広島の空き家片付け完全ガイド【2025年版】費用・手順・売却準備まで
目次
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リード文:こんな悩みはありませんか?(相続・放置コスト・売却前の残置物)
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空き家片付けの基本
2-1. 何を指すか/自力と業者の比較
2-2. 広島の住環境(道幅・駐車・エレベーター等)の注意 -
費用相場と内訳(広島版)
3-1. 間取り別目安(1K〜5LDK)
3-2. オプション(庭木・物置・金庫・ピアノ・エアコン等)
3-3. 料金を下げるコツ(買取併用・分別・日程柔軟・相見積り) -
片付けの進め方(初めてでも迷わない)
4-1. 相談→現地見積→作業→精算→引き渡し
4-2. 立会いの可否/鍵の受け渡し/写真報告 -
売却・解体と片付けの関係
5-1. 売却前「残置物ゼロ」チェックリスト
5-2. 相続空き家の3,000万円特別控除(確認書の取得先・要点)
5-3. 解体前にやること(室内外撤去・ライフライン・清掃) -
買取を活用してコスト圧縮
6-1. 対象物の例(貴金属・ブランド・骨董・家具家電)
6-2. 写真査定/同時進行のメリット -
自治体手続き・粗大ごみ&家電リサイクルの併用(広島版)
7-1. 粗大ごみ予約の基本(点数上限・納付券・申込期限・オンライン)
7-2. 家電4品目の扱い(指定引取/小売回収・費用構成の考え方)
7-3. スケジュール最適化(市の回収+業者+買取の組み合わせ) -
トラブル回避ガイド
8-1. 契約書で事前に明記すべき項目(追加費用・キャンセル料・保管品)
8-2. 無許可回収/不当請求/違法投棄のリスクと見分け方 -
ケース別の進め方
9-1. 相続直後/名義変更前後
9-2. 遠方オーナー(鍵・立会い・報告)
9-3. 遺品整理を伴う場合
9-4. ゴミ屋敷・特殊清掃が必要な場合 -
事例紹介(ビフォーアフター・費用内訳・作業時間・買取差引)×3件
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よくある質問(FAQ10)
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まとめ(費用を抑えて早く・安心に進めるポイント)
1. リード文
相続で空き家を放置していませんか。固定資産税や劣化、近隣トラブル、売却前の残置物など“後回しのコスト”は意外に大きい。この記事では、広島市・近郊の空き家片付けを費用相場/進め方/粗大ごみ予約・家電4品目の扱い/買取活用まで、実例を交えて最短ルートで整理します。
2. 空き家片付けの基本
2-1. 何を指すか/自力と業者の使い分け
空き家片付けとは、室内外の残置物を分類→搬出→運搬→適正処理(再利用・買取・リサイクル・廃棄)する一連の作業です。目的(売却・賃貸・解体・保管)により「どこまでやるか」のゴールを最初に決めます。
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対象範囲の例:家具家電・衣類・書籍・食器・布団・工具・ベランダ/物置内の物・庭回り(鉢・ブロック等)
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要配慮品:仏壇・位牌(供養)/金庫・ピアノ・大型家電/危険物(塗料・ガス缶・薬品 等)
自力に向くケース
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量が少ない(軽トラ1台程度)/体力・人手・時間が確保できる
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駐車が容易・搬出経路が短い
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自治体回収や売却・寄付を自分で段取りできる
業者に任せた方が良いケース
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物量が多い/大型家具家電が多い/階段搬出・長距離搬出が必要
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期限が決まっている(引渡し・解体・相続手続き)
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仕分けが複雑(書類・貴重品探索、供養品対応、危険物混在)
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遠方オーナーで立会いが難しい
併用のコツ
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価値ある物は事前に買取査定→費用圧縮
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自治体の回収で出せる物は先に出し、残りを一括撤去
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見積時に追加費用の条件/作業範囲/支払方法/写真報告を明文化(後章で詳述)
2-2. 広島の住環境(道幅・駐車・エレベーター等)の注意
広島は坂・狭道・マンション規約など“搬出条件”で所要時間が大きく変わります。事前に次を確認すると段取りがスムーズです。
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前面道路と駐車:2t車の横付け可否/コインPからの台車動線/時間帯規制の有無
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高低差・坂:段差・勾配・長いアプローチの有無(養生や安全確保が必要)
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共同住宅のルール:エレベーター養生・使用時間・予約の要否/管理会社への届出
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一戸建て特有:玄関幅・階段の曲がり・ベランダ経路/庭からの搬出可否
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近隣配慮:共用部の掲示・作業前後の簡易清掃・騒音/埃対策
見積り前のミニチェックリスト
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各部屋を引きで撮った写真(全体量が分かる角度)
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玄関〜駐車位置までの動線(階段・段差・狭所を含む)
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エレベーター・階段幅、共有部の養生が必要そうな箇所
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ベランダ/物置/庭回りの有無と中身
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鍵の受け渡し方法(立会い可否・無人対応時の手順)
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希望時期(繁忙期は早め調整)、自治体回収や家電リサイクルの予約日との整合
3. 費用相場と内訳(広島版)
料金は「物量 × 搬出難度 × 処分単価」で決まります。ここでは“初期見積の考え方”と“広島でよく出るレンジ”を整理します(オプション・家電リサイクル品は別途)。
3-1. 間取り別の目安レンジ(オプション除く)
| 間取り | 物量の目安 | 車両目安 | 人員・時間の目安 | 概算費用レンジ |
|---|---|---|---|---|
| 1K / 1DK | 片付け前の生活量が少なめ | 軽〜2t×1 | 2〜3名×3–5h | ¥30,000〜¥80,000 |
| 1LDK | 家具家電あり | 2t×1 | 3名×4–6h | ¥60,000〜¥120,000 |
| 2LDK | ご家族住まい相当 | 2t×1〜2 | 3〜4名×5–7h | ¥100,000〜¥200,000 |
| 3LDK | ファミリー・物置あり | 2t×2〜3 | 4〜5名×6–8h | ¥150,000〜¥300,000 |
| 4LDK以上 | 物量多・庭回り含む | 2t×3〜 | 5名〜/1日〜 | ¥200,000〜¥450,000+ |
加算要因(目安)
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エレベーター無し3階以上/長距離搬出(玄関〜車両30m超)/坂・狭道で台車不可:+10〜30%
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養生が広範囲・管理規約対応が必要:+5〜15%
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深夜・早朝など時間指定の厳格さ:+5〜10%
※上記は“室内の一般残置物”を一括撤去する想定です。家電4品目(エアコン・テレビ・冷蔵庫/冷凍庫・洗濯機/乾燥機)、ピアノ・金庫、危険物、庭木・物置などは別途。駐車場代や高速代が必要な場合も加算されます。
3-2. 代表的なオプションと費用に影響する条件
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家電4品目(エアコン/テレビ/冷蔵庫・冷凍庫/洗濯機・乾燥機)
→ 家電リサイクル法の対象。メーカー・サイズでリサイクル料金が変動し、収集運搬費は別。 -
大型・重量物:金庫・ピアノ・大型仏壇・大型タンス等
→ 階段搬出の有無、クレーンの要否、養生範囲で大きく変動。 -
屋外回り:物置解体・中身撤去/庭木・ブロック・植木鉢・残土
→ 解体可否、基礎の有無、分別の度合いで変動。 -
専門対応:位牌・仏壇の供養、機密書類の溶解処理、危険物(塗料・薬品・スプレー缶大量)
→ 供養方法・処理ルートの指定や量で変動。
これらは現地確認必須です。写真だけでは判断しづらい“重量・搬出動線・規約対応”が価格を左右します。
3-3. 料金を下げるコツ(実務)
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買取を併用
貴金属・ブランド品・骨董・良質家具家電は先に査定。撤去費用から差し引きできると、総額を圧縮できます。 -
分別・動線の事前整備
通路の確保、可燃/不燃/資源の“ざっくり分別”、ベランダ・物置の中身を見える化。仕分け時間短縮 = 人件費圧縮につながります。 -
自治体回収・家電リサイクルの賢い併用
市の粗大ごみ予約や家電リサイクルを先に押さえておくと、業者側の処分負担が減り見積りが下がる場合あり(詳細は章7)。 -
日程に柔軟性を持たせる
平日・午前開始・複数候補を提示すると配車効率が上がり、好条件を引き出しやすいです。 -
相見積もりは“同条件”で
提出資料(部屋全景写真、玄関〜駐車位置の動線、エレベーターの有無、希望時期、家電4品目の台数)を同一に。条件が揃うほど比較が正確になり、不透明な上振れを防げます。 -
追加費用の条件を事前に文書化
“袋詰めが必要な物量増”“想定外の長距離搬出”“当日追加のオプション”など、追加発生のトリガーを見積書に明記しておくと安心。
4. 片付けの進め方(初めてでも迷わない)
4-1. 相談 → 現地見積 → 事前準備 → 作業当日 → 確認・精算 → 引き渡し
① 相談(電話・メール・フォーム)
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伝えるとスムーズ:住所(階数・エレベーター有無)/間取りと残量感(部屋ごとの全景写真が最強)/希望時期/駐車可否/買取してほしい物の有無。
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目的の共有:売却・賃貸・解体・保管のどれか。ゴールが決まると無駄が減ります。
② 現地見積(またはオンライン見積)
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確認ポイント:搬出動線(玄関→車両)/共有部の養生範囲/管理規約の制約/家電4品目・金庫・仏壇などの有無。
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見積書に必ず明記:作業範囲・車両/人数・所要時間目安・処分/リサイクル費の扱い・追加費用の発生条件・キャンセル規定・支払い方法。
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買取同時査定がある場合は、買取額の控除方法(差し引き/別精算)を明確に。
③ 作業日前の準備(依頼者側)
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貴重品・重要書類・思い出品の取り分け(見落とし防止)。
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駐車スペースの確保/管理会社への事前届出(必要な場合)。
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エレベーター・台車経路の事前予約や時間帯制限の確認。
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自治体回収や家電リサイクルを併用する場合は、回収日と作業日の整合を取る。
④ 作業当日
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開始前:養生→動線確認→分別方針の打合せ(残す/捨てる/買取)。
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作業中:室内仕分け→搬出→積込→簡易清掃(掃き・拭き)→室内/共用部の最終整え。
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途中判断が必要な品はその都度確認(オンライン立会い可)。
⑤ 確認・精算
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室内・ベランダ・物置・庭回りまで空(から)確認。
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見積との差異が出た場合は、理由と内訳の説明を受けてから精算。
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領収書の宛名・但し書き(残置物撤去費/買取控除あり等)を整理。
⑥ 引き渡し
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売却・賃貸・解体の次工程へ。必要に応じて写真台帳(Before/After、各室、ベランダ、物置、共有部養生)を保管しておくと後の説明が楽です。
4-2. 立会いの可否/鍵の受け渡し/写真報告
立会いあり
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当日の意思決定が早く、残す/捨てるの判断ミスが減少。
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追加作業の合意・買取の即時対応がしやすい。
立会いなし(遠方・多忙時)
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事前に委任内容・連絡手段・確認タイミング(着手前・中間・完了)を取り決め。
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鍵の受け渡しは「書留郵送/キーボックス/管理会社経由」など、履歴が残る方法を。
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本人確認書類・委任状が必要になる場合あり(管理会社や施錠方法による)。
写真・動画での報告
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着手前:各室の全景、ベランダ・物置、搬出動線。
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途中:想定外の大物・危険物・保管希望品の発見時。
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完了:各室の引き渡し状態、ベランダ・物置、共用部の養生撤去後。
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プライバシー配慮:個人情報が写る郵便物や写真はモザイク処理や破砕前提で扱いルールを共有。
5. 売却・解体と片付けの関係
5-1. 売却前「残置物ゼロ」チェックリスト
売買契約の前提条件を仲介会社とすり合わせたうえで、“空の状態”で引き渡せる準備を進めます。
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室内:各室・押入れ・天袋・床下収納・納戸・照明・カーテンレールの残し/外しの扱い確認
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キッチン/水回り:冷蔵庫・洗濯機など家電4品目は粗大ごみ不可(後章7で詳述)
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屋外:ベランダ・物置・庭石/鉢/ブロック・簡易物置の解体有無
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書類:取扱説明書・保証書・境界・設備の申告事項(不具合は現況告知)
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鍵関連:スペア・郵便受け・物置・窓鍵の回収
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写真台帳:Before/Afterを室ごとに保存(引渡し説明がスムーズ)
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例外対応:買主が希望する残置がある場合は契約書に明記して誤解防止
ポイント:売却スケジュールに合わせて自治体回収/家電リサイクル/業者撤去/買取を逆算で並べると、やり直しが減りコストも最適化できます。広島市の相談窓口(不動産団体ほか)も活用可能です。
5-2. 相続空き家の「3,000万円特別控除」要点(広島での実務)
相続した空き家(旧耐震など要件あり)を相続開始から3年を経過する日の属する年の12月31日までに売却すると、譲渡所得から最大3,000万円を控除できる特例。令和6年1月1日以後の譲渡では、相続人が3人以上のとき上限2,000万円。適用期間は令和9年(2027年)12月31日まで。詳細は国税庁タックスアンサーNo.3306を必ず確認。
主な適用条件(抜粋)
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対象家屋:昭和56年5月31日以前建築・区分所有でない・相続直前に被相続人が居住(※老人ホーム入所等の例外あり)
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相続後に居住・賃貸・事業利用していないこと、売却価格1億円以下 等
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令和6年1月1日以後の譲渡は、譲渡後〜翌年2/15までに耐震改修または取壊しでも可(一定要件)
手続の実務(広島)
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確定申告時に、市区町村が交付する**「被相続人居住用家屋等確認書」**を添付。広島市は専用ページで案内あり。
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広島県も市町窓口一覧を公開。所在自治体で申請します。
重要:要件は更新されることがあります。最終判断は所轄税務署で確認してください(本節は概要です)。
5-3. 解体前にやること(室内外撤去・ライフライン・清掃)
片付け→計測→引込撤去→解体の順で、事故と手戻りのない段取りを。
A. 室内外の撤去
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室内残置、物置・庭回り(ブロック・植木鉢・残土)を解体前に空に。
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家電4品目は家電リサイクル(販売店回収 or 指定引取場所へ持込)。広島市は中区光南・西区観音新町に指定引取場所あり。受付時間は家電リサイクル券センターで要確認。
B. ライフラインの停止・撤去(目安時期:解体の2〜3週間前から)
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電気:電気メーターと引込線の撤去を申込み(解体日の2週間前までに連絡が目安)。契約停止は小売電気事業者へ。
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ガス:メーター/配管の安全確認と撤去を事前依頼(広島ガスの案内参照)。
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水道:使用中止の手続き、必要に応じ撤去工事は水道局指定工事業者で。
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通信・他:固定電話/ネット/ケーブルTV/太陽光等は契約先へ停止。電線近接作業は防護管などの安全措置が必要になる場合あり(電力会社指示に従う)。
C. 解体直前チェック
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近隣掲示・作業時間帯の共有、養生計画の確認
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井戸・浄化槽・土間基礎・庭木等の撤去範囲を図示
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写真台帳:解体前全景・周辺工作物・引込位置(電気/ガス/水)を保存
コツ:片付け・リサイクル・撤去・解体を一つの工程表にまとめ、予約や申請のリードタイム(市の粗大ごみ期限・家電リサイクル受付・メーター撤去の連絡期限など)を前倒しで確保すると、日程が崩れません。広島市の粗大ごみ予約期限も合わせて確認を。
6. 買取を活用してコスト圧縮
6-1. 「片付け」と「買取」を同時進行するメリット
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総額が下がる:買取額を撤去費用から差し引きできる
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工程が一度で済む:搬出・仕分け・査定を同日にでき、鍵の受け渡し回数も最小化
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判断ミスが減る:現場で「残す/売る/捨てる」を即決できる(遠方ならオンライン立会いで可)
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思い出品の活かし方:売らない選択肢(保管・寄贈)もその場で相談できる
6-2. 買取対象の代表例(見落としやすい“価値のサイン”)
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貴金属・宝飾:K18/Pt900 等の刻印、片方だけのピアスや切れたネックレスもOK
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ブランド品:バッグ・財布・時計・ジュエリー(付属品:箱・ギャラ・保証書が加点)
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骨董・美術・古道具:茶道具・掛軸・古伊万里・刀装具・軍装品・古銭・記念金貨
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楽器・オーディオ:ギター・管楽器・ターンテーブル・真空管アンプ
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カメラ・レンズ:古いフィルム機・レンジファインダーも対象
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家具・家電:デザイナーズ家具、状態の良い家電(年式・型番が鍵)
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ホビー:鉄道模型・プラモデル・ゲーム機・レトロPC
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その他:万年筆・喫煙具・工具・計測器・業務機器 等
注意:象牙やワシントン条約対象等は売買に許可・証明が必要な場合あり。真贋不明品はその旨を共有。
6-3. 写真査定の撮り方テンプレ(スマホでOK)
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全体像(置き撮り・ピント優先)
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ロゴ/刻印/規格(例:K18・Pt刻印、ブランド刻印)
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付属品(箱・保証書・説明書・ケーブル)
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ダメージ部(角スレ・割れ・サビ)
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型番/シリアル(必要なら番号はマスキングで可)
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サイズ感が分かる定規併置(指輪・小物類)
部屋ごとに**“売る候補トレー”を作ってまとめ撮り→個別アップが最短。アルバム・証書・権利関係は売らない箱**に分けておく。
6-4. 進め方と実務上の注意
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本人確認:古物営業法により身分証の確認が必要(遠方・無人対応時は事前提出)
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伝票を分ける:撤去費用と買取金額は別伝票に。差し引き清算でも明細を分けると後で説明しやすい
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相続品の合意:複数相続人がいる場合は、売却合意と配分を事前共有
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仏壇・位牌:買取対象外。供養・引取りの流れを別建てで決める
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貴金属の計量:最終は現地で重量・品位を計測(目測の金額は仮)
6-5. 差し引きシミュレーション(数字は一例)
ケースA:2LDK(エレベーター有)
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撤去見積:¥160,000(車両2t×1/人員3名/約6h)
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買取:K18リング・ブランドバッグ・オーディオ等 ¥68,000
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差引支払:¥92,000(-42%)
ケースB:3LDK(階段3階)
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撤去見積:¥240,000(加算要因:階段・長距離搬出)
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買取:カメラ・レンズ・ギター・記念金貨 ¥110,000
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差引支払:¥130,000(-46%)
ポイント:価値品の“先出し”(写真査定→当日現物確認)にすると、当日の段取りが早く、搬出の手戻りが減ります。
6-6. 「売らない」方が良いもの(残す・保管の推奨)
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重要書類:権利証・登記・相続関連・年金手帳・通帳・印鑑
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写真・アルバム・データ類(バックアップ推奨)
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保証書・取り扱い説明書(売却引渡しや故障対応に有用)
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鍵類:スペア・ポスト・物置・車庫・窓鍵
7. 自治体手続き・粗大ごみ&家電リサイクルの併用(広島版)
7-1. 粗大ごみ予約の基本(広島市の概要)
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申込期限:
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電話…収集日の3日前まで
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ネット/FAX…収集日の5日前まで
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申込点数・上限:1回10点までかつ手数料合計3,000円以内(納付券は250円/1,000円の2種類)。
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支払い:納付券(コンビニ等で購入)。一部キャッシュレス可。
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出し方:氏名・受付番号を記入した納付券を品目ごとに貼付し、指定日朝までに所定場所へ。
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対象外の代表例:家電4品目(後述)、ピアノ、バッテリー、土・ブロック・建設廃材、消火器、タイヤ など。
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よくあるミス
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予約点数超過/サイズ超過で当日不可 → 事前に品目と数量を整理
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受付番号未記入・納付券不足 → 追加費用や持ち戻りの原因に
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集合住宅の共用部に無断仮置き → 管理規約違反や苦情に
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室内一括撤去と併用する場合は、先に自治体で出せる物を予約→当日まで屋内保管し、残りを業者が一括撤去する段取りにするとトラック台数を減らしやすいです。
7-2. 家電4品目の扱い(粗大ごみ不可)
対象:エアコン/テレビ/冷蔵庫・冷凍庫/洗濯機・乾燥機
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処理ルート:
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販売店の引取り(買替・回収依頼)
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指定引取場所へ持込(リサイクル券を事前購入)
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費用の内訳:
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リサイクル料金(メーカー・サイズで定額)
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収集運搬費(販売店や運搬事業者の設定)
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実務の流れ(持込例):
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メーカー・型式を控える → リサイクル券購入
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家電を車両に積載 → 指定引取場所へ搬入
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受付で券を添付・確認 → 搬入完了票を保管
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ワンポイント:
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引越しや売却の1〜2週間前には予約を確定
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階段搬出やドレン抜き(エアコン)など付帯作業は別料金になりやすい
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室内一括撤去の業者に家電4品目だけ別見積で依頼する方法も有効
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7-3. スケジュール最適化(市の回収+業者+買取の“合わせ技”)
基本発想:
「市の回収で減らす」→「買取で差し引く」→「残りを一括撤去」の順で、トラック台数と処分量を縮める。
3つの代表パターン
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市回収先行型(時間に余裕あり・コスト最優先)
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週0:写真送付→概算相談
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週1:粗大ごみ予約(点数・納付券確保)
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週2:家電リサイクル(持込 or 引取り)
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週3:買取/一括撤去→簡易清掃→引渡し準備
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並行進行型(売却日が迫る・最短優先)
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週0:現地見積(買取同時査定)
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週1:家電リサイクル引取りと撤去を同週で調整
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週1末:不足分のみ市回収に追加予約
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業者一括型(遠方・立会い困難)
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週0:鍵受領/オンライン打合せ
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週1:業者が家電4品目・粗大ごみ相当も含めて一括(市回収は使わない)
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週1末:写真台帳で完了報告
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段取りチェックリスト
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✅ 自治体で出せる物を先に仕分け(点数10点・3,000円上限を意識)
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✅ 家電4品目はリードタイム確保(券の準備・運搬段取り)
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✅ 業者見積には追加条件・キャンセル規定・支払い方法を明記
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✅ 集合住宅は管理会社への届出/エレベーター養生を事前承認
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✅ 遠方対応は鍵の受け渡し方法・写真報告の回数まで取り決め
8. トラブル回避ガイド
8-1. 契約書で事前に明記すべき項目(チェックリスト)
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作業範囲の定義:仕分け/袋詰め/養生/搬出/運搬/処分/簡易清掃の有無
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物量と基準:部屋ごとの残量感、立米や袋数・台数、重量物(金庫・ピアノ 等)の扱い
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搬出条件:階段搬出・長距離(例:玄関〜車両30m超)・エレベーター養生の有無と加算条件
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追加費用のトリガー:未申告の物置・庭石/危険物/当日の作業追加が発生した場合の手順(再見積→同意→再開)
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家電4品目:別途処理か/業者一括か/費用の内訳
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買取の扱い:査定方法、差引清算の可否、不成立時の返却方法
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日程と所要時間:開始・終了予定、時間帯指定の扱い
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支払い条件:支払方法(現金/振込 等)と精算タイミング、領収書の但し書き
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キャンセル規定:〇日前まで無料、前日・当日の料率
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損害・破損時の対応:保険加入の有無、補修・弁済の基準
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写真・個人情報:撮影範囲、マスキング方針、保存期間
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立会いなし対応:鍵の受渡方法、合意取得(電話/チャット)の手順
短文テンプレ(必要箇所に追記して使えます)
「当日、未申告の品目・物量増・搬出条件の変更等が判明した場合は作業を一時中断し、追加見積書を提示のうえ書面またはチャットで承諾後に再開します。」
当日・完了時の確認ポイント
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室内・ベランダ・物置・庭回りまで残置物ゼロを双方確認
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共用部の養生撤去・清掃の実施
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追加費用が出た場合の理由と内訳の説明
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領収書(撤去費/買取控除の別明細)と写真台帳の受領
8-2. 無許可回収・不当請求・違法投棄のサイン
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事前見積を出さず当日口頭で大幅増額を迫る
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会社名・所在地・連絡先・担当者名を示さない(車両表示も曖昧)
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内訳のない一式価格のみ、現金のみを強く要求
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「無料回収」を強調し、後から高額請求/積込み後に価格変更
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契約書や作業指示書・引取明細を交付しない
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処分ルート・提携先の説明ができない、写真記録を拒む
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SNS・口コミでの苦情が多い、相見積や家族相談を急かす言動
自衛のコツ
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価格だけでなく条件を揃えた相見積(部屋全景写真、動線、家電4品目台数)
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契約前に会社情報・保険加入の有無を確認
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遠方・立会いなしの場合は、着手前/途中/完了の写真報告を契約に明記
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不明点はその場で合意せず一旦保留し、書面提示を求める
9. ケース別の進め方
9-1. 相続直後/名義変更前後
最優先は「鍵・権利・期限」の整理。片付けは“手続きと並走”が基本です。
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鍵と立入権限:相続人間で鍵の所在・複製状況を共有。無断交換や単独処分はトラブルの元。
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書類の一次探索:権利証・登記関係・固定資産税通知・保険・通帳・印鑑・遺言書の保全箱を先に確保。
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保管対象の明確化:写真/アルバム・位牌仏壇・思い出品は“残す箱”。価値品は査定に回し費用圧縮。
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スケジュール設計:
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現地見積(買取同時) → 2) 自治体回収・家電リサイクル予約 → 3) 一括撤去 → 4) ハウスクリーニング → 5) 引渡し。
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相続人が複数:残す/捨てる/売るの判断基準を文書化。当日判断はグループチャットで合意取得。
9-2. 遠方オーナー(立会い困難)
オンライン完結を前提に、確認ポイントと証跡を増やして安心度を上げます。
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鍵の受け渡し:書留郵送/キーボックス/管理会社経由など履歴が残る方法で。
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指示の出し方:
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事前に「残す・売る・捨てる」の基準表と優先順位を共有。
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当日は「開始前・中間・完了」の写真/動画報告を約束。
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報告セット:各室のビフォー→途中→アフター、ベランダ・物置、共用部養生撤去後、撤去明細と領収書。
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トラブル予防:追加費用のトリガー条件と連絡手順(電話/チャットで承認)を契約書へ。
9-3. 遺品整理を伴う場合
感情面と実務のバランスを取りながら、探索→仕分け→供養/買取→撤去の順で。
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探索リスト:権利証・通帳・印鑑・年金/保険・有価証券・写真データ・デバイス。見落としやすい本の間・押入れ天袋・衣装ケース底を優先チェック。
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仕分けの工夫:「残す(遺族保管)/保留(要相談)/買取/廃棄」の4色シール方式が早い。
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供養品:位牌・仏壇・人形・遺影は供養の流れを別建てで決定(引取り→合同/個別→証明)。
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写真・データ:アルバムは撮影・スキャンで共有可能に。デバイスは初期化前にデータ回収。
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費用圧縮:貴金属・時計・骨董・コレクションの査定を先出しし、撤去費から差引。
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当日の判断:保留ボックスは最後に家族合議。迷いを現場で解消しない設計が時短。
9-4. ゴミ屋敷・特殊清掃が必要な場合
安全と衛生を最優先に、調査→安全対策→撤去→消臭/除菌の工程で。
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事前調査:床の見え方、通路幅、害虫・カビ・腐敗の有無、水回りと電源の使用可否を確認。
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安全対策:PPE(手袋・マスク・ゴーグル)・養生・換気。注射器/刃物/薬品が混在する可能性は別途申告。
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分別方針:可燃/不燃/資源+危険物(スプレー缶・電池・薬品)を現場で即分離。
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撤去の段取り:袋詰め→通路確保→大物搬出→細物回収の順で二度手間を防止。
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特殊清掃:体液や腐敗がある場合は専門工程(除去→ATP測定→オゾン/薬剤)。床・壁・下地の状況で原状回復範囲が変動。
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近隣配慮:共用部の臭気対策・時間帯調整・掲示。苦情予防のため作業中掲示を準備。
10. 事例紹介(ビフォーアフター・費用内訳・作業時間・買取差引)×3件
※金額は一例です。物量・動線・階層・規約・付帯作業で増減します。
10-1. マンション2LDK(広島市中区)— エレベーター有・長距離搬出
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依頼背景:売却前。残置物を一掃して「残置ゼロ」引き渡しにしたい。
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条件:2LDK/エレベーター有/玄関→車両まで約20m/管理会社への事前届出必要。
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作業:室内仕分け→搬出→積込→共用部養生撤去→簡易清掃。
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車両・人員・時間:2tトラック×1台/3名/約5.5時間。
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撤去費:¥150,000(基本一式)。
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オプション:なし。
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買取(当日同時査定):K18リング・ブランドバッグ・オーディオ機器など ¥52,000。
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差引支払:¥98,000。
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ポイント:
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管理規約に基づきエレベーター養生時間を予約、共用部トラブルを回避。
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事前に「残す/売る/捨てる」の基準表を共有し、当日の判断を高速化。
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10-2. 戸建て3LDK(広島市安佐南区)— 階段2階・屋根裏あり・横付け不可
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依頼背景:相続後の片付け。遠方のため最短で終えたい。
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条件:3LDK/屋根裏収納あり/前面道路狭く横付け不可(約35m台車搬送)。
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作業:屋根裏→2階→1階→屋外の順で仕分け・搬出、通路養生。
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車両・人員・時間:2tトラック×2台/4名/約7時間。
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撤去費:¥260,000。
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オプション:物置解体 ¥25,000/小型金庫(重量物扱い) ¥18,000/家電4品目の別処理(券+運搬)¥12,000。
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小計:¥315,000。
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買取(事前写真→当日確定):一眼レフ・レンズ・ギター・古い万年筆など ¥110,000。
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差引支払:¥205,000。
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ポイント:
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家電4品目は先に段取り(券準備→運搬)し、当日のトラック積載を効率化。
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横付け不可のため、通路確保と台車動線を前日に下見して時短。
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10-3. 空き家4LDK+庭・物置(広島市佐伯区)— 庭木・ブロック撤去を含む
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依頼背景:解体前。残置ゼロ+屋外回りの撤去まで完了したい。
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条件:4LDK/庭に植木鉢・ブロック多数/物置は基礎付き。駐車は敷地内可。
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作業:室内一掃→物置内→庭木・鉢・ブロック→物置解体→簡易清掃。
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車両・人員・時間:2tトラック×3台/5名/1.5日。
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撤去費(室内中心):¥420,000。
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オプション:
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庭木・剪定枝・鉢土の搬出 ¥55,000
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ブロック・ガラ撤去 ¥28,000
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物置解体・積込 ¥35,000
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小計:¥538,000。
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買取:茶道具一式・腕時計・K18帯留など ¥68,000。
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差引支払:¥470,000。
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ポイント:
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解体業者の工程に合わせ、引込撤去(電気・ガス・水)予定日と作業日程を一本化。
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庭土・ブロックは重量と運搬経路でコストが振れるため、事前サンプル量測で見積精度を上げた。
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11. よくある質問(FAQ10)
Q1. 最短いつ来られますか?
A. 日程に空きがあれば最短翌日〜。物量と搬出条件次第で増員・増車します。売却日や立会い予定がある場合は、その日時から逆算して工程を組みます。
Q2. 立会いできません。鍵の受け渡しは?
A. 書留郵送/キーボックス/管理会社経由など履歴の残る方法で受け渡し可能。開始前・途中・完了の写真(動画)報告で状態を確認いただけます。
Q3. 見積後に追加請求は出ますか?
A. 原則事前見積の範囲内で進めます。未申告の物置・重量物・危険物・長距離搬出など、条件変化があった場合は一旦中断→再見積→合意後再開の手順を徹底します。
Q4. 支払い方法は?買取額の相殺はできますか?
A. 現金またはお振込。買取額の差し引き精算も可能です(撤去費と買取を別明細にします)。
Q5. 家電4品目(エアコン・テレビ・冷蔵庫/冷凍庫・洗濯機/乾燥機)はどうなりますか?
A. 粗大ごみ対象外のため、家電リサイクルで処理します。販売店引取りまたは指定取引ルートで、リサイクル料金+収集運搬費が必要です。段取りはこちらで一括手配も可。
Q6. 仏壇・位牌・人形などの供養は?
A. 片付けとは別に供養の手配が可能です(引取り→合同/個別→証明書の発行まで)。作法や日程のご希望があれば事前にお伝えください。
Q7. 危険物や医療廃棄物、塗料・薬品は対応できますか?
A. 種類・量により専門ルートでの手配が必要です。現地確認のうえ、適正処理の方法をご提案します。スプレー缶・バッテリー等は分けて保管してください。
Q8. マンションでの作業は管理規約的に問題ありませんか?
A. エレベーター養生・使用時間・掲示など、管理会社のルールに沿って実施します。事前届出が必要な場合は手続きのサポートをします。
Q9. ゴミ屋敷や特殊清掃も可能?
A. 可能です。安全対策(PPE)・分別工程・消臭/除菌の範囲を別途見積します。床・壁の下地状況により原状回復の範囲が変わるため、現地で最適プランを提示します。
Q10. 写真撮影や個人情報の取り扱いが不安です。
A. 報告用の撮影は必要最小限。個人情報はマスキングや破砕前提で取り扱い、写真台帳やデータは一定期間後に破棄する運用も選べます。
12. 無料見積の流れと準備物
12-1. 見積の流れ(標準)
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情報整理
間取り・物量感・搬出条件(階段/EV/横付け可否)・希望時期・買取希望の有無をメモ。 -
写真共有(推奨)
各室の全景(1室2〜3枚)、玄関→車両までの動線、ベランダ・物置・庭回り。 -
概算提示
写真と条件に基づく概算。家電4品目や重量物・屋外回りなど別料金項目も明示。 -
現地見積(またはオンライン見積)
搬出動線・養生範囲・管理規約・追加リスクを確認し正式見積に確定。 -
日程確定・事前準備
鍵の受け渡し方法、自治体回収や家電リサイクルの予約日、管理会社への届出などを調整。 -
作業当日→完了確認・精算
残置ゼロを室内外で確認。買取がある場合は別明細で差し引き精算。
12-2. 写真・情報の“これだけ送ればOK”チェックリスト
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間取り(例:3LDK+物置)/階数/エレベーター有無
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各室の全景(入口から/対角から)+押入・納戸の内部
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玄関→車両までの動線(階段・段差・狭所・距離感)
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ベランダ・物置・庭回り(鉢・ブロック・残土などの有無)
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家電4品目の台数(エアコンは室外機の設置場所も)
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重量物(金庫・ピアノ・大型仏壇など)の有無
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管理規約での作業時間帯・養生・届出の要否
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希望時期(第1〜第3候補)/立会い可否/鍵の受渡し方法
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買取希望品の候補(刻印・ロゴ・型番がわかる写真)
画像内の個人情報(郵便物・氏名等)は、可能ならマスキングしてください。
12-3. 「見積がブレない」ためのコツ
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相見積は同一条件で依頼(同じ写真・同じ情報セットを共有)
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追加費用の発生条件(物量増・長距離搬出・未申告の重量物など)を見積書に記載
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自治体回収・家電リサイクル・買取の役割分担を最初に決める
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複数相続人の場合は、残す/売る/捨てるの判断基準を文書化して共有
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遠方対応は「開始前・中間・完了の写真報告」を契約に明記
12. まとめ(費用を抑えて早く・安心に進めるポイント)
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最初にゴールを決める:売却/賃貸/解体/保管のどれかを明確化。範囲・工程・費用のブレが減ります。
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写真で見積精度UP:各室の全景+動線(玄関→車両)+ベランダ/物置。家電4品目・重量物の有無も一枚で分かるように。
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費用圧縮の三本柱:①自治体回収で出せる物は先に予約 ②家電4品目は家電リサイクルで処理 ③価値品は買取で差し引き。
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スケジュールは逆算:引渡し日や解体日から逆算して、回収予約→撤去→清掃を一本の工程表に。
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契約の要点は“書面で”:作業範囲/追加費用の条件/キャンセル規定/支払い方法/写真報告のタイミングを事前に明記。
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搬出条件の事前確認:横付け可否、階段・エレベーターの養生、管理会社への届出。時間帯ルールも忘れずに。
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遠方・立会い不可でも安心設計:鍵の受け渡しは履歴が残る方法で。開始前・中間・完了の写真(動画)報告を約束しておく。
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トラブルの芽を摘む:口頭のみの一式価格・当日急な増額・会社情報不明は避ける。相見積は“同条件の資料”で。
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迷う物は“保留箱”:残す/売る/捨てるの基準表を作って、最後にまとめて合議。現場で迷わない仕組み化。
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完了時のチェック:室内外の残置ゼロ、共用部清掃、写真台帳、領収書(撤去費と買取は別明細)まで確認。
ミニチェックリスト(コピペ用)
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目的(売却/賃貸/解体/保管)
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写真一式(各室全景・動線・屋外)
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家電4品目・重量物・物置の有無
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自治体回収・家電リサイクルの予約日
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買取候補(刻印/ロゴ/型番の写真)
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契約書の要点(範囲・追加条件・キャンセル・支払い)
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管理会社への届出/養生計画
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立会い可否・鍵の受け渡し方法・写真報告の回数
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工程表(逆算スケジュール)
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完了時チェック(残置ゼロ・写真台帳・別明細領収書)