広島市で引っ越し前の家電をお得に手放す方法|処分費用と買取・町の電気屋さんの活用術
目次
1. 引っ越しのとき、家電は「捨てる」「売る」どっちが得?
2. 広島市で家電を処分する方法と費用の全体像
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2-1. 家電リサイクル法の4品目とは?対象になる家電と必ずかかるお金
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2-2. 指定引取場所へ自分で持ち込む場合の流れ(エアコン・テレビ・冷蔵庫・洗濯機)
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2-3. 広島市の大型ごみ収集で4品目を出す場合(リサイクル料金+収集運搬費)
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2-4. 電子レンジ・炊飯器・掃除機など、その他の家電を大型ごみで出す場合
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2-5. 大型ごみを自己搬入する場合(安佐南工場などに持ち込むときの手順)
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2-6. 具体的な金額の調べ方と問い合わせ先(広島市公式サイト・受付センター・相談窓口)
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2-7. 家電量販店に引き取りをお願いする場合の流れと費用のイメージ
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2-8. 町の電気屋さんに回収をお願いする場合の流れとメリット
3. 自分ではやらない方がいいこと
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3-1. エアコンを自分で取り外してはいけない理由
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3-2. 無理に大型家電を運ぶリスク(ケガ・壁や床のキズなど)
4. 「売れる家電」と「処分が前提の家電」の見分け方
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4-1. 買取の目安になる年式・メーカー・状態のチェックポイント
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4-2. 引っ越しと相性の良い家電買取ジャンル(冷蔵庫・洗濯機・エアコン・テレビ ほか)
5. 大手リユースチェーン・家電買取店を使うときの考え方
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5-1. 店頭持ち込み・出張買取・宅配買取の違いと向いているケース
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5-2. 出張エリア外と言われたときに検討したい選択肢
6. LINE査定・オンライン査定で「捨てる前に」ざっくり査定してもらう
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6-1. 写真・型番・年式を送るとどこまで分かるのか
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6-2. 先に見積もりだけ取っておくメリット(処分ルートを決める判断材料)
7. 町の電気屋さん・家電量販店を「処分」と「売却」でどう使い分けるか
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7-1. 処分をお願いする場合(リサイクル・引き取りサービスの活用)
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7-2. 下取り・買い替えと組み合わせる場合の考え方
8. 家電以外の荷物も一緒に片付けたいときの考え方
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8-1. 家具や細かい不用品が大量に出る場合の整理の順番
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8-2. 自分で運ぶ時間・体力がないときに検討したいサービス
9. まとめ|広島市で引っ越し前の家電を「損せず・無理せず」手放すコツ
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9-1. 処分費用と買取を組み合わせるときのポイント振り返り
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9-2. 弊社による家電の回収・買取もお気軽にご相談ください(広島市内の引っ越し前後に対応)
1. 引っ越しのとき、家電は「捨てる」「売る」どっちが得?
引っ越し前に一番悩むのが、冷蔵庫や洗濯機、エアコン、テレビなどの大きな家電ではないでしょうか。
新居にそのまま持っていくか、それともこの機会に手放すか――。
大きく分けると選択肢は、
-
新居までそのまま持っていく
-
リサイクルや粗大ごみとして処分する
-
リユースショップや買取店に売却する
の3つですが、このブログでは特に「処分」と「売却」をどう使い分けるとムダが少ないか、という点に絞ってお話しします。
広島市の場合、エアコン・テレビ・冷蔵庫・洗濯機といった家電リサイクル対象品は、
自治体や電気店に依頼して処分しようとすると、リサイクル料金に加えて収集・運搬費がかかるため、
「捨てるだけなのに思ったよりお金がかかった…」という声も少なくありません。
一方で、まだ年式が新しく状態の良い家電であれば、
リユースショップや家電買取店に持ち込んだり、出張買取やLINE査定を活用したりすることで、
処分費用を抑えられたり、場合によってはプラスになることもあります。
ただし、
-
製造年が古いもの
-
傷みや故障があるもの
-
エアコンのように取り外しに専門知識が必要なもの
については、「売る」よりも「安全に処分する」方が現実的なケースも多いです。
この記事では、
-
広島市で家電を処分する場合にどのくらい費用がかかるのか
-
どんな家電なら売却を検討した方がいいのか
-
町の電気屋さんや大手リユースチェーン、オンライン査定の上手な使い分け方
などを整理しながら、引っ越し前の家電をできるだけ損せず・無理せず手放すための考え方をお伝えしていきます。
2-1. 家電リサイクル法の4品目とは?対象になる家電と必ずかかるお金
引っ越し前に家電を片付けるとき、最初に整理しておきたいのが
**「家電リサイクル法の対象になっている家電かどうか」**です。
この法律の対象になっている家電は、次の4種類です。
-
エアコン
-
テレビ(ブラウン管・液晶・プラズマ)
-
冷蔵庫・冷凍庫
-
洗濯機・衣類乾燥機
これらは、広島市でもいわゆる「粗大ごみ」とは別の扱いで、
-
出し方のルールが決まっている
-
メーカーごとに決められたリサイクル料金を支払って処分する
という仕組みになっています。
対象4品目に必ずかかる「リサイクル料金」
家電リサイクル法の4品目を手放すときは、
どのルート(市の収集・指定引取場所への持ち込み・量販店など)を選んでも、
「リサイクル料金」だけは必ずかかるのがポイントです。
リサイクル料金は、
-
メーカー
-
大きさ(テレビなら○型、冷蔵庫なら○L など)
によって細かく決まっています。
支払い方の代表的なパターンは、
-
郵便局で「家電リサイクル券」を使って支払う
-
家電量販店などに引き取りを頼んだ際、その場で支払う
といった形です。
金額の詳細は後の項目で整理しますが、イメージとしては、
1台につき数千円前後のリサイクル料金がかかると考えておくと大きなズレはありません。
(古い・新しいで金額が変わるわけではなく、あくまで「メーカー」と「サイズ」で決まります)
もうひとつの費用は「どう運ぶか」で決まる
4品目の費用を考えるときは、次の2つに分けると分かりやすくなります。
-
メーカーにリサイクルしてもらうための リサイクル料金(必ずかかる部分)
-
自宅から運び出してもらうための 収集・運搬費(ルートによって変わる部分)
例えば同じ冷蔵庫でも、
-
自分で車に積んで指定引取場所へ持ち込む場合
→ メインは①リサイクル料金 -
広島市の大型ごみ収集に来てもらう/家電量販店に引き取りを頼む場合
→ ①リサイクル料金 + ②収集・運搬費
という違いが出てきます。
この 2-1 では、
-
どの家電が家電リサイクル法の対象になるのか
-
「リサイクル料金」と「運搬費」の2本立てで考える必要がある
という前提だけを整理しました。
次の 2-2 以降で、広島市の場合に
-
指定引取場所へ自分で持ち込むときの流れ
-
市の大型ごみ収集を利用する場合
-
その他の家電(電子レンジ・炊飯器など)の出し方
などを、具体的に見ていきます。
2-2. 指定引取場所へ自分で持ち込む場合の流れ(エアコン・テレビ・冷蔵庫・洗濯機)
エアコン・テレビ・冷蔵庫・洗濯機などの「家電リサイクル法の4品目」は、
広島市の大型ごみ収集を使わずに、自分で「指定引取場所」に持ち込んで処分することもできます。
-
車がある
-
自分で運び出せる(もしくは手伝ってくれる人がいる)
という条件さえそろえば、
リサイクル料金だけで済ませやすいルートです。
指定引取場所って何?
指定引取場所は、
-
家電メーカーにリサイクルを引き渡すための「中継拠点」
-
家電リサイクル法に基づいて指定された運送会社の営業所
のことです。
広島市内(市として案内されている最寄り)は、執筆時点で次の2か所です。
-
岡山県貨物運送株式会社 広島主管支店
広島市西区観音新町四丁目10-202
電話:082-297-2411 -
西濃運輸株式会社 広島支店
広島市中区光南六丁目2-15
電話:082-545-9071
受付時間の目安は、
-
月〜金曜日 + 一部土曜日
-
9:00〜12:00/13:00〜16:30
-
日曜・祝日・お盆・年末年始は休み
という形になっています。
※営業日や時間は変わることがあるので、
実際に行く前に「広島市の家電リサイクル関係のページ」や各社に確認しておくのがおすすめです。
持ち込みの流れ(ステップ)
① 処分したい家電の情報を確認
-
メーカー名
-
型番
-
テレビなら「○型」
-
冷蔵庫・冷凍庫なら「○L」
本体側面や背面のラベルで確認できます。
スマホでラベルの写真を撮っておくと、このあと郵便局で便利です。
② 郵便局で「家電リサイクル券」を発行&料金を支払う
最寄りの郵便局(ゆうちょ銀行窓口)で、
-
「家電リサイクル券の振込用紙」と
-
メーカー別の料金表
を使って、リサイクル料金を支払います。
窓口で、
「このメーカーの冷蔵庫を捨てたいんですが」
「何リットルかはラベルの写真があります」
と伝えると、係の人が一緒に金額を確認してくれます。
支払後、
-
お客様控え
-
本体に貼る用の「家電リサイクル券」
がセットになった伝票を受け取ります。
③ 家電リサイクル券を本体に貼る
伝票の中に「本体貼付用」の部分があるので、
-
冷蔵庫や洗濯機の見やすい位置
-
テレビの側面や背面
など、はがれにくい場所にしっかり貼り付けておきます。
指定引取場所に持ち込んだとき、
-
料金が支払済みかどうか
-
どのメーカー扱いか
を確認するために必要です。
④ 指定引取場所へ車で持ち込む
あとは、先ほどのどちらかの指定引取場所に車で持ち込みます。
-
受付時間内に営業所へ到着
-
受付で「家電リサイクル券」と一緒に申し出る
-
指示された場所まで車を移動させて、スタッフの指示に従って家電を下ろす
という流れです。
このルートを使った場合、
-
リサイクル料金は郵便局で前払い済み
-
指定引取場所では、基本的に新たな処分料はかからない(※ガソリン代・レンタカー代などは自腹)
という形になります。
自分で持ち込む方法が向いているケース/向いていないケース
向いているケース
-
軽トラやミニバンなど、大きめの車が使える
-
家族や友人など、運び出しを手伝ってくれる人がいる
-
少し手間はかかっても、できるだけ出費を抑えたい
向いていないケース
-
高齢の方だけの世帯で、冷蔵庫や洗濯機の運び出しが現実的でない
-
マンションの上階で、エレベーターが小さい/階段での搬出になる
-
車がない・運転できない
こういった場合は、無理に自己搬入を選ぶより、
-
広島市の大型ごみ収集
-
家電量販店の引き取りサービス
-
町の電気屋さんに処分を相談
といったルートを組み合わせた方が、安全で現実的です。
この 2-2 では、
-
指定引取場所とは何か
-
広島市内ではどこにあるのか
-
実際にどういう手順で持ち込むのか
まで一度まとめました。
次の 2-3 では、「自分で運ぶのはきびしい」という方向けに、
広島市の大型ごみ収集を使って4品目を出す場合の流れと費用感を整理していきます。
2-3. 広島市の大型ごみ収集で4品目を出す場合(リサイクル料金+収集運搬費)
「自分で指定引取場所まで運ぶのは難しい」という方は、
広島市の大型ごみ収集に来てもらう方法を選ぶことになります。
エアコン・テレビ・冷蔵庫・洗濯機などの家電リサイクル4品目を
広島市の収集で出す場合は、費用の内訳が
-
① メーカーごとの リサイクル料金
-
② 広島市に来てもらうための 収集・運搬手数料(1台 3,000円)
という2本立てになります。
① 申し込み先:大型ごみ受付センター
まずは、**広島市の「大型ごみ受付センター」**に収集を申し込みます。
-
電話
-
0570-082530
-
082-544-5300(定額通話サービス利用の方など)
-
-
受付時間:月〜金 9:00〜18:00
(土日・祝日・8/6・年末年始は休み)
インターネット予約や、広島市のLINE公式アカウントからの申込もできます。
電話・ネットいずれの場合も、
-
住所
-
氏名
-
電話番号
-
家電の種類(冷蔵庫・洗濯機・テレビ・エアコンなど)
-
大きさ(冷蔵庫の容量・テレビのサイズなど)
を伝えて、収集日と出す場所(玄関前など)を確認します。
② リサイクル料金と「市の収集運搬手数料」
家電リサイクル4品目を広島市の大型ごみ収集で出すときは、
1台あたり
-
メーカー別の リサイクル料金
-
+ 広島市の 収集運搬手数料「3,000円」
がかかる仕組みです。
リサイクル料金はメーカーやサイズによって少し変わりますが、
広島市の資料に載っている代表的な目安はおおよそこんなイメージです。
-
エアコン
-
リサイクル料金:およそ 1,000円前後〜
-
収集運搬手数料:3,000円
→ 合計:約4,000円前後〜/台
-
-
テレビ(液晶・プラズマ 16V以上)
-
リサイクル料金:およそ 3,000円前後〜
-
収集運搬手数料:3,000円
→ 合計:約6,000円前後〜/台
-
-
冷蔵庫・冷凍庫(170L以下)
-
リサイクル料金:およそ 3,700円前後〜
-
収集運搬手数料:3,000円
→ 合計:約6,700円前後〜/台
-
-
冷蔵庫・冷凍庫(171L以上)
-
リサイクル料金:およそ 4,700円前後〜
-
収集運搬手数料:3,000円
→ 合計:約7,700円前後〜/台
-
-
洗濯機・衣類乾燥機
-
リサイクル料金:およそ 2,500円前後〜
-
収集運搬手数料:3,000円
→ 合計:約5,500円前後〜/台
-
※実際のリサイクル料金は、メーカーごとの料金表で最終確認する形になります。
③ 当日までの準備と出し方
収集日までに、広島市から案内された手順にしたがって準備をします。
-
受付時に聞いた内容(収集日・出す場所・料金)を控えておく
-
当日は、朝8:30までに決められた場所へ家電を出しておく
-
収集員が来たら、そのまま運び出してもらう
家電リサイクル4品目については、
市の収集では 家電リサイクル券の手続きもセットで案内してくれる ので、
「自分で郵便局に行って手続きするのは大変」という方には、このルートが現実的です。
「市の収集」を使うメリット・デメリット
メリット
-
自宅前(または指定された場所)まで取りに来てくれる
-
申し込み先が「広島市」で分かりやすい
-
家電リサイクル券の扱いなど、事務的な部分をあまり意識しなくて済む
デメリット(人によっては気になる点)
-
1台ごとに 収集運搬手数料 3,000円 が必ず乗る
-
冷蔵庫や洗濯機が複数台あると、そのぶん合計金額も大きくなる
-
収集日がこちらの都合ぴったりとは限らない
車もなく、自分で運ぶのは難しいという場合には、
この「市の大型ごみ収集+家電リサイクル」のルートが、
安全で分かりやすい標準パターンになります。
一方で、
-
車がある・人手もある → 指定引取場所に自分で持ち込む(2-2)
-
引っ越しのタイミングで買い替えをする → 家電量販店や町の電気屋さんに引き取り相談(2-7・2-8で触れる)
といった選択肢もあるので、
「費用」と「手間」のバランスを見ながら、合う方法を選んでいくイメージです。
次の 2-4 では、
電子レンジ・炊飯器・掃除機など、家電リサイクル法の対象外の家電を広島市で出す場合について整理していきます。
2-4. 電子レンジ・炊飯器・掃除機など、その他の家電を大型ごみで出す場合
エアコン・テレビ・冷蔵庫・洗濯機の4品目以外の家電――
例えば、
-
電子レンジ
-
オーブントースター
-
炊飯器
-
電気ポット
-
掃除機
-
扇風機
-
石油ストーブ・ファンヒーター
-
プリンター など
は、家電リサイクル法の対象外です。
広島市では、こういった家電は基本的に**「大型ごみ」として市の収集に出す**か、
自己搬入(2-5)で処分する流れになります。
広島市の大型ごみ収集で出す場合の流れ
やり方は、ほぼ「普通の大型ごみ」と同じです。
① 大型ごみ受付センターに予約する
電話・インターネット・LINE のどれかで申し込みます。
-
電話:大型ごみ受付センター
-
受付時間:月〜金 9:00〜18:00(祝日・8/6・年末年始は休み)
このとき、
-
住所・氏名・電話番号
-
出したい家電の種類(電子レンジ・掃除機など)
-
台数
を伝えると、「いつ・どこに出すか」と「手数料の金額」を案内してもらえます。
② コンビニ・スーパーなどで「納付券(シール)」を購入
予約のあとで、案内された金額分の大型ごみ納付券を購入します。
-
250円券と1,000円券があり、
-
品目ごとに「この家電はいくら」という金額が決まっています。
③ 納付券に名前(または受付番号)を書いて家電に貼る
-
納付券に「氏名」または「受付番号」を記入
-
出す家電1点ごとに、見やすい場所にしっかり貼る
複数台ある場合は、それぞれに貼り付けます。
④ 収集日の朝に、指定された場所へ出しておく
収集日当日は、
-
朝8:30までに
-
受付センターから指定された場所(玄関前など)に
家電を出しておきます。
あとは収集車が来て、そのまま持って行ってくれます。
どれくらいの料金がかかる?(目安)
家電リサイクル4品目と違い、
それ以外の小型家電は**「シール代(納付券)」だけ**で出せます。
広島市の料金表をざっくり見ると、よくある家電の目安はこんな感じです(1台あたり):
-
電子レンジ … 500円
-
オーブントースター … 250円
-
炊飯器 … 250円
-
電気ポット … 250円
-
掃除機 … 250円
-
扇風機 … 250円
-
ファンヒーター … 500円
-
プリンター … 250円
※細かい分類や金額は、広島市の「大型ごみ料金表」にすべて載っているので、
最終的にはそちらで確認する形になります。
「まだ使えるけれど古い」家電はどう考えるか
電子レンジや炊飯器、掃除機などは、
-
製造年が新しめ・状態が良い → 買取やフリマアプリで動く可能性あり
-
年式が古い・汚れやキズが目立つ → 市の大型ごみに出した方が現実的
という分かれ方になりやすいです。
「これはさすがに売れないだろう」というラインを超えた家電については、
無理に買取に出そうとするより、
-
処分するものはまとめて広島市の大型ごみへ
-
売れそうなものだけ別ルート(リユースショップ・買取・フリマ)へ
と分けたほうが、手間も費用も整理しやすくなります。
次の 2-5 では、
これらの大型ごみを**自分で処理施設に持ち込む「自己搬入」**について、
流れとメリット・デメリットを整理していきます。
2-5. 大型ごみを自己搬入する場合(安佐南工場などに持ち込むときの手順)
「収集日まで待てない」「自分で運べるから、少しでも安く済ませたい」という場合は、
広島市の処理施設に大型ごみを直接持ち込む“自己搬入” という方法があります。
広島市では、家庭から出る大型ごみであれば、
-
安佐南工場 大型ごみ破砕処理施設
(安佐南区伴北四丁目3990)
に直接持ち込むことができます。
自己搬入の基本ルール
自己搬入には、次のような特徴があります。
-
対象:広島市内の家庭から出た大型ごみのみ
-
搬入時間:月〜金曜日 9:00〜16:00(年末年始などは休み)
-
処分手数料:不要(無料)
-
事前予約:不要(平日はそのまま持ち込み)
-
持ち込みは車のみ(自転車や徒歩での搬入は不可)
-
積み下ろしは基本的に自分で行う
つまり、
「自分で車で持って行けるなら、
収集運搬手数料や大型ごみシール代はかからない」
という位置づけの方法です。
持ち込みできるもの・できないもの
持ち込みできるもの(代表例)
-
家具(タンス・食器棚・ベッドフレームなど)
-
布団・じゅうたん
-
自転車
-
電子レンジ・炊飯器・掃除機・扇風機などの小型家電(家電リサイクル対象外のもの)
持ち込みできないもの(代表例)
-
事業所から出たごみ(店舗・事務所など)
-
パソコン・バイクなど、別の処分ルートが決まっているもの
-
家電リサイクル法の4品目(エアコン・テレビ・冷蔵庫・洗濯機・衣類乾燥機)
4品目については、
安佐南工場では受け入れていないので、
2-2・2-3で書いたように、
-
指定引取場所へ持ち込む
-
広島市の大型ごみ収集を利用する
-
家電量販店・町の電気屋さんに処分を相談する
いずれかのルートを使う必要があります。
自己搬入の具体的な流れ
-
持ち込むごみをまとめる
-
家具や家電のサイズを確認し、車に積めるように準備します。
-
必要なら毛布やロープ、台車なども用意しておくと安心です。
-
-
安佐南工場 大型ごみ破砕処理施設へ向かう
-
カーナビで「安佐南工場 大型ごみ破砕処理施設」と検索すると出てきます。
-
平日の9:00〜16:00の受付時間内に到着するようにします。
-
-
受付で手続きする
-
広島市内の家庭ごみであることを確認されます。
-
場合によっては免許証などの本人確認書類を求められることがあります。
-
-
案内に従って車を進め、積み下ろしを行う
-
職員の指示に従って指定場所まで車を進めます。
-
基本的に積み下ろしは自分で行うため、
大きな家具や家電がある場合は、手伝ってくれる人と一緒に行くと安全です。
-
-
処分手数料の支払いは不要
-
自己搬入の場合、広島市では処分手数料はかかりません。
(ガソリン代やレンタカー代などは自腹です)
-
自己搬入が向いているケース・向いていないケース
向いているケース
-
車があり、大型ごみを積み込める
-
家族や知人に手伝ってもらえる
-
数が多く、シール代を払うより「一気に持って行った方が楽」な場合
-
早めに片付けたい(収集日を待てない)
向いていないケース
-
高齢の方だけの世帯で、重いものを持ち上げるのが難しい
-
車がない/運転ができない
-
マンションの上階で、階段での搬出になる
-
ケガや腰痛が心配な方
こういった場合は、無理に自己搬入にこだわらず、
-
市の大型ごみ収集
-
家電量販店の引き取りサービス
-
町の電気屋さんや、不用品回収に対応している業者への相談
など、体力負担を減らせる方法も一緒に検討した方が安心です。
ここまでで、
-
指定引取場所に自分で持ち込む方法(2-2)
-
広島市の収集に来てもらう方法(2-3)
-
小型家電を大型ごみで出す方法(2-4)
-
大型ごみを自己搬入する方法(2-5)
まで整理できました。
このあと「2-6」では、
実際にいくらかかるのかを広島市のホームページでどう調べるか/迷ったときにどこへ問い合わせればいいか
をまとめていきます。
2-6. 具体的な金額の調べ方と問い合わせ先(広島市公式サイト・受付センター・相談窓口)
ここまでで、
「だいたいこれくらいの金額がかかる」というイメージはつかめてきたと思いますが、
実際に手続きする前には、最新の正式な金額を一度確認しておくのが安心です。
広島市の場合は、ほとんどの情報が市の公式ホームページと専用窓口にまとまっています。
1)広島市公式ホームページで金額を確認する
広島市のサイトでは、
-
家電リサイクル法の4品目
-
その他の大型ごみ(電子レンジ・炊飯器・家具など)
について、それぞれ料金表と出し方の説明ページが用意されています。
探したいときは、サイト内検索や検索エンジンで
-
「広島市 家電リサイクル」
-
「広島市 大型ごみ 料金」
といったキーワードで調べると、
-
「家電リサイクル法対象機器の処分方法」
-
「大型ごみ収集運搬料金品目別一覧表」
といったページが見つかります。
そこに、
-
冷蔵庫・洗濯機など4品目の
-
リサイクル料金の目安
-
市に収集を頼んだときの収集運搬手数料(1台3,000円)
-
-
電子レンジ・炊飯器・掃除機・扇風機・プリンターなど
-
品目ごとの「○○円/1台」という大型ごみ料金
-
が一覧になっているので、自分の家電がどの区分に入るかを確認することができます。
2)金額や出し方が分からないときの問い合わせ先
「表を見ても、これがどの品目に当たるのか分かりづらい…」
そんなときは、無理に自分で判断せず、電話で聞いてしまった方が早いパターンも多いです。
広島市では、主に次の窓口が用意されています。
◆ 大型ごみ受付センター(収集や料金の相談窓口)
-
役割:
-
大型ごみ収集の申し込み
-
手数料の案内
-
「この家電はいくらか?」といった具体的な相談
-
-
電話番号:
-
0570-082530
-
082-544-5300(定額通話サービス等の方向け)
-
-
受付時間:月〜金 9:00〜18:00
(土曜・日曜・祝日・8/6・年末年始は休み)
「型番までは分からないけれど、だいたいこのサイズの冷蔵庫です」
といった相談にも応じてもらえます。
◆ 環境局 業務部 業務第一課(制度やルールの問い合わせ)
-
役割:
-
家電リサイクル法の対象かどうか
-
出し方のルール全般
-
自己搬入の可否など、制度的な質問全般
-
-
電話番号:
-
082-504-2220(指導係)
-
「これは家電リサイクルなのか、大型ごみなのか分からない」といった、
少しややこしい相談はこちらが担当になります。
◆ 家電リサイクル券センター(リサイクル料金そのものの確認)
-
役割:
-
メーカー・サイズごとの正式なリサイクル料金の案内
-
-
代表的な問い合わせ先:
-
一般財団法人 家電製品協会 家電リサイクル券センター
-
郵便局の窓口でも料金表を見ながら確認できますが、
メーカー別の細かい料金を事前に知りたい場合は、
こちらの情報も参考になります。
3)「正確な金額」を確認してから動いた方が安心
引っ越し前は、どうしても
-
家賃・敷金・礼金
-
引っ越し業者の費用
-
新居の家電・家具の購入費用
など、お金の出入りが多くなります。
その中で、冷蔵庫や洗濯機を数台まとめて処分すると、
リサイクル料金+収集運搬費だけで1万円を超えるケースも珍しくありません。
3-1. エアコンを自分で取り外してはいけない理由
引っ越しのタイミングで、
「どうせ処分するだけだし、自分で外してもいいんじゃないか」
と考える方もいますが、エアコンの取り外しはDIYでやるべき作業ではありません。
理由はいくつかあります。
① 冷媒ガス(フロン)の扱いに専門知識と機材が必要
エアコンの配管の中には、冷媒ガス(フロンなど) が入っています。
本来は、
-
室外機の中に冷媒をきちんと回収してから
-
配管を外す
という手順(ポンプダウン)を踏む必要がありますが、
素人判断で配管を切ったり、バルブを開放したりすると、
-
冷媒がそのまま大気中に放出される
-
配管内に空気が入り、再利用も難しくなる
といった問題が出ます。
環境面の話だけでなく、
-
誤った操作で冷媒が勢いよく噴き出す
-
目や皮膚にかかる
といったリスクもゼロではありません。
② 電気工事としての危険(感電・漏電・ショート)
エアコンは、専用の電源回路につながっていることが多く、
-
200V エアコン
-
コンセントが見えていない「直結」のタイプ
などもあります。
ブレーカーを落としたつもりでも、
-
配線のどこかに電気が残っている
-
誤った線を触ってしまう
といったことがあると、感電やショートの危険があります。
壁の中の配線を傷つけてしまうと、
-
壁の補修
-
電気工事のやり直し
まで必要になり、結果的にかなりの出費になるケースもあります。
③ 高所作業・重量物のリスク
室外機がベランダの端や、屋根の上・2階の壁面などにある場合、
-
脚立やはしごを使った高所作業
-
狭い足場での持ち上げ・運搬
が必要になります。
プロは複数人で動いたり、道具を使ったりして作業しますが、
一人で外そうとすると、
-
転落
-
腰や肩のケガ
-
室外機を落としてしまい、下にあるものを壊す
など、万が一のリスクが大きい作業です。
④ 壁・配管・建物側の傷やトラブル
エアコンの配管を通すための穴やパテ処理、
室内機の金具、ドレンホース(排水ホース)まわりなどは、
-
無理に引っ張る
-
力任せに外す
と、壁紙・ボード・サッシを傷めてしまうことがあります。
賃貸の場合は「原状回復」の対象になり、
-
壁の穴あきや大きなキズ → 補修費を請求される
という可能性もあるので、
「自分で外して節約したつもりが、逆に高くついた」というパターンになりかねません。
⑤ 結論:エアコンは「取り外し〜処分まで」まとめてプロに任せる前提で
こうした理由から、
-
取り外し
-
冷媒の処理
-
室外機・室内機の搬出
-
処分や買取
まで含めて、専門の業者や電気店に任せるのが基本です。
-
引っ越し先で使う場合は「移設工事」
-
処分する場合は「取り外し+リサイクル処分」
-
状態が良ければ「取り外し+買取」
という形で、まとめて相談したほうが安全で確実です。
このあと 3-2 では、
エアコンに限らず 冷蔵庫・洗濯機などの大型家電を無理に自分で動かすリスク についても触れていきます。
3-2. 無理に大型家電を運ぶときのリスク(ケガ・壁や床のキズなど)
冷蔵庫・洗濯機・大きめのテレビなどは、
「二人で頑張れば何とかなるかも」と思いがちなところですが、
実際には ケガや破損のリスクがかなり高い作業 です。
引っ越し前後はただでさえ疲れやすいタイミングなので、
どこまで自分でやるか、一度落ち着いて考えてみる価値があります。
① 腰・肩・ひざなどのケガ
冷蔵庫や洗濯機は、見た目以上に重さがあります。
-
腰をひねった体勢で持ち上げる
-
階段でバランスを崩す
-
一人で無理に移動させる
といった動きは、
-
ぎっくり腰
-
肩やひざの痛み
-
手首のねんざ
につながりやすく、一度痛めると仕事や日常生活に響くことがあります。
特に、
-
普段あまり重いものを持たない方
-
体力に自信のない方
-
持病や古傷がある方
は、無理をしないほうが安全です。
② 壁・床・ドア枠のキズやへこみ
大型家電を動かすときに多いのが、
-
冷蔵庫の角を壁にぶつけてクロスが破れた
-
洗濯機の脚でフローリングに深いキズがついた
-
ドア枠にガツンと当てて、へこみや塗装はがれができた
といったトラブルです。
賃貸の場合は、退去時の確認で見つかると
-
原状回復費用として補修代を請求される
-
敷金から差し引かれる
といった形で、結果的に余計な出費になる可能性があります。
持ち家の場合でも、
「引っ越したあとに売却・賃貸に出す」といった予定がある場合は、
内覧での印象や査定に影響することもあります。
③ エレベーター・共用部のトラブル
マンションやアパートでは、
-
エレベーターの内壁に冷蔵庫をこすってキズがついた
-
階段の手すりや共用廊下の壁にぶつけた
-
廊下に一時的に置いたら、他の住人の通行の邪魔になった
など、共用部の破損や迷惑行為につながるケースもあります。
管理会社やオーナーから、
-
修理費用の負担を求められる
-
他の入居者からクレームが入る
といったトラブルになることもあるので、
共用部を通る搬出は、特に慎重さが必要です。
④ 家電本体を壊してしまうリスク
せっかく新居で使うつもりだった家電も、
-
階段で落としてしまう
-
倒してしまい、外装が大きくへこむ
-
衝撃で内部の部品が壊れる
といったことがあると、
-
予定外の修理
-
最悪買い替え
になってしまいます。
「節約のために自分で運んだつもりが、
結果的に一番高くついた」というパターンも、現場ではよく見聞きする話です。
⑤ どこから「プロに任せたほうがいいか」の目安
目安としては、
-
2人で持っても「かなりきつい」と感じる重さ
-
階段や狭い廊下を通らないといけない大型家電
-
高齢の方だけの世帯・ケガが心配な方
-
マンションの上階で、エレベーターのサイズがギリギリ
こういった条件が重なる場合は、
引っ越し業者や不用品回収業者など、搬出に慣れているプロに任せたほうが安全です。
このあと 4章以降では、
-
「売ったほうがいい家電」
-
「処分前提で考えたほうがいい家電」
の見分け方や、
買取店・リユースチェーン・町の電気屋さんの上手な使い分け方について整理していきます。
4. 「売れる家電」と「処分が前提の家電」の見分け方
引っ越しのタイミングで家電を整理するとき、
すべて「処分」として考えてしまうと、**本来ならお金が戻ってきたはずの家電まで「丸ごとコスト」**になってしまいます。
逆に、どう見ても古くて厳しい家電を、無理に買取に回そうとすると、
時間ばかり取られて、結局は広島市の大型ごみや家電リサイクルで有料処分…ということにもなりがちです。
そこで大事なのが、
-
「買取を検討したほうがいい家電」
-
「最初から処分前提で考えたほうがいい家電」
をざっくり分けておくことです。
4-1. 買取の目安になる年式・メーカー・状態のチェックポイント
ここでは、一般的な家電買取店やリユースショップの基準をもとに、
「とりあえず査定に出してみる価値があるかどうか」の目安を整理してみます。
※あくまで目安なので、実際の基準はお店によって多少前後します。
① 年式(製造年)|まずはここをチェック
大型家電(冷蔵庫・洗濯機・エアコン・テレビなど)の場合、
製造年がいちばん重要なポイントになります。
-
おおむね「製造から5年前後まで」 → 買取の対象になりやすい
-
5〜7年くらい → モデルや状態次第でギリギリ
-
それ以上古い → 処分前提で考えたほうが現実的
というラインをイメージしておくと、判断しやすくなります。
型番ラベルにはだいたい、
-
「20○○年製」
-
「製造年:○○」
などと書いてあるので、まずはここを確認して、
「5年以内なら、ひとまず査定に出してみる価値あり」
くらいの感覚で見ておくとよいと思います。
② メーカー|定番メーカーは査定がつきやすい
同じ年式でも、メーカーによって買取の付きやすさは変わります。
大型家電で言えば、
-
パナソニック
-
日立
-
東芝
-
三菱
-
シャープ
など、量販店でよく見かける国内メーカーは、
中古でも需要が一定数あるため、査定対象になりやすい傾向があります。
一方で、
-
聞き慣れない格安メーカー
-
海外製の廉価モデル
などは、年式が新しくても「買取対象外です」と言われることがあります。
③ 動作状態|「普通に使えるかどうか」が大前提
買取を考えるときは、
-
ふつうに電源が入るか
-
異音がしないか
-
異臭がしないか
-
途中で止まったり、エラー表示が出たりしないか
といった基本的な動作に問題がないことが前提になります。
とくに、
-
冷蔵庫:冷えが弱い/霜が大量につく
-
洗濯機:脱水が弱い/異音がする
-
エアコン:冷え・暖まりが悪い/異音・水漏れ
-
テレビ:画面の線・色ムラ・映らないチャンネルがある
などの症状がある場合、
「修理前提のジャンク」としての扱いになり、
買取ではなく有料処分になる可能性が高くなります。
④ 外観の状態|キズ・汚れ・ニオイ
外観については、
-
目立つヘコミや割れ
-
サビ
-
黄ばみ
-
ひどい油汚れ(キッチンまわりの家電)
-
タバコのヤニ・ニオイ
-
ペットのニオイ
などが強く出ていると、査定が下がる、あるいは買取対象外になることがあります。
簡単に拭き取れる汚れは、
査定前にサッと掃除しておくだけでも印象が変わるので、
-
冷蔵庫の外側・取っ手
-
洗濯機の操作パネル
-
電子レンジの扉まわり
くらいは、引っ越し準備のついでに一度拭いておくのがおすすめです。
⑤ 付属品|リモコン・ホース・説明書など
意外と差が出るのが、付属品がそろっているかどうかです。
-
エアコン:リモコン・取付部材
-
テレビ:純正リモコン・スタンド
-
洗濯機:給水ホース・排水ホース
-
電子レンジ:角皿・網
-
掃除機:延長パイプ・各種ノズル
など、元々ついていたものが残っているほど、
中古として販売しやすくなる=査定がしやすくなります。
説明書や保証書があればベストですが、最近は型番からネットで調べられることも多いので、
最低限「日常使用に必要な部品」が揃っているかだけ確認しておきましょう。
⑥ まとめて出すときの考え方
引っ越しのタイミングでは、
-
冷蔵庫+洗濯機+電子レンジ+炊飯器
-
テレビ+テレビ台+レコーダー
といった形で、セットで家電が動くことが多いです。
ショップによっては、
-
「まとめて〇点以上で査定アップ」
-
「同一メーカーのセットは評価しやすい」
といった考え方をしているところもあるので、
「この2〜3点は、まとめて査定してもらったほうが判断しやすそうだな」
というものは、ひとまとめにして相談するとスムーズです。
ざっくり言うと、
-
製造から5年以内で、国内メーカー・動作問題なし
-
大きなキズやニオイがなく、基本的な付属品がそろっている
こういった家電は、引っ越し前に一度 買取査定に回してみる価値が高いグループ です。
次の 4-2 では、
その中でもとくに 「引っ越しとの相性が良い家電のジャンル」 について触れていきます。
4-2. 引っ越しと相性の良い家電買取ジャンル(冷蔵庫・洗濯機・エアコン・テレビ ほか)
引っ越しのタイミングで「売る」か「処分する」かを検討するとき、
とくに買取と相性が良いのは、次のような家電です。
① 冷蔵庫・冷凍庫
冷蔵庫は、
-
新しく買うと高い
-
処分しようとしてもリサイクル料金+運搬費でそこそこお金がかかる
という、コストのインパクトが大きい家電です。
その一方で、
-
製造から数年以内
-
定番メーカー(パナソニック・日立・東芝など)
-
大きすぎず一人〜ファミリー向けの容量帯
といった条件がそろっていれば、
中古でも需要があり、買取の対象になりやすいジャンルです。
「新居のキッチンに合わないサイズだから買い替えたい」
「単身からファミリー向けに変える/その逆」
といったタイミングでは、
-
いま使っている冷蔵庫を買取査定に出す
-
新居に合わせて別のサイズ・グレードのものを選ぶ
という動き方をすると、処分費用の負担を減らしつつ入れ替えがしやすくなります。
② 洗濯機・衣類乾燥機
洗濯機も、引っ越しとの相性がかなり良い買取ジャンルです。
-
製造年が新しめ
-
ドラム式/容量大きめ
-
有名メーカー
といった条件が揃うと、
「中古でもいいから、そこそこ良いものがほしい」というニーズがあるため、査定がつきやすくなります。
一方で、
-
かなり年数が経っている
-
脱水が弱い/異音がする
-
サビやカビ汚れが目立つ
といった場合は、無理に買取を狙わず処分前提で考えたほうがスムーズです。
引っ越しの段階で、
・新居の防水パンのサイズに合うか
・縦型/ドラム式を切り替えるか
を見直しつつ、
「今の洗濯機は売るのか、持っていくのか、処分するのか」を決めていくイメージです。
③ エアコン
エアコンは、
-
取り外し・取り付けに工事が必要
-
家電リサイクルの対象で、処分にも料金がかかる
という意味で、「引っ越し時にどうするか」で悩みやすい家電です。
-
製造年が新しく
-
人気メーカー・モデル
-
能力(畳数)も一般的なサイズ帯
であれば、
-
取り外し+買取
-
中古エアコンとしての再販
といったルートが現実的になります。
一方で、
-
年数がかなり経っている
-
効きが悪い/異音・水漏れがある
といった場合は、
無理に移設せず「取り外し+処分」で考えたほうが結果的にラクなケースも多いです。
④ テレビ
テレビはサイズやメーカーで差が出やすいジャンルです。
-
液晶・有機ELテレビ
-
大きめのインチサイズ
-
地デジ対応はもちろん、スマートTV機能付き
などは、中古市場でも一定の需要があります。
逆に、
-
古いブラウン管テレビ
-
小さすぎるサイズ
-
画面に線やムラがある
といったものは、家電リサイクルでの処分前提として考えざるを得ません。
引っ越しをきっかけに、
「この機会にサイズアップ/ダウンしたい」
「壁掛けにしたいから買い替える」
といった予定があるなら、
今のテレビは買取査定に回して、新居に合わせたものを選び直すのも一つの考え方です。
⑤ 電子レンジ・炊飯器・オーブンなどのキッチン家電
キッチン家電も、
-
年式が新しめ
-
有名メーカー
-
高機能モデル(スチームオーブンレンジなど)
の場合は、買取店で査定の対象になります。
ただし、
-
安価なシンプルモデル
-
経年使用で汚れやニオイが強いもの
は、「買取よりも市の大型ごみで処分したほうが早い」ケースも多いジャンルです。
⑥ 季節家電(ヒーター・扇風機・除湿機など)
季節家電は、タイミング次第で査定が変わりやすいジャンルです。
-
引っ越しの時期が、ちょうどシーズン前後
-
年式が新しく、状態も良好
といった条件が揃えば、
買取店やリユースショップへの持ち込みを検討してもよいと思います。
ただし、季節外れのタイミングでは、
-
保管のスペース
-
在庫状況
などの理由で、買取が難しいこともあるので、
「引っ越しまで時間に余裕があるなら早めに相談」と覚えておくと動きやすくなります。
⑦ 「売る」「処分する」を分けておくと動きやすい
ここまでをまとめると、引っ越し前の整理では、
-
製造から5年以内×国内メーカー×動作OK
→ まずは買取査定に出してみる候補 -
それより古い/状態が悪い
→ 処分前提で、広島市の仕組みや回収業者を検討
と分けて考えておくと、
「どこに連絡するか」「いつまでに動くか」を決めやすくなります。
このあと 5章以降では、
-
大手リユースチェーン・家電買取店をどう使うか
-
出張エリアやLINE査定の活かし方
といった具体的な動き方を整理していきます。
5. 大手リユースチェーン・家電買取店を使うときの考え方
ここまでで「処分ルート(広島市・量販店など)」を見てきましたが、
状態の良い家電については、処分する前に一度“売るルート”も検討しておくと、結果的に出費を抑えられることがあります。
広島市周辺で、一般のご家庭が現実的に使いやすいのは、
-
ハードオフグループ(広島八木店・フォレオ広島東店・広島可部店 など)
-
セカンドストリート系(スーパーセカンドストリート宇品店 など)
-
トレジャーファクトリー(トレジャーファクトリーの広島エリア出張買取)
といった全国チェーンに加え、
-
広島リサイクル買取王
-
リサイクルショップ広島 蔵乃屋
-
リサイクルショップ セレクト3R
-
リサイクルショップ広島ユーザーズ
-
リサイクルショップ トレジャーマーケット(中区大手町)
といった広島ローカルのリサイクルショップ・買取専門店です。
これらの多くが、
-
店頭に持ち込んで査定してもらう
-
大型家電は自宅まで来てもらう出張買取
-
小さめの家電や周辺機器は宅配買取やネット査定
といった複数の買取ルートを用意していて、
お店によって得意なジャンルや対応エリアが少しずつ違います。
引っ越し前にこうしたお店を活用するときは、ざっくり次のような整理をしておくと考えやすくなります。
-
「どのタイプの買取方法が、自分の状況(車・体力・時間)に合っているか」
→ 店頭持ち込み/出張買取/宅配買取 の3パターン -
「問い合わせた結果、出張エリア外と言われたらどうルート変更するか」
→ 運べるものだけ店頭に出す/別の店舗や地元店もあたる/処分ルートに切り替える
5章では、
-
5-1 で「店頭持ち込み・出張買取・宅配買取の違いと向き不向き」
-
5-2 で「出張エリア外と言われたときにどう考えるか」
という順番で、
上に挙げたような大手チェーンや広島ローカル店をイメージしながら整理していきます。
5-1. 店頭持ち込み・出張買取・宅配買取の違いと向いているケース
広島市まわりで「家電を売る」ときに、現実的に選びやすいルートは大きくこの3つです。
-
店頭持ち込み
-
出張買取
-
宅配買取
それぞれの特徴と、広島でイメージしやすい具体例をセットで整理しておきます。
① 店頭持ち込み|車があって自分で動ける人向けの基本パターン
どういう方法?
-
自分でお店まで家電を持って行き、その場で査定してもらう
-
金額に納得できれば、そのまま買取成立
広島でのイメージしやすいお店の例
-
ハードオフ広島八木店(安佐南区)
→ PC・オーディオ・ゲームに加え、生活家電も取り扱い。店頭買取の案内がある。 -
BOOKOFF SUPER BAZAAR 54号広島八木店
→ 書籍や衣類だけでなく、家電・雑貨などもまとめて買取している大型店。 -
スーパーセカンドストリート宇品店(南区)
→ 古着・家具・家電などの「フルスペックリユース店」として、店頭買取を受付。
※いずれも「家電の店頭買取」がメニューに含まれているお店、というイメージです。
向いているケース
-
車があって、自分で家電を積み込める
-
お店が生活圏内(通勤・買い物ルート)にある
-
その日のうちに査定〜支払いまで終わらせたい
メリット
-
その場で金額が分かるので、判断が早い
-
店によっては、家電以外の不要品(家具・衣類・趣味の物)も一緒に持ち込める
-
出張の日程調整が不要で、自分のペースで動ける
デメリット
-
冷蔵庫・洗濯機・大きめテレビなどは、積み込み・積み下ろしがかなり大変
-
雨の日・猛暑日は体力的な負担が大きい
-
駐車場や店内が混む時間帯だと、それだけで時間を取られる
車があって「中型〜小型家電が中心」のご家庭なら、
まず店頭持ち込みを基本線と考えたうえで、運びづらい物だけ別ルートを検討、という整理がしやすいです。
② 出張買取|大型家電が多い・車がない人向け
どういう方法?
-
お店のスタッフが自宅まで来て、その場で査定
-
金額に納得できれば、そのまま搬出までしてもらう
広島で出張買取を打ち出している例
-
ハードオフ広島八木店
→ テレビ・オーディオ・生活家電などを対象に「出張買取」ページが用意されている。 -
スーパーセカンドストリート宇品店
→ 「大型家電・家具は出張買取受付中」と明記されており、郵便番号でエリア確認する方式。 -
広島リサイクル買取王
→ 広島市を中心に、家電・家具を含む出張買取サービスを案内。LINE査定から出張につなげる流れも用意。 -
リサイクルショップ セレクト3R
→ 「年中無休・24時間対応・出張買取いたします」として、買取メニューに出張・店頭・LINE査定を並列で掲載。 -
リサイクルショップ広島ユーザーズ
→ 「出張買取専門」として、広島市8区+近隣エリアを無料出張エリアとして案内。家電・家具など幅広く対象。
※細かいエリアや条件は店ごとに違うので、実際に使う場合は各店の案内を確認する前提です。
向いているケース
-
冷蔵庫・洗濯機・大型テレビなど、自力では動かしづらい家電が複数ある
-
車がない/運転に自信がない
-
高齢のご家族の家電整理などで、搬出も含めて任せたい
メリット
-
搬出を含めてプロが行うので、ケガや壁・床のキズを防ぎやすい
-
大型家電をまとめて一度に査定・引き取りしてもらえる
-
引っ越しの日程に合わせてスケジュールを組みやすい
デメリット
-
店舗やチェーンによって、出張エリアが限定されている
-
「点数が少ない」「内容的に厳しい」などの理由で断られることもある
-
出張費用や、買取が付かなかった場合の扱いは、事前確認が必要
冷蔵庫・洗濯機・大きなテレビなど、どう考えても自分では運べない物がメインなら、
まず「出張買取対応の有無・エリア」を確認して候補を絞るイメージです。
③ 宅配買取|小型家電・周辺機器を箱にまとめて送りたいとき
どういう方法?
-
お店が用意した宅配キット、または自分で用意した段ボールに家電を詰めて発送
-
お店側で査定 → 金額の連絡 → OKなら振込
広島でイメージしやすい例
-
セカンドストリート(チェーン共通の宅配買取)
→ 公式サイトで宅配買取サービスを展開しており、衣類だけでなく小型家電・デジタル機器なども対象。 -
BOOKOFFグループ
→ 書籍・ソフトだけでなく、店舗によってはホビー・家電なども宅配買取に含める仕組みを持っている。
※宅配買取で「どの家電が対象か」はサービスごとに違うので、実際に利用するときは対象品目の確認が必要です。
向いているケース
-
電子レンジ・炊飯器・掃除機・オーディオ・PC周辺機器など、段ボールに入るサイズの家電が中心
-
近くに大きなリユースショップがない
-
仕事などで忙しく、店頭に行ったり出張日時を合わせる余裕がない
メリット
-
自宅から発送するだけなので、店頭の混雑や交通手段を気にしなくて良い
-
段ボール1〜2箱分の家電・小物をまとめて片付けやすい
-
査定〜振込までオンラインで完結できる
デメリット
-
冷蔵庫・洗濯機などの大型家電は、ほぼ対象外
-
送料の扱い(無料ライン・自己負担の条件)はサービスごとに違う
-
実物を見たあとに金額が確定するので、「最低保証額」などのルールも合わせてチェックしておきたい
「箱に入るサイズの家電・デジタル機器がたくさんあるけれど、
店に持って行く時間がない」という人には、宅配買取をひとつの箱にするイメージが合います。
④ 引っ越しと組み合わせて考えるときのざっくり整理
ここまでを踏まえて、広島市での引っ越しを想定したときの現実的な使い分けは、だいたいこんな感じです。
-
大型家電(冷蔵庫・洗濯機・大きめテレビなど)
→ ハードオフ広島八木店やスーパーセカンドストリート宇品店、
広島リサイクル買取王・セレクト3R・広島ユーザーズ などの「出張買取」を優先して検討 -
中型〜小型家電(電子レンジ・炊飯器・掃除機・小型テレビ・オーディオなど)
→ 近くのハードオフ/セカンドストリート/BOOKOFF SUPER BAZAAR/地元リサイクルショップに店頭持ち込み
+ 場合によって宅配買取も候補 -
どう見ても古すぎる・壊れている家電
→ 無理に買取に固執せず、2章で整理した「広島市の家電リサイクル・大型ごみ・自己搬入ルート」に切り替える
すべてを“買取だけ”で片付けようとすると無理が出やすいので、
「売れるものだけ買取ルート/それ以外は広島市や量販店・電気屋さんの処分ルート」
というふうに分けて考えておくと、全体の手間と費用のバランスが取りやすくなります。
このあと 5-2 では、
こうしたお店に問い合わせた結果「出張エリア外です」と言われたときに、
どうルート変更していくかを整理していきます。
5-2. 出張エリア外と言われたときに検討したい選択肢
ハードオフやセカンドストリート、広島リサイクル買取王・セレクト3R・広島ユーザーズなどに問い合わせたとき、条件によっては
「そのご住所は出張エリア外です」
「その内容・点数だと出張はお受けしていません」
と言われることがあります。
(郊外エリア/大型家電が1点だけ、などのときによく起こります)
その場合でも、いきなり「全部あきらめて処分」ではなく、次のような選択肢があります。
① 運べるものだけ「店頭持ち込み」に切り替える
出張が難しくても、
「店頭までお持ち込みいただければ査定できます」
というお店は多いです。
-
冷蔵庫・洗濯機などの大物
→ 広島市の家電リサイクル・大型ごみ、もしくは後述の量販店や電気屋さんの引き取りで処分を検討 -
電子レンジ・炊飯器・掃除機・小型テレビ・オーディオなど
→ ハードオフ広島八木店/フォレオ広島東店、
スーパーセカンドストリート宇品店、BOOKOFF SUPER BAZAAR 54号広島八木店 などに店頭持ち込みで査定
というふうに分けると、
運べる家電だけでも現金化して、残りの処分費の足しにすることができます。
② LINE査定・メール査定で「運ぶ価値があるか」だけ先に確認する
出張が難しいと言われても、
-
LINE査定
-
写真付きのメール査定
には対応しているお店もあります。
例)
-
広島リサイクル買取王
-
リサイクルショップ セレクト3R
-
リサイクルショップ広島 蔵乃屋
-
リサイクルショップ中新蔵
-
リサイクルショップ広島ユーザーズ
-
トレジャーマーケット など
こうしたお店に対して、
-
家電本体・型番ラベル・年式が分かる写真+簡単な状態説明を送る
-
「買取対象になるか」「ざっくりいくらくらいか」だけ教えてもらう
-
運んでまで売る価値がありそうなものだけ 店頭持ち込みや出張枠の再相談をする
-
「難しい」と言われたものは、最初から処分ルート(広島市の仕組みなど)へ回す
という順番にしておくと、
重い家電を運んだのに「買取不可」だった、という無駄を減らせます。
③ 別チェーンや地元のリサイクルショップも当たってみる
同じ「家電買取」でも、
-
全国チェーン(ハードオフ・セカンドストリート・トレジャーファクトリー など)
-
広島ローカル(広島リサイクル買取王・蔵乃屋・トレジャーマーケット・中新蔵・広島ユーザーズ など)
で、出張の対象エリアや方針が違うことがあります。
-
A店ではエリア外と言われたが、B店では普通に来てくれた
-
大手チェーンは難しかったが、地元のリサイクルショップなら対応できた
というケースもあるので、
2〜3社は当たってみる くらいの気持ちで動いておくと選択肢が広がります。
④ 町の電気屋さん・家電量販店の「引き取り」と組み合わせる
「売る」ことよりも、
-
とにかく引っ越しまでに確実に片付けたい
-
自分で運ぶのは避けたい
という場合は、
-
近所の町の電気屋さん
-
エディオンなどの家電量販店
で、新しい家電の購入とセットで
「今使っている家電の引き取りもお願いしたい」
と相談する方法もあります。
この場合、
-
家電リサイクル料金
-
収集・運搬(引き取り)の費用
はかかりますが、
-
エアコンの取り外し
-
冷蔵庫・洗濯機の搬出
までまとめて任せられるので、
ケガやトラブルを避けたい場合・高齢のご家族の家電整理などには現実的な選択肢です。
⑤ 「どこかで処分ルートに切り替える」ラインを決めておく
何件か問い合わせても、
-
出張はどこも難しい
-
店頭に運ぶのも現実的ではない
-
査定額もほとんど期待できない
というケースもあります。
その場合は、どこかのタイミングで、
-
家電リサイクル法の4品目 → 2章で整理したルート(指定引取場所・大型ごみ収集など)
-
それ以外の家電 → 広島市の大型ごみ・自己搬入など
に切り替えるラインを自分なりに決めておくと、動きやすくなります。
「この日までに買取ルートで動いてみて、
難しそうなら、その時点で処分ルートに切り替える」
と決めておくと、
引っ越し直前になってから慌てるリスクが減ります。
5章の結論としては、
-
まずは出張・店頭・宅配のどのパターンが自分に合うかを整理
-
出張が難しいと言われたら、店頭持ち込み+LINE査定+別店舗・量販店などを組み合わせて再検討
-
それでも難しいものは、早めに「広島市の処分ルート」に切り替える
という流れで考えておくと、
「売る」「捨てる」の両方を無理なく組み合わせやすくなります。
このあと 6章 では、
その中でもとくにキーになる LINE査定・オンライン査定の使い方 を、具体的な店舗名も交えながら整理していきます。
6. LINE査定・オンライン査定で「捨てる前に」ざっくり査定してもらう
ここまでで、
-
広島市の仕組みを使って家電を「処分」する方法
-
大手リユースチェーンやリサイクルショップに「売る」方法
を見てきましたが、実際の現場では
これは捨てるべきか?
それとも一応、査定に出したほうがいいのか?
という“グレーな家電”がかなり多いと思います。
このときに便利なのが、広島でも増えている LINE査定・オンライン査定 です。
広島市周辺だと、たとえば
-
広島リサイクル買取王
-
リサイクルショップ セレクト3R
-
リサイクルショップ広島 蔵乃屋
-
リサイクルショップ中新蔵
-
リサイクルショップ広島ユーザーズ
-
リサイクルショップ トレジャーマーケット
などが、公式LINEやWEBフォームからの事前査定に対応しており、
家電の写真や型番・年式を送ると、概算の買取金額や「そもそも対象になるか」を知らせてくれる仕組みを用意しています。
引っ越し前のバタバタの中で、
「全部まとめて処分」にしてしまう前に、スマホで一度だけ査定にかけてみる ことで、
-
売れる家電 → 買取ルートへ
-
どうしても難しい家電 → 広島市の処分ルートへ
と、スッキリ線引きしやすくなります。
6章では、
-
6-1 で「写真・型番・年式を送るとどこまで分かるのか」
-
6-2 で「先に見積もりだけ取っておくと、処分ルートやスケジュールがどう楽になるか」
を整理していきます。
6-1. 写真・型番・年式を送るとどこまで分かるのか
広島市内でも最近は、
-
スマホで家電の写真を送るだけで
-
概算の買取金額や「買取対象かどうか」を教えてくれる
といった LINE査定・オンライン査定を導入しているお店が増えています。
ここでは、**「何を送ればいいのか」「どこまで分かるのか」**を整理します。
① 送るのはこの4つが基本セット
どのお店でも、だいたい次のような情報を求められます。
-
家電本体の写真
-
正面から全体が分かる写真
-
できれば側面や上部なども1〜2枚
-
-
メーカー名・型番ラベルの写真
-
側面や背面に貼ってあるラベル部分をアップで撮影
-
「型番」「容量」「型式」が分かるように
-
-
製造年(年式)
-
ラベルに「20○○年製」と書いてあることが多い
-
写真に写っていれば、文章で書かなくても伝わります
-
-
おおまかな状態・エリア
-
普通に使えているか/気になる不具合はあるか
-
お住まいの地域(〇〇区くらいまで)
-
出張希望か・持ち込み予定か
-
ここまで伝えておくと、査定する側から見ると
-
年式
-
メーカー
-
容量・グレード
-
再販しやすそうかどうか
がイメージできるので、かなり現実に近い判断ができます。
② オンライン査定で「分かること」
LINEやメールで写真と情報を送るだけでも、たいてい次のようなことは教えてもらえます。
-
買取対象になるかどうか
→ そもそも「査定の土俵に乗るか」の判断 -
おおよその金額のレンジ
→ 「数千円前後」「〜○○円くらいが目安です」など、だいたいのゾーン -
出張買取の可否
→ エリア・家電の内容や点数から「出張で伺えるか/持ち込み向きか」 -
持ち込んだ方がいいかどうか
→ 「この内容なら店頭にお持ち込みいただく形になります」などの案内
つまり、
この家電をわざわざ運んでまで売る価値があるか?
を判断する材料には十分な情報が返ってきます。
③ 逆に「オンラインだけでは分からないこと」
一方で、写真だけではどうしても分かりにくいポイントもあります。
-
細かいキズ・へこみ
-
ニオイ(タバコ・ペット・油汚れなど)
-
内部の汚れや、細かな動作のクセ
-
実際の搬出のしやすさ(階段の形状・エレベーターの有無など)
そのため、
-
LINE査定で「〇〜〇円くらい」と言われても、
→ 実物を見た最終査定で、多少上下することはあります。 -
ただし、「ほぼ値段が付かない」「そもそも買取対象外」といったラインは、
→ 写真の段階でもかなりはっきり分かることが多いです。
あくまで、
「売る方向で動くか」
「最初から処分ルートで考えるか」
を分けるための事前フィルターとして使うイメージが近いです。
④ 捨ててしまう前の「ワンクッション」として使う
引っ越し前の片付けでは、
-
もう古いし、全部まとめて処分でいいか……
と一気に捨ててしまいたくなりますが、
中には
-
年式が新しめ
-
状態もそこそこ良い
という家電が混じっていることも多いです。
そういったものを
-
とりあえずLINE査定・オンライン査定に写真を送る
-
「金額が付く」ものだけ、売る方向で具体的に動く
-
「難しい」ものは、迷わず広島市の仕組みや回収ルートで処分
と分けてしまえば、
-
買取できる家電で、処分費用の一部をカバー
-
処分する家電は、最短ルートで片付ける
という動き方ができるようになります。
この 6-1 では、
-
オンライン査定で「何を送るか」
-
「どこまで分かるか/どこからは現物勝負になるか」
を整理しました。
次の 6-2 では、
こうした査定を「先に取っておく」ことで、
-
処分ルートを決めやすくなる
-
引っ越し全体のスケジュール管理がラクになる
といったメリットをまとめていきます。
6-1. 写真・型番・年式を送るとどこまで分かるのか
LINE査定・オンライン査定は、
「売るか捨てるか迷っている家電」を仕分けするための事前チェックとして使うのが一番現実的です。
広島だと、例えば
-
広島リサイクル買取王
-
リサイクルショップ セレクト3R
-
リサイクルショップ広島 蔵乃屋
-
リサイクルショップ中新蔵
-
リサイクルショップ広島ユーザーズ
などが、家電を含むLINE査定・オンライン査定を受け付けています。
(スマホで写真を送って、おおまかな金額や「買取対象かどうか」を教えてくれる仕組みです)
ここでは、何を送ればよいか/それでどこまで分かるのかを整理します。
① 送る内容はだいたいどの店も同じ
お店ごとにフォームのデザインは違いますが、
聞かれる内容はほぼ共通していて、ざっくりこのセットです。
1)家電本体の写真
-
正面から全体が分かる写真
-
できれば側面・背面も1〜2枚あると、キズや汚れのイメージが伝わりやすい
2)メーカー名・型番ラベルの写真
-
冷蔵庫や洗濯機なら、側面や内側にあるシール部分
-
テレビなら背面の品番ラベル
-
「メーカー名」「型番」「容量」「型式」などが読めるように撮る
3)製造年(年式)が分かる部分
-
「20〇〇年製」と書いてあるところをアップで撮る
-
写真で読み取れれば、わざわざ文章で打たなくても伝わります
4)簡単なメモ(テキスト)
-
普通に使えているか(電源・動作に問題ないか)
-
気になる不具合があれば一言(「脱水時に少し音が大きい」など)
-
お住まいのエリア(〇〇区まで)
-
希望しているのが「出張」か「持ち込み」か
広島リサイクル買取王やセレクト3R、蔵乃屋、広島ユーザーズなどの案内を見ても、
内容はほぼこの4点に集約されています。
② それだけで「どこまで分かるか」
このくらいの情報が揃うと、お店側はかなり具体的な判断ができます。
分かることのイメージ
-
買取対象になるかどうか
-
年式・メーカー・型番・容量から「そもそも査定できるラインかどうか」が分かる
-
古すぎるもの・市場価値が低いものは、この段階で「難しい」と分かることが多い
-
-
おおよその金額のレンジ
-
「数千円前後」「状態が良ければ〇〇円くらいが目安です」など、ざっくりしたゾーン
-
正確な「○○円ジャスト」ではなく、「このあたり」という感覚値
-
-
出張買取が現実的かどうか
-
住所エリアと家電の内容・点数から
「出張で伺えます/店頭持ち込みのほうが早いです」といった案内がもらえる
-
-
いつ、どう動けば良いかのイメージ
-
「他にも数点あるなら出張できます」
-
「この2点だけなら店頭か宅配のほうが向いています」
など、次の一手が決めやすくなるコメントをもらえることも多いです。
-
つまり、
この家電は、わざわざ運んでまで売る価値があるか?
を判断するには、十分な材料になります。
③ 逆に「LINEだけでは分からないこと」
一方で、写真とテキストだけでは判断しきれない部分もあります。
-
細かいキズ・へこみの程度
-
ニオイ(タバコ・ペット・カビ・油汚れなど)
-
内部の汚れ・サビ・ゴムパッキンの劣化
-
実際の動作音・振動の大きさ
-
搬出経路(階段の幅、曲がり角、エレベーターの有無)
そのため、
-
LINE上で「〇〜〇円くらい」と言われていても、
→ 現場で実物を見た最終査定で、多少の増減はあり得ます -
ただし、「全く値段がつかない」「そもそも対象外」といった線は、
→ 写真と情報だけでもかなりはっきり分かることが多いです
イメージとしては、
「金額をピタリ当てる」のではなく、
「売れるゾーンにいるかどうか」を見極めるためのツール
という使い方が現実的です。
④ 捨てる前の「ワンクッション」として使う
引っ越し前の片付けでは、
-
もう古いし、全部まとめて処分でいいか…
と一気に決めてしまいたくなる場面も多いと思います。
ただ、その中に
-
年式がまだ新しめ(5年前後など)
-
人気メーカー・人気容量帯
-
見た目の状態もそこそこ綺麗
といった家電が混ざっていることもよくあります。
そういうものは、
-
まずはLINE査定・オンライン査定に写真と情報を送る
-
金額が付きそうなものだけ、買取ルートで具体的に動く
-
「難しい」と言われたものは、最初から広島市の処分ルート(家電リサイクル・大型ごみ・自己搬入)に回す
という流れにすると、
-
売れるものはできるだけお金に変える
-
処分が必要なものは、無駄な手間をかけずに片付ける
という整理がしやすくなります。
この 6-1 では、
「LINE査定で何を送り、どこまで分かるか」を整理しました。
次の 6-2 では、
こうした 事前の見積もりを先に取っておくことで、処分ルートや引っ越しスケジュールがどう楽になるか をまとめていきます。
6-2. 先に見積もりだけ取っておくメリット(処分ルートを決める判断材料)
LINE査定やオンライン査定は、
「売る!」と決めてから申し込むサービスというよりも、
引っ越し前に、
・どれが売れそうで
・どれは処分が前提か
を仕分けるための事前調査として使うと、とても動きやすくなります。
ここでは、「先に見積もりだけ取っておく」と何が楽になるのかを整理します。
① 処分費用と買取金額の“全体像”を先にイメージできる
冷蔵庫や洗濯機などの大型家電は、
-
広島市の家電リサイクル
-
大型ごみ
-
量販店や電気屋さんの引き取り
いずれを選んでも、ある程度の費用はかかります。
一方で、
-
製造年が新しめ
-
容量・メーカー的にも需要がある
ような家電は、買取店に出せば数千円〜それ以上つくケースもあります。
LINE査定で事前にざっくり金額が分かれば、
-
「この冷蔵庫は〇〇円くらいになりそうだから、その分は処分費に回せるな」
-
「この洗濯機は値段が付きにくいようだから、処分ルート前提で予算に入れておこう」
といった具合に、
“買取で入ってくるお金”と“処分にかかるお金”を、引っ越し前からまとめて組み立てやすくなる
のが大きなメリットです。
② どのルートで動くかを早めに決められる(広島市の予約も組みやすい)
事前査定をしておくと、
-
買取店に任せる家電
-
広島市の大型ごみ・家電リサイクルで出す家電
-
量販店・町の電気屋さんで引き取りをお願いする家電
の仕分けが、かなり早い段階で終わります。
すると、
-
広島市の大型ごみ収集の日程(混みやすい時期は早めに予約)
-
安佐南工場などへの自己搬入のタイミング
-
買取店の出張予定・店頭持ち込みのタイミング
-
引っ越し業者が来る日
を逆算して組みやすくなるので、
「引っ越し当日まで家電が残ってしまった」
「処分の予約が間に合わず、新居に持っていくしかない」
といったことを防ぎやすくなります。
③ 「運ぶグループ」と「その場で処分グループ」が分かるので梱包がラク
LINE査定の結果を踏まえて、
-
売るために運ぶ家電
-
店頭持ち込みや宅配買取で動かすもの
-
-
家(もしくは現地)で処分する家電
-
広島市の大型ごみ・家電リサイクル・電気屋さん引き取り など
-
を分けておけば、梱包や仕分けもシンプルになります。
-
「売る予定の家電」には、型番・年式を書いたメモを貼っておく
-
「処分予定の家電」は、収集日・自己搬入の日付を書いたメモをつけておく
といった小さな工夫をしておくと、
家族や引っ越し業者にも意図が伝わりやすく、現場での指示出しも楽になります。
④ 家族・同居人との話し合いがスムーズになる
家の中の物を減らすときに意外と面倒なのが、
「捨てる/残す/売る」で家族の意見が割れるパターンです。
-
「まだ使えるんじゃないか」
-
「もう古いし買い替えたほうがいい」
という感覚のズレがあっても、
LINE査定で「これくらいの金額です」「買取は難しそうです」といった第三者の目線が入ると、
-
「そこまで値段が付くなら、売って新居の足しにしようか」
-
「値段が付かないなら、処分してスッキリさせよう」
といった形で、話を進めやすくなります。
⑤ 引っ越し当日の“バタバタ”を減らせる
見積もりを先にとって「動き方」を決めておくと、
-
引っ越し業者
-
買取店(出張/持ち込み)
-
広島市の大型ごみ・家電リサイクル
-
町の電気屋さん・量販店の引き取り
それぞれの予定を事前に整理して並べることができます。
結果として、
-
「この家電は引っ越し屋さんではなく、買取店に任せる」
-
「この家電は引っ越し当日まで使う/その後まとめて処分に回す」
といった役割分担がはっきりし、
引っ越し当日に家電まわりでバタバタするリスクを下げられます。
⑥ まとめ:査定=「売る」と決めるためではなく、判断材料を増やすため
引っ越し前の家電整理での LINE査定・オンライン査定は、
「査定に出したから、必ず売らないといけない」
というものではなく、
「売る/処分するを決めるための、事前の情報集め」
くらいの位置づけで使うのがちょうど良いバランスです。
-
金額がつきそうな家電 → 買取店・リサイクルショップへ
-
どうしても難しい家電 → 広島市の仕組みや量販店・町の電気屋さんの引き取りで処分
という線引きを、早めに・具体的にできるというのが、
「先に見積もりだけ取っておく」一番のメリットです。
7. 町の電気屋さん・家電量販店を「処分」と「売却」でどう使い分けるか
ここまで見てきた
-
広島市の回収・持ち込みなど「公的な処分ルート」
-
リユースショップ・買取店を使う「売却ルート」
に加えて、引っ越しのときにもうひとつ押さえておきたいのが
町の電気屋さん
家電量販店(エディオンなど)
をどう使うか、というポイントです。
ざっくり分けると、この2つの役割があります。
-
「処分」寄りの役割
-
新しい家電を買うときに、古い家電の引き取りをお願いする
-
エアコンの取り外し〜回収までまとめて頼む
-
-
「売却(下取り)」寄りの役割
-
テレビや冷蔵庫など、一部の家電は下取りや買い替えキャンペーンを使えることがある
-
ポイント還元や値引きとセットで実質的に「売った」のに近い状態にできる
-
広島だと、特に本社が広島の エディオン は、家電リサイクル法の4品目(エアコン・テレビ・冷蔵庫・洗濯機)の引き取りサービスや、買い替えとセットの回収に力を入れています。
一方で、昔からの「町の電気屋さん」は、
-
高齢の親御さん世帯
-
車がなくて運べない方
などにとって、
「少しお金を払ってでも、取り外しや搬出を含めてお願いできる窓口」
として頼りになる存在です。
7章では、
-
7-1 で「処分をお願いする場合(リサイクル・引き取りサービスの活用)」
-
7-2 で「下取り・買い替えと組み合わせる場合の考え方」
という流れで、
-
どんなときに町の電気屋さんや量販店に頼るとラクか
-
どこまで任せて、どこからは買取店や広島市の仕組みを使うか
を整理していきます。
7-1. 処分をお願いする場合(リサイクル・引き取りサービスの活用)
「もう次の家では使わない」「年式も古いし買い替えたい」
という家電は、町の電気屋さんや家電量販店に処分をお願いするという選択肢があります。
2章で触れたとおり、
エアコン・テレビ・冷蔵庫・洗濯機などは「家電リサイクル法」の対象なので、
-
リサイクル料金
-
収集・運搬料金
といった費用はどうしてもかかりますが、
取り外し・搬出・手続きまでまとめて任せられるのが大きなメリットです。
① 家電量販店に引き取りをお願いする流れ(エディオンなどのイメージ)
広島だと、本社もあるエディオンなどの量販店では、
-
新しく家電を購入するタイミングで「古い家電の引き取り」をセットで頼める
-
一部の品目は「引き取りのみ」の相談もできる
といった形で、家電リサイクル法の4品目の回収サービスを用意しています。
流れのイメージはこんな感じです。
-
店舗やコールセンターに相談
-
処分したい家電の種類(冷蔵庫・洗濯機など)
-
メーカー・型番・だいたいの年式
-
設置場所(戸建て/マンション、何階か)
を伝えて、引き取りが可能かどうか・費用の目安を確認します。
-
-
回収の日程を決める
-
新しい家電を購入する場合は「配達日」と「旧品の引き取り日」を同時に決めることが多いです。
-
引き取りのみの場合も、訪問可能な日程を調整します。
-
-
当日の作業
-
スタッフが自宅に来て、エアコンの取り外しや冷蔵庫・洗濯機の搬出を実施
-
家電リサイクル券の手続きも含めて、その場で対応してくれるケースが一般的です。
-
-
料金の支払い
-
リサイクル料金+収集運搬料金を、現金もしくは事前精算などで支払います。
-
「細かい手続きが苦手」「重い物を動かしたくない」という方ほど、
家電量販店の引き取りサービスを使うメリットが大きいルートです。
② 町の電気屋さんにお願いする場合の流れとメリット
いわゆる「町の電気屋さん」も、
地域によっては
-
近所の方の家電を納品してきた実績がある
-
その延長で、処分や買い替えの相談に乗ってくれる
というところが少なくありません。
町の電気屋さんにお願いする流れのイメージは、
-
まずは電話や来店で相談
-
「〇年前にここで買った冷蔵庫を処分したい」
-
「エアコンを外して処分してほしい」
といった形で、ざっくりした状況を伝えます。
-
-
必要なら下見(現地確認)
-
階段の幅や設置場所が狭い場合などは、一度見に来てもらって、
「どう搬出するか」「どれくらい手間がかかりそうか」を確認してもらえることもあります。
-
-
費用と作業内容の説明を受ける
-
家電リサイクル料金+運搬・取り外しにかかる手間賃を含めた金額
-
作業当日の人数や時間の目安
を教えてもらったうえで、納得できれば正式に依頼します。
-
-
当日の作業
-
エアコンなら取り外しから回収まで一括で任せられる
-
高齢の方や一人暮らしでも、搬出を手伝ってくれるので安心
-
メリットとしては:
-
顔なじみであれば、相談しやすく融通が利きやすい
-
使い方や今後の買い替えの相談にも乗ってもらえることが多い
-
高齢のご家族の家電整理など、「ちょっとしたこと」も頼みやすい
といった点があります。
③ 「処分を量販店・電気屋さんに任せた方がラク」なケース
家電の状態やご家庭の状況によっては、
無理に買取店をあちこち探すより、
量販店や町の電気屋さんにまとめてお願いしたほうが現実的
というケースも多いです。たとえば:
-
エアコンの台数が多い/高い位置に設置してある
-
階段が急・狭い/エレベーターがないマンション
-
ご家族に高齢者が多く、自分たちで運ぶのが難しい
-
「処分前提」で、年式がかなり古い冷蔵庫・洗濯機ばかり
こういった場合は、
-
無理に「売ろう」と頑張って時間と体力を使うより
-
安全に・確実に片付いてくれるルートを優先する
という考え方が、結果的に正解なことも多いです。
④ 買取ルートとのざっくりした使い分け
ここまでの内容をまとめると、
町の電気屋さん・家電量販店は、引っ越しの中でこんな位置づけになります。
-
買取店・リユースショップに向いている家電
-
年式が比較的新しい
-
まだまだ使える状態
-
売却で数千円以上は期待できそう
-
-
町の電気屋さん・家電量販店に向いている家電
-
年式が古い/状態が微妙で、買取が期待しづらい
-
エアコンなど、専門的な取り外しが必要なもの
-
階段や設置場所の関係で、自分たちだけで運ぶのが危ないもの
-
「売れるものは買取ルートへ」
「危険・手間が大きいものは、無理せず電気屋さん・量販店の引き取りへ」
というふうに分けておくと、
全体のスケジュールも、お金の流れも整理しやすくなります。
次の 7-2 では、
同じ町の電気屋さん・家電量販店でも、
-
テレビや冷蔵庫などを「下取り・買い替え」とセットで考える場合
にどう使えるか、考え方をまとめていきます。
7-2. 下取り・買い替えと組み合わせる場合の考え方
町の電気屋さんや家電量販店は、
「処分して終わり」というよりも、
新しい家電の購入(買い替え)と
古い家電の回収(下取り・引き取り)
をセットで考えると、かなり使いやすくなります。
ここでは、「下取り・買い替え」と組み合わせるときの考え方を整理します。
① 「処分」ではなく「役目を終えたからバトンタッチ」という発想
引っ越しのタイミングで、
-
冷蔵庫・洗濯機・テレビ・エアコン などを一気に入れ替える
-
新居に合わせてサイズや性能を見直す
という場合は、
-
新しい家電の選定・購入
-
古い家電の回収(下取り・引き取り)
を同じ窓口でまとめてお願いすると、段取りがかなりシンプルになります。
とくに家電量販店の場合、
-
新品の配達
-
既存家電の取り外し・搬出
-
家電リサイクルの手続き
まで一度に済むので、
「古いのをどこで処分して、
新しいのはどこで買って、
いつ入れ替えるか?」
とバラバラに考えなくて良くなります。
② 値引き・ポイントなどを含めて「実質いくらか」で見る
量販店や一部の電気屋さんでは、
-
下取りキャンペーン
-
買い替え値引き
-
ポイント還元
などが組み合わさって、
「古い家電を出す代わりに、新しい家電が実質〇〇円安くなる」
という形になることがあります。
買取店のように「現金でもらう」わけではありませんが、
-
買取店に売った場合 → 現金で数千円
-
量販店の買い替え → 新品価格が数千円〜それ以上安くなる
というイメージで、
トータルの支出がどれくらい変わるか
で比較してみると、判断しやすくなります。
③ 「買取店」と「下取り・買い替え」、どちらが向いているか
ざっくり分けると、こんなイメージです。
買取店・リサイクルショップが向いているケース
-
まだ年式が新しく、市場価値が高そうな家電
-
メーカー・容量ともに需要があるモデル
-
新居では別の家電を選ぶ予定で、「お金として受け取りたい」
下取り・買い替えが向いているケース
-
もともと量販店や電気屋さんで購入した家電で、
「次も同じお店で買い替える」のが自然な流れになっている -
ポイントや延長保証など、その店を使い続けるメリットがある
-
古い家電の状態が微妙で、買取店だと金額がつきにくそう
一度LINE査定などで、
-
買取店に出した場合の「おおまかな金額」
のイメージをつかんでから、
-
量販店の買い替え時の値引き・ポイント
と比べてみると、
「この冷蔵庫は買取に出したほうが良さそう」
「この洗濯機は買い替えとセットで引き取ってもらおう」
と、家電ごとに使い分けがしやすくなります。
④ 下取り・買い替えのほうがラクなケース
特に、次のような場合は、無理に買取店を探すよりも、
「買い替えとセットで下取り・引き取り」
にしてしまったほうがラクなことが多いです。
-
エアコンの台数が多い/配管が長い・高所設置で、取り外しが大変
-
冷蔵庫・洗濯機の設置場所が狭く、自分たちでは動かしにくい
-
家族構成が変わり、家電を一気に入れ替える(子どもの独立など)
-
年式がかなり古く、買取店では「難しい」と言われがちなもの
こういったケースでは、
-
多少費用はかかっても、
-
安全に・確実に・予定どおり片付くルート
を優先したほうが、結果的に精神的な負担も少なくなります。
⑤ 「売る」「下取り」「処分」を組み合わせるのが現実的
引っ越し前の家電整理は、どうしても
-
すべて買取店で売りたい
-
すべて下取りで片付けたい
と“ひとつにまとめたく”なりますが、
実際には、家電ごとに向いているルートが違います。
おすすめの考え方としては、
-
LINE査定・オンライン査定で「売れそうな家電」を把握
-
その中から、買取店に回すもの/下取りとセットで考えるもの を分ける
-
どうしても難しい家電は、広島市の仕組みや電気屋さんの引き取りで処分
という流れで、
「売る」
「下取り・買い替え」
「処分(広島市・電気屋さん)」
の3つを組み合わせるのが、
無理なく・損を減らしながら片付ける現実的なやり方です。
このあとの 8章 では、
家電以外にも
-
家具
-
細かい不用品
-
衣類や雑貨
などが大量に出るケースを想定して、
「家電以外の荷物も一緒に片付けたいとき、
どんな順番で整理して、どんなサービスを組み合わせるか」
という視点で整理していきます。
8. 家電以外の荷物も一緒に片付けたいときの考え方
引っ越し前に片付けるのは、家電だけではありません。
-
ベッド・タンス・食器棚などの大型家具
-
カラーボックス・衣装ケース・本棚などの中型家具
-
食器・本・衣類・おもちゃ・趣味のものなどの細かい不用品
-
ベランダの物置・ガレージの道具類
…など、家中を見渡すと「家電以外」のほうがむしろ量としては多い、ということも少なくありません。
家電だけを個別に考えるより、
家電も家具も細かい物も、全体をどういう順番で片付けるか
を決めておくと、結果的にラクになります。
とくに、
-
家具や細かい不用品が大量に出そうな場合
-
引っ越しまで時間があまりない場合
-
自分で運べる量・体力に限りがある場合
は、「順番」と「どこまで自分でやるか」の線引きが大事です。
この章では、
-
8-1 で「家具や細かい不用品が大量に出る場合の整理の順番」
-
8-2 で「自分で運ぶ時間・体力がないときに検討したいサービス」
という流れで、
家電の売却・処分の話とも合わせて、
引っ越し前に家全体をどう片付けていくか
を整理していきます。
8-1. 家具や細かい不用品が大量に出る場合の整理の順番
家電の処分や売却と同時に、
引っ越し前はどうしても 「その他全部」 が一気にあふれます。
-
ベッド・タンス・食器棚など大物家具
-
カラーボックス・本棚・衣装ケース
-
衣類・本・書類・雑貨・おもちゃ
-
ベランダや物置の道具・園芸用品 など
これを「思いついた順」に片付け始めると、
途中で力尽きたり、家の中が一時的に大混乱になりがちです。
現実的には、次のような大まかな順番で進めると、
ムダな動きや“やり直し”が減ります。
① まず「今後も確実に使う物」を先によける
いきなり「何を捨てるか」から考えると、判断に時間がかかります。
最初にやるのは、
これだけは新居でも確実に使う
という物を先に抜き出しておくことです。
-
必ず持って行く家具(ベッド・ダイニングセットなど)
-
日常的に使っている家電・キッチン用品
-
書類・アルバム・思い出の品など、保管が必要なもの
を一度「確保ゾーン」にまとめておくと、
-
残った物 = 「売るか捨てるか検討するグループ」
と分かりやすくなり、以降の判断がラクになります。
② 「売れそうなもの」と「明らかに処分」の2つにざっくり分ける
残った物は、細かく悩む前にまず
-
売れそうなもの
-
状態の良い家具・家電
-
ブランド品・趣味のもの・ホビー系
-
きれいな食器セット など
-
-
どう考えても処分寄りのもの
-
壊れているもの・欠けているもの
-
汚れや傷みが強い家具
-
古い布団・マットレス・使い切った生活雑貨 など
-
という2グループくらいに大雑把に分けてしまいます。
「売れるかどうか分からない」ものは、
とりあえず “売れるかも”グループ に入れておき、
あとでまとめて査定・見積もりを取るほうが効率的です。
③ 売れそうなものは「まとめて査定にかける」
「売れるかも」グループについては、
-
家電・ブランド品など → 買取店やリサイクルショップ
-
趣味のもの・コレクション → 専門性のあるお店やフリマアプリ
など、ジャンルごとに “どこに聞くか” をざっくり決めておきます。
家電については、さきほどの
-
出張買取(大型家電)
-
店頭持ち込み・宅配買取(中型〜小型家電)
-
LINE査定・オンライン査定
を組み合わせて、
「運ぶ価値があるかどうか」を先に判断してもらうイメージです。
家具やその他の不用品も、
-
まとめて買取に出す
-
買取が難しいものは、回収・処分の見積もりへ
といった流れで、先に「査定・見積もり」を取り、
その結果を見てから動くとムダが減ります。
④ 明らかに処分のものは「自治体で出す/業者に任せる」を分ける
「どう考えても処分」のグループについては、
-
広島市の仕組みで出せるもの
-
粗大ごみ・大型ごみ
-
可燃ごみ・不燃ごみ・資源ごみとして出せる範囲のもの
-
-
自分たちだけでは出しにくいもの
-
大きすぎる家具
-
解体が必要なもの
-
量が多すぎて、自力では収集日までに間に合わないもの
-
に分けて考えます。
1は、広島市のルールにしたがって粛々と出していくイメージ。
2は、無理に自分たちだけで抱え込まず、
-
不用品回収業者
-
引っ越し業者の不用品オプション
なども含めて検討したほうが、
ケガ・時間・ストレスの面で結果的に得なことが多いです。
⑤ 家全体として「どこまで自分で運ぶか」のラインを決める
家具・家電・その他の不用品を見渡したうえで、
・ここまでは自分たちで運ぶ/分別する
・ここから先は業者に任せる
というラインを早めに決めておくと、
引っ越し直前にパンクしにくくなります。
例えば、
-
小型家電・衣類・本・細かい雑貨 → 自分たちで仕分け・処分
-
大型家電・大型家具 → 買取 or 回収業者に任せる
-
どうしても時間内に減らない物量 → 一部を丸ごと回収してもらう
といった形で、
「手間とお金のバランス」をどこで取るか
を決めるイメージです。
⑥ 弊社のような「買取+回収」をまとめて相談できる窓口も
このブログは、広島市で不用品回収・買取を行っている
御社サイト(広島遺品整理・不用品回収のサイト)に掲載する前提ですので、
-
家電の買取
-
売れない家電や家具、細かい不用品の回収
をまとめて相談できる窓口がある、ということも
最後に軽く触れておくと自然です。
「売れるものは買い取り、
難しいものは回収という形で、
まとめてご相談いただくことも可能です。」
ぐらいのトーンであれば、
押しつけがましくなく、
引っ越し前後に困っている方への案内としても違和感が出にくいと思います。
次の 8-2 では、
実際に 時間や体力が足りない場合に、どんなサービスを組み合わせていくと現実的か を整理していきます。
8-2. 自分で運ぶ時間・体力がないときに検討したいサービス
「やることは分かったけど、正直ここまで自分たちだけでは無理」
という状況も、引っ越し前には普通にあります。
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共働きで時間が取れない
-
小さなお子さん・高齢の家族がいて、作業が進まない
-
家電も家具も多くて、とてもじゃないが自分では運べない
こういうときに現実的な選択肢になるサービスを、
「どこまで任せるか」別に整理しておきます。
① 引っ越し業者のオプション(不用品回収・買取連携など)
大手・中堅の引っ越し業者の中には、
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不用品の回収サービス
-
提携リユースショップでの買取
-
ダンボール・梱包資材の回収
などをオプションで用意しているところもあります。
イメージ:
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引っ越しの見積もり時に「処分したい家具・家電」も一緒に見てもらう
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その場で、
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運ぶ物
-
処分する物
をセットで見積もってもらう
-
-
当日または前後の日程で、運搬+回収までまとめて対応
「引っ越し」と「不用品処分」を、
ひとつの会社にまとめて任せたい人向きのやり方です。
費用はそれなりにかかりますが、
-
見積もりの窓口がひとつで済む
-
スケジュール調整も一括でできる
という点で、時間が取れないご家庭には相性が良いです。
② 不用品回収業者・遺品整理業者に一括で任せる
家具・家電・細かい不用品がとにかく多い場合は、
「売れるものは一部だけで、ほとんどは処分になりそう」
ということもあります。
その場合、
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不用品回収
-
生前整理・遺品整理
などを行っている業者に、
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大型家具・家電
-
細かい雑貨・生活ごみ
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ベランダ・物置の中身
を丸ごとまとめて相談する方法があります。
このタイプの業者は、
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分別・搬出からトラック積み込みまで一括対応
-
必要に応じて買取もあわせて行う(売れる物だけ値段を付ける)
といった形で、
「家電だけ」「家具だけ」ではなく、“家の中のモノ全体”に対応してくれる
のがメリットです。
御社のような、
不用品回収・遺品整理と買取を両方行っている業者であれば、
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売れるものは買取
-
売れないもの・ごみとして処分が必要なものは回収
という形で、一度の見積もりで全体像を出すこともできます。
③ 家電量販店・町の電気屋さんに「家電まわりだけ」お願いする
「全部丸投げ」ではなく、
家電まわりだけでも、人に任せたい
という場合は、7章で触れた
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エディオンなどの家電量販店
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近所の町の電気屋さん
を使って、
-
エアコンの取り外し〜回収
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冷蔵庫・洗濯機・テレビの引き取り
だけをお願いする、という分け方もあります。
イメージ:
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大型家電 → 量販店・電気屋さんに引き取り依頼
-
家具・細かい物 → 自治体の大型ごみ/不用品回収業者/自力処分
といった形で、
危険・負担の大きい部分だけプロに任せるイメージです。
④ 「自分で運ぶのはここまで」と決めて早めに動く
時間や体力が足りないときに一番危ないのは、
「とりあえず自分でやれるだけやってから考えよう」
と先延ばしにして、
引っ越し間際になってから一気にパンクしてしまうパターンです。
そうならないように、
-
家電・家具・その他の量をざっと見て
-
「ここまでは自分で運ぶ/ここから先はプロに任せる」
というラインを、早めに決めておくのがポイントです。
そのうえで、
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引っ越し業者のオプション
-
不用品回収・遺品整理業者
-
家電量販店・町の電気屋さん
などを、予算とスケジュールに合わせて組み合わせると、
結果的に「お金はかかったけど、ケガもなく、間に合って良かった」という落としどころに落ち着きやすくなります。
⑤ 弊社にご相談いただく場合のイメージ
このブログは、広島市で不用品回収・遺品整理・買取を行っている
御社サイトに掲載する前提なので、最後に軽く触れるとしたら、
「家電の処分とあわせて、
家具や細かい不用品がたくさん出てしまう場合は、
まとめてお見積り・ご相談いただくことも可能です。」
といった一文程度にしておくと、
宣伝色を強く出さずに、**「困ったときの相談先のひとつ」**として自然に案内できます。
ここまでが 8章です。
このあと 9章(まとめ) で、
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処分と買取をどう組み合わせると損を減らしやすいか
-
引っ越し前後に無理なく動くためのポイント
-
広島市内でお困りのときに、御社へ相談いただく流れのイメージ
をコンパクトに振り返っていきます。
9. まとめ|広島市で引っ越し前の家電を「損せず・無理せず」手放すコツ
ここまで、
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広島市の家電リサイクルや大型ごみなどの公的な処分ルート
-
ハードオフ・セカンドストリート・広島のリサイクルショップなどの買取ルート
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町の電気屋さん・家電量販店の引き取り・買い替えルート
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不用品回収業者・引っ越し業者オプションなどの**「まとめて任せる」ルート**
を、一通り整理してきました。
引っ越し前の家電を「損せず・無理せず」手放すためのポイントをまとめると、ざっくりこの3つです。
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まずは広島市のルールと費用感を押さえる
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家電リサイクル法の4品目(エアコン・テレビ・冷蔵庫・洗濯機)は、必ずリサイクル料金がかかる
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大型ごみ収集・自己搬入など、公的な処分ルートの基本を押さえておく
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売れる家電は「捨てる前に」査定にかける
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年式や状態によっては、処分せずに売ったほうがトータルで得になることもある
-
出張買取・店頭持ち込み・宅配買取に加え、LINE査定・オンライン査定をうまく使う
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自分でやる範囲を決めて、無理なところはプロに任せる
-
危険な作業(エアコンの取り外し・大型家電の階段搬出など)は無理をしない
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時間や体力が足りないときは、引っ越し業者のオプションや不用品回収業者も検討する
-
このあと
-
9-1 で、ここまでの「処分」と「買取」をどう組み合わせて考えると良いかをもう一度整理し直し、
-
9-2 で、広島市内でお困りのときに、弊社へ家電の回収・買取を相談いただく際のイメージ
をコンパクトにまとめていきます。
9-1. 処分費用と買取を組み合わせるときのポイント振り返り
最後に、「捨てる」と「売る」をどう組み合わせると、
引っ越し前後の負担が軽くなるかをもう一度まとめておきます。
① いきなり全部「処分」ではなく、まずはざっくり仕分け
スタート地点は、
-
そのまま新居で使う家電
-
一度「売れるかどうか」を確認したい家電
-
どう考えても処分が前提の家電
の3つに分けることです。
この段階では、
「売れないかもしれないけど、ちょっと気になる」
くらいのものも、いったん「売れるか確認したいグループ」に入れておくほうが、あとで動きやすくなります。
② 売れそうな家電は「査定 → ルート決定」の順で考える
「売れるかもしれない」家電については、
-
出張買取・店頭持ち込み・宅配買取が使えそうかをチェック
-
LINE査定・オンライン査定で だいたいの金額・買取可否 を聞く
-
「運ぶ価値があるもの」だけ、実際の買取に動く
という順番にすると、
-
無駄な持ち込み
-
「運んだけど買取不可だった」というガッカリ
を減らしやすくなります。
ここでのポイントは、
査定は「売ることを決めるため」ではなく、
売るか捨てるかを判断する材料にするため
という位置づけで使うことです。
③ 処分が前提の家電は「どのルートが一番ラクか」で決める
査定の結果や年式・状態を踏まえて、
これはもう処分でいいな
となった家電については、
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広島市の家電リサイクル・大型ごみ・自己搬入
-
家電量販店・町の電気屋さんの引き取りサービス
-
不用品回収業者(他の不用品とまとめて)
のなかから、
-
料金
-
手間(運ぶか・来てもらうか)
-
スケジュール
をトータルで見て、現実的にラクなルートを選ぶのがポイントです。
「一番安い方法」だけにこだわりすぎると、
時間や体力をかなり消耗してしまうこともあるので、
自分たちの余力とも相談して決めるイメージです。
④ 「売る」「処分」を家電ごとに分けて考える
冷蔵庫・洗濯機・テレビ・エアコン・電子レンジ…と家電を並べたとき、
すべて同じルートで片付けようとすると、どこかで無理が出ます。
-
冷蔵庫は買取店で売る
-
洗濯機は量販店の買い替えとセットで引き取り
-
古いテレビは広島市の家電リサイクルで処分
-
電子レンジや小物家電はリサイクルショップに持ち込み
というように、家電ごとに最適なルートを割り当てていくほうが、
結果的に
-
出費
-
手間
-
スケジュール
のバランスが取りやすくなります。
⑤ スケジュールから逆算して「いつまでに何を決めるか」をはっきりさせる
引っ越し前は、とにかく時間との勝負です。
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〇日までに:LINE査定やオンライン査定で「売れる/処分」を仕分け
-
〇日までに:広島市の大型ごみ・家電リサイクルの予約/自己搬入の予定を決める
-
〇日までに:買取店・量販店・電気屋さんなど、来てもらう日を確定させる
といった形で、
「いつまでに、どこまで決めておくか」
をざっくり決めておくと、
直前になってバタバタするリスクを減らせます。
⑥ 無理をしないラインを早めに決めておく
最後にもうひとつ大事なのは、
・ここから先は自分たちでやる
・ここから先はプロに任せる
というラインを、早めに決めておくことです。
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エアコンの取り外し
-
大型家電の階段搬出
-
量が多すぎる不用品の一括処分
などは、ケガやトラブルにもつながりやすいところなので、
「少し費用をかけてでも任せる」判断も十分アリです。
この流れで考えていくと、
・広島市の仕組み
・買取店・リサイクルショップ
・町の電気屋さん・量販店
・不用品回収や引っ越し業者オプション
を、自分の状況に合わせて組み合わせやすくなり、
引っ越し前後の家電整理がぐっと現実的になります。
次の 9-2 では、
広島市内で「どうしても自分たちだけでは難しい」と感じたときに、
御社へ家電の回収・買取を相談いただく際のイメージを、軽くまとめて締めくくります。
9-2. 弊社による家電の回収・買取もお気軽にご相談ください(広島市内の引っ越し前後に対応)
ここまで読んでいただいて、
ここまでは自分で動けそうだけど、
家電まわりはどこかにまとめて相談したい
と感じられた方もいらっしゃると思います。
このブログを掲載している当サイト(広島市の不用品回収・遺品整理・買取サービス)でも、
引っ越し前後の家電まわりのご相談をお受けしています。
◇ こんなときにご相談いただきやすいです
例えば、こんな状況のときです。
-
冷蔵庫・洗濯機・電子レンジなど、
「売れそうな家電」と「処分が必要な家電」が混在している -
広島市の大型ごみや家電リサイクルも検討しているが、
スケジュールや量的に不安がある -
家電以外にも家具や細かい不用品がたくさん出そうで、
一度まとめて見てもらいたい -
高齢のご家族の家電整理や、生前整理・遺品整理もかねて、
家全体の片付けと一緒に相談したい
といったケースでは、
-
買取できる家電は買取金額をつける
-
難しいものは回収費用を見積もる
-
そのうえで、トータルのご負担が分かるようにご説明する
という形で対応させていただきます。
◇ 「処分だけ」でも、「買取と組み合わせ」でもOK
ご相談内容としては、
-
「とにかく家電をまとめて回収してほしい」
-
「売れるものがあれば買取もお願いしたい」
-
「引っ越しの日程に合わせて、家電と他の不用品を一緒に片付けたい」
といった、ざっくりとしたイメージの段階でも大丈夫です。
事前におおまかな内容をお聞きしたうえで、
-
必要に応じて現地でのお見積もり
-
量や内容に応じた作業プランのご提案
を行い、無理のない範囲での片付け方法を一緒に考えます。
◇ まずは「相談だけ」でも構いません
このブログでお伝えしてきたように、
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広島市の仕組み
-
買取店・リサイクルショップ
-
町の電気屋さん・量販店
を組み合わせることで、
引っ越し前の家電整理はかなり柔軟にプランを組むことができます。
そのうえで、
「自分たちだけでは段取りが不安」
「家電もその他の不用品も、一度プロの目線で見てほしい」
という場合には、
まずはお問い合わせフォームやお電話などから、軽くご相談いただくだけでも構いません。
引っ越し前後のタイミングで、
-
家電の処分
-
買取できるものの整理
-
家の中の不用品の片付け
をどう進めていくのが良さそうか、
お客様の状況に合わせてご案内させていただきます。