート・リサイクル券控え)は保管しておきましょう。