目次
1.なぜ電池・バッテリーの捨て方が問題になるのか
1-1.リチウムイオン電池やモバイルバッテリーによるごみ火災の増加
1-2.「燃えるごみ/燃えないごみ」に混ぜてはいけない理由
2.家の中にある電池・バッテリーの種類を整理する
2-1.使い切りの乾電池(単1〜単4・9Vなどの一次電池)
2-2.ボタン電池・コイン電池(時計・鍵・体温計など)
2-3.小型充電式電池(Ni-MH・Ni-Cd・リチウムイオン等)
2-4.モバイルバッテリーやカメラ電池など「電池単体」で扱えるもの
2-5.スマホ・タブレット・コードレス掃除機など「内蔵バッテリー付き機器」
2-6.自動車・バイク・電動アシスト自転車などの大型バッテリー
3.広島市での基本ルール|「有害ごみ」として出すもの・市では収集しないもの
3-1.乾電池・ボタン電池・小型二次電池(モバイルバッテリー等)は「有害ごみ」
3-2.電気製品に付いている電池は必ず取り外す、電池だけ「有害ごみ」へ
3-3.バッテリー(蓄電池)や車・バイク・電動アシスト自転車用バッテリーは市では収集しない
3-4.有害ごみの収集日・出し方の基本(袋の書き方・資源ごみとの分け方)
4.種類別:広島市での処分方法の目安
4-1.乾電池(単1〜単4・9Vなど)を出すときのポイント
4-2.ボタン電池・コイン電池(小さな電池)をなくさずに出すコツ
4-3.小型充電式電池(Ni-MH・Ni-Cd・リチウムイオン)の捨て方と「リサイクルマーク」の見分け方
4-4.モバイルバッテリー・カメラ用バッテリーなどリチウムイオン電池の安全な処分
4-5.スマホ・タブレット・ノートPC・コードレス掃除機など内蔵バッテリー付き機器の扱い
4-6.自動車・バイク・電動アシスト自転車のバッテリーはどこに持ち込むべきか
5.処分前に必ずやっておきたい「絶縁」と準備
5-1.端子にテープを貼ってショートを防ぐ(絶縁のやり方)
5-2.電池の種類ごとに小袋に分けて「有害」と書いて出す
5-3.スマホ・PC等、データ入り機器はデータ消去も忘れずに
5-4.膨張・発熱・変形している電池を見つけたときの対応
6.どこに持っていく?広島市で利用できる主な回収ルート
6-1.自宅前の「有害ごみ」収集に出す場合の注意点
6-2.家電量販店・ホームセンターなどの店頭回収・リサイクル協力店を使う場合
6-3.小型家電回収ボックスと電池類の関係(電池は取り外して「有害ごみ」へ)
6-4.大量の電池・家電がある場合に不用品回収業者へまとめて相談するケース
7.まとめ|電池・バッテリーの捨て方を押さえて、火災リスクと手間を減らす
1.なぜ電池・バッテリーの捨て方が問題になるのか
ここ数年、ニュースや自治体のお知らせでも
モバイルバッテリーや充電池が原因とみられるごみ火災
リチウムイオン電池が混ざったことで、収集車や処理施設で発火
といった話題をよく見かけるようになりました。
見た目は小さな電池やバッテリーでも、
-
ごみ袋の中で強く押しつぶされる
-
金属とこすれたり、落下の衝撃を受ける
-
端子同士が触れてショート(電気のショート)する
といったきっかけで、発熱 → 発火 → ごみ火災 につながることがあります。
とくに、モバイルバッテリーやスマホ・コードレス掃除機などに使われている
リチウムイオン電池 はエネルギー密度が高く、扱いを間違えると
発煙・発火のリスクが大きいことが分かってきました。
1-1.「普通のごみ」に混ぜてしまいがちな理由
電池やバッテリーが問題になる背景には、
-
大きさが小さく、「ごみ袋に入れてしまえば見えなくなる」
-
見た目だけでは、乾電池なのか充電池なのか判別しづらい
-
家電本体の中に電池が入ったまま、丸ごと捨ててしまいやすい
といった要素があります。
たとえば、次のようなケースです。
-
壊れたおもちゃや懐中電灯を、そのまま燃えないごみに出してしまう(中に乾電池が入ったまま)
-
モバイルバッテリーやアクションカメラのバッテリーを、「金属っぽいから」と不燃ごみに入れてしまう
-
内蔵バッテリー付きのコードレス掃除機や電動工具を、単なる小型家電だと思って粗大ごみに混ぜてしまう
「ごみとして出してしまえば見えなくなる」からこそ、
収集車の中や処理施設の設備に与える影響が見えにくく、
結果としてごみ火災や設備トラブルに発展してしまう、という構図です。
1-2.広島市でも「電池・バッテリー」は特別な扱いが必要
広島市でも、乾電池や充電式電池、モバイルバッテリーなどは、
他の燃えるごみ・燃えないごみとは分けて出すようルールが決められています。
ざっくり整理すると、イメージとしては次のような位置づけです。
-
使い切りの乾電池(単1〜単4など)
-
ボタン電池・コイン電池
-
充電式の小型電池(ニッケル水素電池・ニカド電池・リチウムイオン電池など)
-
モバイルバッテリー・カメラ用バッテリーなど「電池単体」で使うもの
-
スマホ・タブレット・コードレス掃除機など「内蔵バッテリー付きの機器」
これらは、「ふつうの燃えるごみ/燃えないごみ」と同じ袋に入れてしまうのではなく、
-
電池だけを取り外して「有害ごみ」扱いにするもの
-
家電や小型機器として別の回収ルートに出すもの
-
そもそも市では収集せず、販売店や専門業者に任せるしかないもの
など、それぞれ出し方が違うのがややこしいポイントです。
1-3.この記事でお伝えしたいこと
この記事では、広島市で生活されている方向けに、
-
家の中にある電池・バッテリーの種類を整理し直す
-
「これはどのグループか」「大きく分けて何ゴミ扱いか」の目安をつける
-
モバイルバッテリーやリチウムイオン電池を安全に手放す考え方をまとめる
ことを目的に、
-
乾電池・ボタン電池
-
小型充電式電池(モバイルバッテリー・カメラ電池など)
-
内蔵バッテリー付きの機器(スマホ・PC・コードレス掃除機など)
-
自動車・バイク・電動アシスト自転車など、自治体では引き取らないバッテリー
といったタイプ別に、「広島市で処分するときの基本ルール」を整理していきます。
「どれがどの電池なのか」「結局、何ごみに出せばいいのか」「どこに持ち込めばいいのか」
という部分を少しでもクリアにして、
ごみ火災のリスクを減らしつつ、安全に片付けを進めるための参考になれば幸いです。
2.家の中にある電池・バッテリーの種類を整理する
まずは、「家の中にどんな種類の電池・バッテリーが紛れ込んでいるのか」を整理しておくと、その後の捨て方も決めやすくなります。
大きく分けると、次のようなグループがあります。
-
使い切りの電池(一次電池)
-
繰り返し充電して使う電池(二次電池)
-
機器の中に組み込まれている内蔵バッテリー
-
そもそも家庭ごみでは出せない、大型バッテリー類
ここでは「どういうものがどのグループに入るのか」を整理しておき、
具体的な処分方法は、次の第3章・第4章で触れていきます。
2-1.使い切りの乾電池(単1〜単4・9Vなどの一次電池)
まず一番イメージしやすいのが、いわゆる「乾電池」です。
-
単1・単2・単3・単4電池
-
四角い9V電池(スナップ端子が2つ付いているタイプ) など
懐中電灯・壁掛け時計・リモコン・おもちゃ・ガスコンロの点火ボタンなど、
さまざまな機器に使われています。
特徴としては、
-
使い切り(充電して繰り返し使う前提ではない)
-
1本ごとに電池として独立している
-
プラス/マイナス極がはっきりしている
という点です。
「乾電池=全部同じ」と思いがちですが、
このあと出てくる 充電式の電池(二次電池) とは処分ルールが変わるため、
「これは使い切りタイプかどうか」を意識して見分けることが大事になります。
2-2.ボタン電池・コイン電池(時計・鍵・体温計など)
サイズが小さいため、ごみの中に紛れやすいのが「ボタン電池」「コイン電池」です。
-
腕時計
-
置き時計・目覚まし時計
-
体温計
-
電卓
-
車のスマートキー・リモコンキー
-
小さなおもちゃ・ゲーム機 など
に使われています。
見た目の特徴は、
-
直径が10~20mm前後の、丸くて平たい形
-
「CR2032」「SR○○」など、アルファベット+数字の形式で型番が書かれている
という点です。
サイズが小さいため、
-
いつ抜いたか分からないボタン電池が、引き出しの奥から出てくる
-
機器に入ったままの状態で、まとめて捨ててしまいがち
という問題もあります。
後で詳しく書きますが、ボタン電池は成分の関係で、
普通の乾電池ともまた扱いが異なるグループです。
「見た目が小さいから」「数が少ないから」といって、燃えるごみ・燃えないごみ側に混ぜないことが大切です。
2-3.小型充電式電池(Ni-MH・Ni-Cd・リチウムイオン等)
次に、繰り返し充電して使うタイプの電池(二次電池) です。
代表的なものとしては、
-
ニッケル水素電池(Ni-MH)
-
ニカド電池(Ni-Cd)
-
リチウムイオン電池(Li-ion)
などがあります。
具体的な利用シーンとしては、
-
充電式単3・単4電池(充電器にセットして使うタイプ)
-
デジタルカメラ用の専用電池パック
-
コードレス電話機の電池パック
-
一部のハンディ機器・電動工具のバッテリーパック
などが典型例です。
外観としては、
-
電池本体に「Ni-MH」「Ni-Cd」「Li-ion」などの表記がある
-
リサイクルマーク(スリーアロー+電池のようなマーク)が付いている
といったポイントで、使い切りの乾電池と見分けられる場合があります。
見た目は「乾電池とそんなに変わらない」ものも多いですが、
処分ルールは乾電池とは違う扱いになることが多いため、
「充電して使うタイプかどうか」を意識して分けておく必要があります。
2-4.モバイルバッテリーやカメラ電池など「電池単体」で扱えるもの
モバイルバッテリーや、カメラ用の電池パックなど、
それ自体が「電池の塊」になっているもの も、一つのグループとして考えた方が分かりやすいです。
例としては、
-
スマホ充電用のモバイルバッテリー(USBポートが付いているもの)
-
デジタル一眼レフ・ビデオカメラ用のバッテリーパック
-
ノートパソコンの着脱式バッテリー
-
モバイルWi-Fiルーター用の電池 など
これらの多くは、内部に リチウムイオン電池 が入った構造になっています。
特徴としては、
-
そのまま機器につながる(USBや専用端子で接続する)
-
専用の充電器やケーブルで充電する
-
「電池だけ」機器から取り外して保管・持ち運びできる
という点です。
サイズや形状はさまざまですが、
いずれも「中身はほぼ電池そのもの」であり、
とくにモバイルバッテリーは、近年のごみ火災の原因として頻繁に取り上げられています。
2-5.スマホ・タブレット・コードレス掃除機など「内蔵バッテリー付き機器」
もう一つ重要なのが、電池が機器の中に組み込まれているタイプ です。
-
スマートフォン・携帯電話
-
タブレット端末
-
ノートパソコン(バッテリーがネジ止めや接着で固定されているタイプ)
-
電子書籍リーダー
-
コードレス掃除機・スティッククリーナー
-
電動歯ブラシ・電動シェーバー
-
電子タバコ など
外から見るとふつうの機械ですが、内部にはほぼ必ず 充電式のバッテリー(多くはリチウムイオン電池) が入っています。
ポイントは、
-
ユーザー自身で簡単に電池を外せるものもあれば、構造上ほぼ外せないものもある
-
「電池が入っている」意識が薄いまま、普通の小型家電ごみとして出してしまいがち
-
落下や衝撃で内部のバッテリーが傷んでいると、処理過程で発火リスクになる
という点です。
このグループは、あとで処分方法を説明するときに、
-
電池を外せるかどうか
-
外せない場合、どの回収ルートに出すか
を分けて考える必要があります。
2-6.自動車・バイク・電動アシスト自転車などの大型バッテリー
最後に、家庭の外で使うことが多いものの、敷地内や倉庫に置きっぱなしになりがちなのが、大型のバッテリー類 です。
-
自動車用バッテリー(鉛バッテリー)
-
バイク用バッテリー
-
電動アシスト自転車のバッテリー
-
太陽光発電や蓄電システム用の大型蓄電池 など
これらは、
-
サイズ・重量が大きい
-
中身に鉛や電解液などを含み、家庭ごみで扱うには危険性が高い
-
多くの自治体で「家庭ごみとしては収集しない」扱いになっている
という点で、そもそも「家庭ごみで出すかどうか」という議論の対象外になるものです。
基本的には、
-
自動車・バイク・自転車の販売店・整備工場
-
取扱店・メーカー・専門の回収業者
に相談する前提となるグループであり、
「有害ごみの日に出す」といった範囲では対応しきれません。
このように「家の中(とその周辺)にある電池・バッテリー」を一度整理しておくと、
-
どれが乾電池グループか
-
どれが充電式・モバイルバッテリーグループか
-
どれが内蔵バッテリー付き機器か
-
どれが大型バッテリーで、そもそも家庭ごみの対象外か
が見えやすくなります。
次の第3章では、こうしたグループごとに
「広島市での基本ルールでは、どんな扱いになっているか」
という観点で整理していきます。
3.広島市で「電池・バッテリー」を処分するときの基本ルール
ここからは、さきほど整理した電池・バッテリーのグループごとに、
「広島市では基本的にどう扱うのか」を押さえていきます。
大きな考え方としては、
-
乾電池・ボタン電池・小型充電式電池は「有害ごみ」
-
機器に入ったままの電池は、原則として「取り外して電池だけ有害ごみ」
-
自動車・バイク・電動アシスト自転車などのバッテリーは、市では収集しない
という三つの軸になります。
※収集日・細かい分別区分は変更されることがありますので、最終的には広島市の最新ルールをご確認ください。
3-1.乾電池・ボタン電池・小型二次電池は「有害ごみ」
広島市では、
-
乾電池(単1〜単4・9Vなど)
-
ボタン電池・コイン電池
-
小型二次電池(充電して使う小型電池・モバイルバッテリーなど)
は、いずれも「有害ごみ」に分類されています。
【基本ルール】
-
資源ごみとは袋を分ける
-
丈夫なポリ袋などに入れ、袋に大きく「有害」と書いて出す
-
有害ごみの収集日は、月2回・資源ごみ収集日と同じ日(地区により異なる)
また、ボタン電池や小型二次電池、モバイルバッテリーなどは、
端子部分をセロハンテープやビニールテープで覆って「絶縁」してから袋に入れる よう求められています。
これは、運搬中に金属などと触れ合ってショートし、
発熱・発火するのを防ぐためです。
3-2.電気製品に付いている電池は必ず取り外し、「電池だけ」有害ごみへ
懐中電灯・おもちゃ・時計・リモコンなど、
電池を入れて使う家電・日用品はたくさんあります。
広島市の分別の考え方では、
-
本体 → 不燃ごみ・小型家電回収・大型ごみ など
-
中の電池 → 有害ごみ
と、本体と電池を分けて出す のが原則になっています。
【ポイント】
-
乾電池が入っている機器
→ 電池を取り外し、電池だけ「有害ごみ」に。
本体は、サイズに応じて不燃ごみ・小型家電回収・大型ごみへ。 -
ボタン電池や小型充電池が入っている機器
→ 同様に、電池を抜いて「有害ごみ」へ。
抜いた電池は端子をテープで絶縁して袋に入れる。 -
電池がどうしても外せない場合
→ 無理に分解せず、「電気製品(小型家電)」として回収ボックスや不用品回収側に回すことを検討する
※ただし、スマホ・PCなどデータ付き機器については、
後の章であらためて扱いを分けて説明します。
3-3.バッテリー(蓄電池)や車・バイク・電動アシスト自転車用バッテリーは、市では収集しない
広島市の分別事典では、電動アシスト自転車について、
-
本体(自転車本体) → 大型ごみ
-
バッテリー → 市では収集できないので、取り外して販売店などの店頭回収を利用
という整理がされています。
これは、
-
自動車用バッテリー(鉛バッテリー)
-
バイク用バッテリー
-
大型の蓄電池・電動アシスト自転車用バッテリー
といったものが、
-
重量が重い
-
中に鉛や電解液などの有害物質を含む
-
家庭ごみの収集・処理設備では安全に扱えない
といった理由で、「家庭ごみの対象外」とされているためです。
【このグループの基本ルール】
-
市の有害ごみや粗大ごみに出してはいけない
-
購入した販売店・自動車整備工場・自転車店などに相談する
-
小型充電式電池のリサイクルを行っている協力店(JBRC協力店等)で扱えるものもあるが、対象外となるケースもあるため、事前に確認する
「大きなバッテリー」は、自治体ではなく販売店・専門業者ルート が前提、
というイメージで押さえておくと分かりやすいです。
3-4.有害ごみの収集日・出し方の基本
最後に、有害ごみとして出すときの実務的なポイントをまとめます。
(詳細な収集日・場所は地区ごとに異なるため、ここでは共通する考え方だけ整理します)
【有害ごみとして出せるものの例】
-
乾電池(単1〜単4・9Vなど)
-
ボタン電池・コイン電池
-
小型二次電池(充電式電池・モバイルバッテリー・リチウムイオン電池等)
-
蛍光灯・体温計(水銀を使用したもの) など
【出し方の基本】
-
資源ごみとは別の袋に入れる(混ぜない)
-
丈夫な透明・半透明のポリ袋に入れる
-
袋に大きく「有害」と書いて出す
-
収集日は、資源ごみの日と同じ日・月2回が目安(地区によって異なる)
【電池類を出すときのひと手間】
-
電池の種類ごとに、ある程度まとめて袋に入れる
-
ボタン電池や小型二次電池、モバイルバッテリーなどは、
→ 必ず端子をテープで覆い、ショートを防いでから袋に入れる
この「袋を分ける」「有害と書く」「端子を絶縁する」の三つを守ることで、
-
収集する側が中身を識別しやすくなる
-
収集・運搬中の発火リスクを減らせる
-
蛍光灯や体温計など他の有害ごみと混ざっても、適切な処理が行いやすくなる
といったメリットがあります。
ここまでが、広島市で電池・バッテリーを処分する際の「基本ルール」の整理です。
次の第4章では、乾電池・ボタン電池・小型充電式電池・モバイルバッテリー・内蔵バッテリー付き機器といった種類ごとに、
より具体的な「こういうときはこう出す」という目安を、もう少し踏み込んでまとめていきます。
4.種類別:広島市での処分方法の目安
第2章で「どんな種類があるか」、第3章で「広島市での基本ルール(有害ごみ/市では収集しないもの)」を整理しました。
ここではそれを踏まえて、
-
具体的にどう分けて袋に入れるか
-
どこまでが自宅前の有害ごみ収集で対応できて、どこからが店頭回収・専門ルートか
という「実務寄り」の目安を種類別にまとめていきます。
※細かい分別区分や収集日などは変わることがあるため、最終的な判断は必ず広島市の最新ルールをご確認ください。
4-1.乾電池(単1〜単4・9Vなど)を出すときのポイント
もっとも身近な「使い切り電池」です。
【対象のイメージ】
-
単1・単2・単3・単4電池
-
四角い9V電池(上に端子が2つ付いているタイプ)
【出し方の目安】
-
まとめて「有害ごみ」として出す
-
丈夫な透明・半透明の袋に入れる
-
袋に大きく「有害」と書いておく
-
-
液漏れしている乾電池
-
手袋をして触る
-
可能であれば、ティッシュなどで軽く包んでから袋に入れる
-
ほかの電池と同じく有害ごみへ
-
【ひと手間ポイント】
-
9V電池のように端子が近くにあるものは、端子部分をテープで覆っておくと安心
-
乾電池だけ大量にたまることがあるので、レジ袋などで「乾電池専用袋」を作っておき、いっぱいになったら有害ごみに出す、という運用にしておくと管理がしやすくなります。
4-2.ボタン電池・コイン電池(小さな電池)をなくさずに出すコツ
腕時計や車のスマートキー、体温計などに使われる、小さな丸い電池です。
【対象のイメージ】
-
腕時計の電池
-
車のスマートキー・リモコンキー
-
体温計・電卓・小型ゲーム機 などに入っている薄い丸形電池
【出し方の目安】
-
乾電池と同様、「有害ごみ」として出す
-
非常に小さく、袋の底に散らばりやすいため、
-
小さなジッパー袋や封筒などにまとめて入れる
-
袋や封筒に「ボタン電池」と書いてから、有害ごみ用の袋に入れる
-
【注意ポイント】
-
机の上や床に落としたままにすると、子どもやペットが誤飲する危険がある
-
抜いたらその場で小袋に入れてしまう習慣にしておくと、安全面でも片付け面でも安心
ボタン電池は使われている機器の種類が多く、気づかないうちに家中に散らばりがちなので、「ボタン電池専用の小袋」を用意しておくと管理しやすくなります。
4-3.小型充電式電池(Ni-MH・Ni-Cd・リチウムイオン)の捨て方と見分け方
繰り返し充電して使うタイプの電池です。
見た目は乾電池に似ていても、性質も処分方法も違います。
【対象のイメージ】
-
充電式の単3・単4電池(充電器とセットで売られているもの)
-
コードレス電話機の電池パック
-
デジタルカメラ・イヤホンなどの小型バッテリー
【見分け方のヒント】
-
電池本体に「Ni-MH」「Ni-Cd」「Li-ion」などと書かれている
-
電池リサイクルのマーク(電池のアイコンと矢印の組み合わせ)が付いている
【出し方の目安】
-
乾電池やボタン電池と同じく、「有害ごみ」扱い
-
出す前に必ず「絶縁」する
-
端子部分にセロハンテープやビニールテープを貼り、金属がむき出しにならないようにする
-
-
乾電池とは袋を分けるか、少なくとも小袋に分けてから有害ごみ袋に入れる
【ポイント】
-
「充電できる電池は、乾電池とは別物」と意識しておく
-
数が多い場合は、家電量販店などの店頭回収(充電式電池専用の回収ボックス)を利用する方法もある
4-4.モバイルバッテリー・カメラ用バッテリーなどリチウムイオン電池の安全な処分
ニュースになりやすいのが、このグループです。
内部にリチウムイオン電池を内蔵しているものがほとんどで、扱いを誤ると発火のリスクが高まります。
【対象のイメージ】
-
スマホ充電用のモバイルバッテリー
-
デジタルカメラ・ビデオカメラの専用バッテリー
-
モバイルWi-Fiルーターの電池パック
-
一部のノートPC用着脱式バッテリー
【出し方の目安】
-
原則、「有害ごみ」扱い
-
出す前に必ず「絶縁」する
-
端子部分をしっかりとテープで覆う
-
剥がれにくいように、数回巻いておく
-
【状態による注意点】
-
ふくらんでいる(膨張している)
-
外装がへこんでいる・ひび割れている
-
以前発熱したことがあった
こうしたバッテリーは、無理に使わず、早めに処分を検討した方が安全です。
【ポイント】
-
モバイルバッテリーは「金属っぽいから不燃ごみ」ではなく、「電池そのもの」として有害ごみ側に回す
-
一度に大量に出さず、袋が重くなりすぎないように小分けする
4-5.スマホ・タブレット・ノートPC・コードレス掃除機など内蔵バッテリー付き機器の扱い
スマートフォンやタブレット、ノートパソコン、コードレス掃除機などは、
分類としては「小型家電」ですが、内部にリチウムイオン電池などの充電式バッテリーが組み込まれています。
さらにスマホやPCは個人情報(データ)も入っているため、他の小型家電とは捨て方の考え方を変える必要があります。
ここでは、種類別に「どこにどう出すか」の目安を整理します。
A.スマートフォン・携帯電話
【1)データを消す・カード類を抜く】
-
必要な写真・連絡先・アプリデータなどをバックアップする
-
本体を初期化(工場出荷状態にリセット)する
-
SIMカード・SDカードを抜き取る
【2)回収に出す先】
-
基本は、携帯電話ショップや携帯キャリア・メーカーの回収窓口に持ち込む
-
店頭に「使用済み携帯電話回収ボックス」がある場合は、初期化・カード抜き取りのうえで投入するか、窓口でスタッフに渡す
【3)小型家電回収ボックスとの関係】
スマートフォンは小型家電に分類されますが、
データと内蔵バッテリーの両方の問題があるため、自治体のごみとして出すのではなく、
携帯ショップやメーカー窓口の回収に出すことを基本と考えた方が安全です。
B.タブレット・ノートPCなどデータ入り機器
【1)データの整理・初期化】
-
必要なデータをバックアップする
-
各種アカウントからサインアウトする
-
工場出荷状態への初期化を行う
【2)回収先】
-
メーカーの「PCリサイクル制度」や、販売店の回収サービスを利用する
-
粗大ごみ・有害ごみ・可燃ごみ/不燃ごみには混ぜない
【3)電池を外せる機種と外せない機種】
-
古いノートPCなどで、バッテリーが簡単に外せるタイプ
-
バッテリー:端子をテープで覆って絶縁し、有害ごみとして出す
-
本体:PCリサイクルや販売店の回収サービスに出す
-
-
内蔵バッテリータイプ(最近の薄型ノートPCなど)
-
自分でバッテリーを外そうとしない
-
本体ごと、PC回収サービスや販売店の回収に出し、電池ごと適切に処理してもらう
-
C.コードレス掃除機・電動歯ブラシ・電動シェーバー・電子タバコなど
これらは「電池が入っている意識」が薄いものの代表ですが、内部には多くの場合リチウムイオン電池などの充電式バッテリーが入っています。
【1)バッテリーが簡単に外せるタイプ】
-
取扱説明書に「バッテリーを交換できます」などの記載があり、
ボタンやレバー操作で簡単にバッテリーパックが抜き差しできるもの
この場合は、
-
外したバッテリー
-
端子をテープで覆って絶縁する
-
有害ごみとして出す
-
-
本体側(バッテリーを抜いた機械本体)
-
サイズに応じて、小型家電回収ボックス/粗大ごみ/不用品回収業者のいずれかを利用する
-
【2)バッテリーが外せない・外し方が書かれていないタイプ】
-
ネジを多数外したり、こじ開けないと電池に到達できないもの
-
取扱説明書に「内蔵電池は取り外さないでください」等の注意があるもの
この場合は、
-
自分で分解・解体はしない
-
機器本体ごと、
-
小型家電回収ボックス
-
家電量販店などの小型家電回収
-
不用品回収業者
など、電池ごと安全に処理してもらえるルートに出す
-
4-5のまとめ
-
スマホ・タブレット・PCのような「データ入り機器」は、
→ 初期化とカード類の抜き取りを行い、携帯ショップ・メーカー・販売店などの回収を利用する。 -
コードレス掃除機など「内蔵バッテリー付き小型家電」は、
→ バッテリーが外せるものは外して有害ごみへ、本体は小型家電として処分。
→ 外せないものは分解せず、本体ごと小型家電回収や専門の回収ルートを利用する。
「小型家電」という分類に含まれていても、
内蔵バッテリーやデータの有無によって、実際の出し方は変わります。
電池を外せるかどうか、データが残っていないかを確認しながら、
安全に処分できるルートを選ぶことが大切です。
4-6.自動車・バイク・電動アシスト自転車のバッテリーはどこに持ち込むべきか
最後は、家庭ごみで出せない大型バッテリーです。
【対象のイメージ】
-
自動車用バッテリー(鉛バッテリー)
-
バイク用バッテリー
-
電動アシスト自転車のバッテリー
-
住宅用蓄電池など、大きな蓄電装置
【基本方針】
-
市の有害ごみ・粗大ごみには出さない
-
販売店・ディーラー・自転車店・整備工場など、「扱いに慣れているところ」に相談する
【具体的な動き方の例】
-
車・バイクのバッテリー
-
車検や点検をお願いしている整備工場やディーラーに相談
-
新しいバッテリーに交換するタイミングで、古いものを引き取ってもらう
-
-
電動アシスト自転車のバッテリー
-
購入した自転車店・販売店に相談
-
メーカーの指示に従った回収ルートを利用する
-
【ポイント】
-
大型バッテリーは、取り扱いを誤ると感電や薬液漏れの危険がある
-
金属スクラップ感覚で保管し続けるのではなく、「使わない」と決めた時点で取扱店・専門業者に相談する
ここまでが、電池・バッテリーを「種類ごと」に見たときの広島市での処分方法の目安です。
次の第5章では、実際に出す前に必ずやっておきたい、
-
絶縁(端子のテープ巻き)
-
小分けの仕方・袋の書き方
-
膨張・変形している電池を見つけたときの対応
といった「一手間」について整理していきます。
5.処分前に必ずしておきたい「ひと手間」
電池・バッテリー類は、正しい分別だけでなく、
「捨てる前のひと手間」をかけておくことで、火災やトラブルのリスクをぐっと減らせます。
ここでは、
-
機器から電池を外す
-
端子をテープで覆って絶縁する
-
データ入り機器は中身を消す
-
膨張・変形している電池を見つけたときの対応
という、出す直前のポイントを整理します。
5-1.まずは「機器から電池・バッテリーを外せるか」確認する
最初のステップは、
「本体ごと捨てるのか」「電池だけ有害ごみに回すのか」を分けることです。
【やること】
-
懐中電灯・時計・おもちゃ・リモコンなど
→ フタを開けて、乾電池やボタン電池をすべて取り外す -
コードレス電話機・小型機器など
→ 裏面のフタやカバーを外し、電池パックがあれば取り出す -
コードレス掃除機・電動工具など
→ バッテリーパックがワンタッチで抜き差しできる機種は、必ず外しておく
【ポイント】
-
「どう外すのか分からない」「無理にこじ開けないと外れない」場合は、分解しない
-
外せる電池だけ外して有害ごみに回し、外せない電池は本体ごと別ルート(小型家電回収など)で処分する
まずは「外せる電池をきちんと外す」という段階を踏むことで、
電池の混入によるごみ火災のリスクをかなり減らせます。
5-2.端子にテープを貼って「絶縁」する
電池やバッテリー同士、あるいは金属との接触でショート(電気の通り道ができてしまう)すると、
発熱・発火の原因になります。
これを防ぐために有効なのが「絶縁」です。
【対象にした方が良いもの】
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モバイルバッテリー
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カメラ・ビデオカメラ用バッテリー
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充電式の小型電池(Ni-MH・Ni-Cd・リチウムイオンなど)
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四角い9V電池 など
【やり方の目安】
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電池・バッテリーの金属端子(プラス・マイナス部分)が見えているところを確認する
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セロハンテープやビニールテープで、端子が見えないようにしっかり覆う
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可能であれば、一つずつ、あるいは数個ずつ小袋に分けてから、有害ごみ用の袋に入れる
【ポイント】
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テープは剝れにくいように、端子部分を中心に数回巻き付ける
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ボタン電池など小さいものは、テープでまとめるのではなく、
1個ずつ、もしくは少数ずつ小袋に入れてから有害ごみ袋へ
「絶縁」を習慣にしておくことで、
ごみ袋の中や収集車内でのショートを防ぎやすくなります。
5-3.スマホ・PCなどデータ入り機器は「中身を空にしてから」
スマートフォン・タブレット・パソコンなどは、
電池だけでなく、中に残っているデータ にも注意が必要です。
【最低限やっておきたいこと】
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連絡先・写真・書類など、必要なデータをバックアップする
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利用中のアカウントからサインアウトする(メール・クラウド・SNSなど)
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本体の設定メニューから「初期化」「リセット」を実行する
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SIMカード・SDカードなど、差し込み式のカード類を抜き取る
この作業をしておくことで、
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本体が回収・リサイクルされる過程で、データが第三者の目に触れるリスク
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アカウントが悪用されるリスク
を下げることができます。
スマホ・PCなどは、電池の問題に加えて個人情報の問題もあるため、
自治体ごみではなく、販売店やメーカーの回収・下取りを利用することを基本にしつつ、
出す前に必ず「中身を空にしておく」ことが重要です。
5-4.膨張・発熱・変形している電池を見つけたときの対応
片付けの最中に、次のような電池・バッテリーを見つけることがあります。
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モバイルバッテリーやカメラ電池のケースがふくらんでいる
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外装がひび割れている・へこんでいる
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以前、異常に熱くなったことがあるバッテリー
こうしたものは、内部で劣化が進んでいる可能性が高く、
無理に使い続けたり、乱暴に扱うと発煙・発火のリスクがあります。
【見つけたときの基本的な考え方】
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「まだ使えるかもしれない」と思わず、使用はやめる
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強く押したり、落としたり、釘を刺す・分解するなどの行為は絶対にしない
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可能であれば、販売店やメーカーの窓口に相談する
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自宅で有害ごみに出す場合も、ほかの電池とは分けて、
端子をしっかり絶縁し、小袋に入れた状態で有害ごみ袋に入れる
状態がひどく不安な場合や、
「これは普通に有害ごみに出していいのか不安」という場合は、
無理に自己判断せず、販売店や専門業者に相談した方が安全です。
「機器から電池を外す」「絶縁する」「データを消す」「異常な電池は慎重に扱う」
この4つのポイントを押さえておくだけでも、電池・バッテリーを捨てるときのリスクは大きく減らせます。
次の章では、こうして準備した電池・バッテリー類を、
実際にどこに持っていくか、どの回収ルートを使うかという視点で整理していきます。
6.どこに持っていく?広島市で利用できる主な回収ルートの考え方
ここまでで、
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どんな種類の電池・バッテリーが家にあるか
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広島市での基本ルール(有害ごみ・市で収集しないもの)
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種類ごとの大まかな出し方
を整理してきました。
あとは実際に、
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自宅前の収集で出すのか
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お店の店頭回収に持っていくのか
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小型家電回収ボックスを使うのか
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業者にまとめて相談するのか
という「ルート選び」の話になります。
6-1.自宅前の「有害ごみ収集」を使う場合
もっとも利用頻度が高くなるのが、自宅前での有害ごみ収集です。
【このルートが向いているもの】
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使い切った乾電池(単1〜単4・9Vなど)
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ボタン電池・コイン電池
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小型充電式電池(充電式単3・単4、電話機の電池パックなど)
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モバイルバッテリーや、カメラ用小型バッテリーパック など
【出し方のポイント】
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他の資源ごみとは袋を分ける
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丈夫な透明・半透明の袋に入れ、袋に大きく「有害」と書いて出す
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電池やバッテリーの端子はテープで覆って絶縁しておく
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ボタン電池など小さいものは、小さな袋や封筒にまとめてから、さらに有害ごみ用の袋に入れる
少しずつ溜めておき、決められた収集日にまとめて出す、というのが一番素直な使い方になります。
6-2.家電量販店・ホームセンターなどの「店頭回収」を使う場合
乾電池や充電式電池の中には、家電量販店やホームセンターなどの「店頭回収」を利用できるものもあります。
【このルートが便利なケース】
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乾電池や充電式電池がある程度まとまった本数になっている
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買い物のついでに持ち込める
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有害ごみ収集日まで待たずに手放したい
【店頭回収の対象になりやすいものの例】
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充電式電池(ニッケル水素電池・ニカド電池・リチウムイオン電池など)
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一部のモバイルバッテリー
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一部のボタン電池・コイン電池
店舗ごとに「受け付けている電池の種類」が違うことがあるため、
持ち込む前に、対象となる電池かどうかを店頭表示や案内で確認しておくと安心です。
店頭回収を使う場合も、
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電池の端子をテープで絶縁しておく
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ボタン電池や小型電池は小袋やケースにまとめておく
といった基本的な配慮は、自宅前の有害ごみと同じです。
6-3.小型家電回収ボックスと電池類の関係
広島市内には、「小型家電回収ボックス」が設置されている場所があります。
電気ケトル・ドライヤー・炊飯器などの小型家電を、資源として回収するための仕組みです。
電池・バッテリーと小型家電回収ボックスとの関係は、次のように整理しておくと分かりやすくなります。
【基本の考え方】
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電池が外せる機器
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まず電池を外す
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外した電池は、有害ごみや店頭回収へ
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電池を抜いた本体は、小型家電回収ボックスへ入れる
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電池が外せない機器
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無理に分解はしない
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スマホ・PCなどデータ入り機器は、小型家電回収ではなく携帯ショップやメーカー回収へ
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データが入っていない小型機器(電動歯ブラシなど)の場合は、本体ごと小型家電回収ボックスに入れることを検討する
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【注意したいポイント】
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「電池を外すべきもの」を、電池が入ったまま小型家電回収に入れてしまうと、回収・処理の段階で危険が増える
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小型家電回収ボックスは、あくまで「家電本体側」のルートと考え、電池は可能な限り別ルート(有害ごみや店頭回収)に分ける
電池と本体をきちんと分けておくことで、
小型家電回収のリサイクル効率も上がり、電池起因のトラブルも防ぎやすくなります。
6-4.大量の電池・家電がある場合は、不用品回収業者にまとめて相談するケース
引っ越し・遺品整理・家の片付けなどで、
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電池や充電池が大量に出てきた
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小型家電も大型家電も、まとめてかなりの量が出る
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分別や運び出しを自分たちだけでやるのは難しい
といった状況になることがあります。
こうした場合は、
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電池・バッテリー類だけを有害ごみや店頭回収に回し
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家電そのもの(小型家電+大型家電+その他不用品)については、不用品回収業者にまとめて相談する
という選択肢も出てきます。
【不用品回収業者に頼んだ方がよいことが多いケース】
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冷蔵庫・洗濯機・テレビなど大型家電が複数ある
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家電以外にも、家具・布団・日用品などの不用品が大量にある
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高齢の方だけの世帯や、階段・廊下が狭く自分たちで運び出すのが危険な環境
【相談するときのポイント】
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電池・バッテリーが混ざっていることを事前に伝える
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機器の中に電池が残っている場合は、可能な限り事前に外しておく
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見積もりの段階で、「電池類の扱い」も含めて説明を受けておく
「電池・バッテリー」は、量が多くなるほど管理が難しくなります。
無理に一人で抱え込まず、
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自宅前の有害ごみ
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店頭回収
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小型家電回収ボックス
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不用品回収業者
といった複数のルートを組み合わせながら、
自分たちの負担と安全面を両立できる方法を選ぶことが大切です。
ここまでが、電池・バッテリー類を「どこに持っていくか」という視点で整理した内容です。
次のまとめでは、記事全体のポイントを振り返りながら、
広島市で電池・バッテリーを安全に処分するための考え方をもう一度整理します。
7.まとめ|電池・バッテリーの捨て方を押さえて火災リスクを防ぐ
乾電池・ボタン電池・モバイルバッテリー・充電式電池・内蔵バッテリー付き機器・車や電動アシスト自転車のバッテリーなど、
「電池・バッテリー」と一言でいっても、その中身や性質はさまざまです。
広島市で安全に処分していくうえでは、次のポイントを押さえておくことが大切です。
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乾電池・ボタン電池・小型充電式電池・モバイルバッテリー
→ いずれも「有害ごみ」として扱う -
機器に電池が入っているもの
→ 外せる電池は必ず取り外し、「電池だけ」有害ごみに回す -
スマホ・タブレット・PCなどデータ入り機器
→ 初期化とカード類の抜き取りを行い、携帯ショップやメーカー・販売店の回収を利用する -
自動車・バイク・電動アシスト自転車などの大型バッテリー
→ 市では収集しないため、販売店や専門業者に相談する
そのうえで、処分前の「ひと手間」として、
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機器から電池・バッテリーを外せるか確認する
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モバイルバッテリーや充電式電池、9V電池などは端子をテープで覆って絶縁する
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ボタン電池など小型のものは小袋にまとめてから有害ごみ用の袋に入れる
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膨張・変形・異常な発熱があった電池は、無理に使わず慎重に扱う
といった点を意識しておくことで、ごみ収集車や処理施設での発火リスクを大きく減らすことができます。
電池・バッテリーは、普段の生活の中ではあまり意識されませんが、
捨て方を間違えると火災や事故につながりかねない「危険物」に変わります。
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何の電池かを見分ける
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有害ごみ・店頭回収・小型家電回収・専門業者など、適切なルートを選ぶ
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可能なものはリサイクルにつなげる
こうした流れを一つひとつ押さえていくことで、
広島市での暮らしの中で、安全と環境の両方に配慮しながら、電池・バッテリーを無理なく手放していくことができます。