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【スタッフの引越し体験談】 ギター・IH・エフェクター・PCモニターの処分方法と、処分と買取を上手に使い分けるコツ

目次

1.引越し前の片付けで「これどう捨てる?」となった4つの不用品

  • 自宅の引越し準備で実際に出てきたもの

    (エレキギター・クラシックギター・IHクッキングヒーター・エフェクター・PC用外付けディスプレイ)

  • 片付けのプロでも、改めて広島市の分別を調べ直すことがある、という導入

2.まず押さえておきたい、広島市のごみ分別の基本ルール

  • 「30cm以上は大型ごみ」という大まかな考え方

  • エアコン・冷蔵庫・洗濯機・テレビなど家電リサイクル法の4品目は別ルート

  • パソコンやモニターなど、市では収集しないものがあること

3.ギター(エレキ・クラシック)の処分方法と、買取の考え方

  • 広島市でのギターの基本的な捨て方(大型ごみとして出す場合 など)

  • 小型家電リサイクルや宅配回収を使うケース

  • ナーガサポートなら:

    状態や内容によっては、グループの買取サービスをご案内できること/

    引越しや遺品整理で複数本まとめて出てきたときの相談例

4.IHクッキングヒーターの処分方法(大型ごみ?不燃ごみ?)

  • 30cm以上→大型ごみ、30cm未満→不燃ごみ、というざっくりルール

  • ビルトインタイプなど、専門業者に任せたほうが安全なケース

  • 引越し時は他のキッチン家電・家具と一緒に片付けるのが現実的

  • ナーガサポートなら:キッチン周りをまとめて片付けられるメリット

5.エレキギターのエフェクターの処分方法と、買取の可能性

  • 不燃ごみとして出す場合/小型家電リサイクル回収ボックスを利用する場合

  • 電池は必ず抜いて別で捨てる、という注意点

  • 好みや趣味が分かれる機材だからこそ、買取対象になるモデルもあること

  • ナーガサポートなら:

    「これは買取」「これは処分」と一緒に仕分けを手伝えること

6.PC用外付けディスプレイの処分方法(市の収集に出せないケース)

  • 広島市では大型ごみとして収集していないこと

  • メーカー・PCリサイクル・宅配回収サービスを利用する流れ

  • 引越しでパソコン本体・モニター・プリンターなどが一気に出てきたときの悩み

  • ナーガサポートなら:

    市で収集できるもの/できないものを整理しながら片付けプランを提案できること

7.ナーガサポートにご相談いただくときのイメージ

  • 「捨てたい物リスト」をそのまま伝えてもらえればOK、というハードルの低さ

  • 処分・買取・リサイクルのバランスを一緒に考えるスタンス

  • 引越しだけでなく、遺品整理・生前整理の場面でも同じ考え方が役立つこと

8.まとめ:引越し前に「全部捨てる」前に、処分と買取をセットで考える

  • 広島市の制度を上手に使いつつ、ムダな処分費を減らす考え方

  • ナーガサポートなら、処分と買取の両面から相談できる、という締め

1.引越し前の片付けで「これどう捨てる?」となった4つの不用品

引越しの準備をしていると、ふだんは棚の奥にしまい込んでいた物と、否が応でも向き合うことになります。今回ご紹介する内容は、片付けの現場で働くスタッフである私が、自宅の引越し前に実際に処分しようとして「これ、どう捨てるのが正解なんだろう?」と首をかしげた品物をきっかけにまとめたものです。

手元に残っていたのは、

  • エレキギター

  • クラシックギター

  • IHクッキングヒーター(卓上タイプ)

  • エレキギター用のエフェクター

  • パソコン用の外付けディスプレイ

といった、どれも「燃えるごみ/燃えないごみ」といった単純な区分では片付かないものばかりでした。サイズも素材もバラバラで、家電なのか資源ごみなのか、はたまたリサイクル回収なのか…。片付けの仕事をしている立場でも、広島市の分別ルールを改めて調べ直すことになりました。

実際の現場でも、引越しや遺品整理・生前整理のタイミングで、こうした「ギターや機材類」「IHなどの小型家電」「パソコン周りの機器」がまとめて出てくるケースは少なくありません。処分方法を間違えると、予約や手数料が余計にかかったり、せっかく買取に回せるものまでまとめて捨ててしまったりすることもあります。

そこで本記事では、上記の実体験をもとに、

  • 広島市での基本的な分別ルール

  • ギター/IH/エフェクター/PCモニターごとの具体的な処分方法

  • 処分と買取をどう使い分けるとムダが少なくなるか

といったポイントを、できるだけわかりやすく整理していきます。引越し前に「とりあえず全部捨ててしまおう」と決めてしまう前に、参考にしていただければ幸いです。

2.まず押さえておきたい、広島市のごみ分別の基本ルール

ギターやIH、エフェクター、PCモニターの話に入る前に、
まずは 「広島市では、そもそも何が大型ごみで、何が別ルートなのか」 をざっくり押さえておきます。

ここが分かっていると、

  • 何を大型ごみとして予約するのか

  • 何を家電リサイクル法・PCリサイクルで出すのか

  • どこからが「市では収集しないもの」なのか

といった線引きが、かなり整理しやすくなります。


2-1.「一辺30cm以上は大型ごみ」が基本ライン

広島市では、家庭から出る不用品のうち、

  • 最長の辺の長さ、または最大径が 30cm以上 のもの

  • 棒状・板状で、長さが 1m以上 のもの

は、原則として「大型ごみ(粗大ごみ)」の対象になります。

たとえば、

  • 大きめの炊飯器や電子レンジ

  • 扇風機・ヒーター

  • 30cmを超える調理家電や機材類

といった物は、サイズによっては大型ごみに分類される、というイメージです。

大型ごみとして出す場合は、

  1. インターネットや電話で大型ごみ収集の予約をする

  2. コンビニなどで 大型ごみ処理手数料券(シール) を購入する

  3. 収集日までに、指定された場所に出しておく(またはクリーンセンターへ自己搬入)

という流れが基本です。

大型ごみ全般の出し方については、
当サイト内の 「不用品・粗大ごみの出し方ナビ」ページ でも詳しくご紹介しています。


2-2.エアコン・冷蔵庫・洗濯機・テレビは「家電リサイクル法」の対象

一方で、見た目は「大きな家電」でも、
大型ごみとは別のルートで処分しなければならないものがあります。

代表的なのが、いわゆる 家電リサイクル法の4品目 です。

  • エアコン

  • テレビ(ブラウン管・液晶・プラズマなど)

  • 冷蔵庫・冷凍庫

  • 洗濯機・衣類乾燥機

これらはサイズに関係なく、
通常の大型ごみとしては出せず、家電リサイクル法の専用ルートで処分する必要がある家電です。

基本的な流れとしては、

  • 買い替えの場合
    → 新しく購入するお店に「古い家電の引き取りもお願いします」と依頼する

  • 買い替えではなく処分だけしたい場合
    → 以前購入したお店、または最寄りの取り扱い店に引き取りを依頼する

  • どこに頼めば良いか分からない場合
    → 広島市が案内している家電リサイクル受付窓口に相談する

といった形になります。

このとき、

  • メーカー・容量によって決まっている リサイクル料金

  • 引き取りに来てもらうための 収集運搬料金

の2つがかかるのが一般的です。

今回のテーマである ギター/IH/エフェクター/PCモニター は、
この「家電リサイクル法の4品目」には含まれませんが、

「大きい家電=全部大型ごみ」ではなく、
家電リサイクル法の対象かどうかを先に確認する

というクセをつけておくと、処分方法の判断ミスを防ぎやすくなります。


2-3.パソコン本体やPC用ディスプレイは、市では収集していないことがある

もうひとつ注意したいのが、**パソコンとPC用ディスプレイ(モニター)**の扱いです。

  • デスクトップパソコン本体

  • ノートパソコン

  • 一体型パソコン

  • PC用外付けディスプレイ(モニター)

といった「パソコン関連の機器」は、
一般的な家電とは別に、メーカーや専用事業者による「PCリサイクル」の仕組みが用意されています。

そのため広島市では、

  • パソコン本体は、市の大型ごみや燃えないごみとしては 原則収集していない

  • PC用ディスプレイも、種類やサイズによって、
    大型ごみとして出せないケースがある

といった扱いになっています。

テレビと見た目が似ているモニターでも、

「テレビだから大型ごみでいいだろう」と思って申し込む
→ 受付時に「これはパソコン用のディスプレイなので、市では収集していません」

というパターンになりやすいので要注意です。

パソコン本体やモニターを含めた詳しい処分ルート
(メーカー回収・PCリサイクル・宅配回収サービスなど)については、

当サイト内の 「小型家電回収ボックス&PC回収まとめページ(広島市)」 で、
専用ページとしてまとめていますので、あわせてご覧ください。


2-4.今回の4つの不用品を「ざっくり仕分け」するとこうなる

ここまでのルールを踏まえて、
今回テーマにしている4つの不用品をざっくり仕分けすると、次のような位置づけになります。

  • エレキギター・クラシックギター

    • サイズ的には「一辺30cm以上」で、広島市の区分では 大型ごみ相当 に近い存在

    • ただし、楽器としての価値が残っている場合は、買取・譲渡 の選択肢もある

  • IHクッキングヒーター(卓上タイプ)

    • 一辺が30cm以上なら 大型ごみ

    • コンパクトなものなら 不燃ごみ に分類される場合もある

  • エレキギター用エフェクター

    • サイズ的には小型で、不燃ごみ/小型家電回収ボックス/宅配回収 など複数の選択肢がある

    • 内蔵電池があるものは、電池を抜いて別ルートで捨てる必要がある

  • PC用外付けディスプレイ(モニター)

    • 見た目はテレビに近いが、ルール上は「パソコン周辺機器」

    • 市では収集していないことが多く、メーカー・PCリサイクル・宅配回収 といった専用ルートを使う

同じ「電気を使う機械」でも、

  • 大型ごみとして予約するもの

  • 家電リサイクル法で出すもの

  • PCリサイクルで出すもの

  • 小型家電回収ボックスで出せるもの

と、実はルートがバラバラなのが分かると思います。

このあと 3章以降では、

  • ギター

  • IHクッキングヒーター

  • エフェクター

  • PC用外付けディスプレイ

それぞれについて、

「広島市での現実的な出し方」と
「処分と買取をどう組み合わせるとムダが少ないか」

を、もう少し具体的に見ていきます。

 

3.ギター(エレキ・クラシック)の処分方法と、買取の考え方

最初に悩んだのが、エレキギターとクラシックギターでした。
楽器としてはまだ弾けるものもあれば、長年使わずネックが反っていたり、弦が錆びていたりするものもあります。

見た目は「木製+金属+電装パーツ」の複合素材ですし、サイズもそれなりに大きいので、

  • 大型ごみとして捨てるべきなのか

  • 資源ごみとして分解すべきなのか

  • そもそも買取に出した方が良いのか

最初は自分でも判断に迷いました。

ここでは、広島市でギターを処分する際の考え方と、
「捨てる前に一度は買取も検討した方が良い理由」を整理しておきます。


3-1.広島市でのギターの基本的な捨て方(大型ごみとして出す場合)

エレキギター・クラシックギターは、どちらも一辺30cmを軽く超える大きさがあります。
そのため、広島市の分別ルールでいえば、基本的には大型ごみ(粗大ごみ)扱いが前提になります。

大型ごみとして出すときの流れは、他の家電や家具と同じです。

  1. 広島市の「大型ごみ受付センター」で収集を予約する

    • インターネットまたは電話で、品目名・個数・住所などを伝えて予約します。

  2. 指定された手数料(シール)を購入する

    • コンビニやスーパーなどで「大型ごみ処理手数料券」を購入し、ギター本体に貼り付けます。

  3. 収集日当日に、指定場所へ出しておく

    • 戸建ての場合は自宅前、集合住宅の場合は指定の集積所など、指示された場所に出します。

なお、

  • ハードケースごと捨てたい場合は、
    ケースを含めた状態で「ギター1点」として扱われることが多いです。

  • ソフトケース(ギグバッグ)のみを処分したい場合は、
    素材やサイズによって、不燃ごみ・可燃ごみで出せるケースもあります。

いずれにしても、「ギター1本だけを大型ごみで出す」こと自体は、さほど難しくありません。
問題は、「本当に全部捨ててしまって良いのか?」 という判断の方です。


3-2.「処分」と「買取」の境界線をどう考えるか

ギターは、単なる家電や家具と違って、楽器としての価値が残っていることがあります。

  • 有名メーカー・人気シリーズのギター

  • 年数は経っていても、保管状態が良いもの

  • ケースや付属品が揃っているセット

こういったものは、状態次第で買取・再販の対象になることがあります。

逆に、

  • ネックが大きく反っていて演奏が難しい

  • ボディに大きな割れや亀裂がある

  • ピックアップや配線が故障していて音が出ない

  • そもそもメーカーや型番がよく分からない激安モデル

といった場合は、買取価格がつかない、あるいは引取そのものが難しいケースもあります。

今回の私の場合も、

  • 「これはさすがに練習用にもならないな…」というギター

  • 「フェンダーやギブソンほどではないが、一度査定に出してみても良さそうなギター」

が混ざっていたので、

「全部まとめて大型ごみ」ではなく、
“売れる可能性があるもの” と “完全に処分するもの” を分ける

という考え方で整理しました。


3-3.宅配買取や店頭買取を使うケース

最近は、楽器専門店やリユースショップの多くが、

  • 店頭買取(店に持ち込む)

  • 出張買取(自宅まで査定に来てもらう)

  • 宅配買取(ギターを発送して査定してもらう)

といったサービスを行っています。

  • 数本程度で、車で持ち込める場合
    → 店頭買取や出張買取を検討しやすい

  • 引越しで複数本まとめて処分したいが、時間がない
    → 宅配買取で送ってしまう方法もあります

「音は出るがキズが多い」「古いけれどメーカー品」といったギターは、
一度査定に出してみると、思ったより値段がつくこともあれば、
逆に「これはさすがに値段がつきません」とはっきり言ってもらえることもあります。

どちらの場合でも、

「捨てるか、残すか」で悩む時間を減らせる、
という意味では、一度査定に出してしまうのもひとつの手です。


3-4.ナーガサポートなら:複数本まとめて出てきたときの相談も可能です

引越しなどでギターが出てくるときは、
1本だけではなく、

  • エレキギターが2〜3本

  • 学生時代に使っていたクラシックギター

  • 小型アンプやスタンドなどの周辺機材

と、セットで出てくることが多いです。

そのうえ、同時に

  • テレビや冷蔵庫など家電リサイクル法の対象家電

  • タンス・ベッド・机などの大型家具

  • 細かい不用品・段ボールごみ

も一気に出てくるため、

「このギターは買取を検討した方がいいのか」
「これはもう処分してしまっていいレベルなのか」
「家電や家具も含めてどう仕分けたら良いのか」

といった悩みが一気に押し寄せてきます。

ナーガサポートでは、グループ内の買取サービスとも連携しながら、

  • 「これは買取に出す価値がありそう」ギター・機材

  • 「これは大型ごみなどで処分した方が良さそう」ギター・機材

  • 同時に出てきた家電・家具・雑貨類

を、現地で一緒に確認しつつ整理していくこともできます。

「ギターが数本と、周辺機材や家電がごちゃっとある」
という状態のままでも構いません。
そのままの状況でお声がけいただければ、
処分・買取・リサイクルのバランス を一緒に考えながら、片付け方をご提案します。

次の章では、同じく今回悩むことになった
IHクッキングヒーターの処分方法について、
大型ごみ・不燃ごみ・専門業者、それぞれの選び方を見ていきます。

 

4.IHクッキングヒーターの処分方法(大型ごみ?不燃ごみ?)

次に悩んだのが、卓上タイプのIHクッキングヒーターでした。

見た目は「小型家電」ですが、

  • 本体サイズがそこそこ大きい

  • ガラス天板+金属+樹脂など、素材もいろいろ混ざっている

ので、

「これは不燃ごみでいいのか?」
「30cmを超えているから大型ごみなのか?」

と、実際に手に持ってみると迷いやすい品物です。

ここでは、卓上IHのサイズ別の考え方と、
ビルトインタイプのIHの場合の注意点を整理しておきます。


4-1.卓上IHは「30cm以上なら大型ごみ」が基本

まず、今回のような 卓上タイプのIHクッキングヒーターは、
一般的に「家電リサイクル法の4品目」には含まれません。

そのうえで、広島市のルールに当てはめると、

  • 一辺の長さが 30cm以上 あるもの

  • 調理面や本体が大きくて、それなりの存在感があるもの

は、大型ごみとして出すのが基本になります。

たとえば、

  • A4サイズよりひと回り大きいくらい

  • 幅30cmを明らかに超えている

  • 重さもそれなりにあって、普通ごみ袋に入れて出すのが不安

といった卓上IHは、

「家電としての役目を終えた、大型ごみ相当の機器」

と考えた方がスッキリします。


4-2.コンパクトサイズなら「不燃ごみ」になる場合も

一方で、最近は

  • 一人暮らし向けの コンパクトIH

  • かなり薄型で、小さめのフライパン用に作られたタイプ

なども増えています。

こうした機種で、

  • 一辺30cm未満

  • 全体的に小さくて、普通の不燃ごみ袋に無理なく入るサイズ

であれば、不燃ごみとして出せるケースもあります。

ただし、不燃ごみで出す場合でも、

  • 取扱説明書や本体ラベルの注意書きを確認する

  • コードが極端に長い場合は、収集時に絡まりにくいよう軽く束ねておく

といった配慮をしておくと安心です。

実際には「微妙なサイズ」のものも多いので、迷ったときは
「メジャーで測って30cmを超えているかどうか」
をひとつの目安にして判断すると分かりやすくなります。


4-3.ビルトインタイプのIHは、専門業者に任せた方が安全

今回私が処分しようとしたのは卓上タイプですが、
お客様からご相談をいただく中では、ビルトインタイプのIHクッキングヒーターの話もよく出てきます。

ビルトインタイプの場合、

  • キッチンカウンターに組み込まれている

  • 電源も専用の配線でつながっている

  • 自分で取り外すには工具や知識が必要

といった理由から、無理に自分で外そうとするのは危険です。

  • 感電のリスク

  • キッチンカウンターの破損

  • 周辺の配線・ガス設備などへの影響

などを考えると、

ビルトインタイプのIHは、
電気工事士やリフォーム業者など、専門業者に任せる

という前提で考えた方が、結果的に安全で早く片付くことが多いです。

取り外したあとの本体については、

  • リフォーム業者側でそのまま処分まで引き受ける

  • 取り外しだけを任せて、本体は大型ごみや回収業者へ依頼する

など、契約内容や現場の状況に応じて決める形になります。


4-4.引越し時は「キッチン家電をまとめて片付ける」方が現実的

IHクッキングヒーターだけが単独で要らなくなる、というケースは意外と少なくて、

  • 電子レンジ

  • トースター

  • 電気ケトル・炊飯器

  • 古いフライパン・鍋類

など、キッチン周りの家電・道具がまとめて不要になることが多いです。

ひとつずつ分別して、

  • これは不燃ごみ

  • これは大型ごみ

  • これはまだ使えるから誰かに譲る

  • これはさすがに処分

…と考えていると、引越し前の限られた時間では、かなりの負担になります。

そこで現実的には、

  1. 「明らかに捨てるしかないもの」だけ先に分けておく

  2. まだ使えそうな調理家電は、買取や譲渡の可能性も含めてまとめて考える

  3. それでも判断がつかない部分は、業者に見てもらう

というくらいのラフな線引きでも構いません。


4-5.ナーガサポートなら:キッチン周りを丸ごと相談できます

IHクッキングヒーターに限らず、
引越し前の片付けでは、キッチンだけでもかなりの量の不用品が出てきます。

ナーガサポートにご相談いただく場合は、

  • IHクッキングヒーター

  • 電子レンジ・炊飯器などのキッチン家電

  • 食器棚やキッチンボードなどの家具

  • 中身の整理が必要な食器・調理器具

といったものを、まとめて片付けの対象として扱うことができます。

そのうえで、

  • 「これは市の大型ごみで出した方が良い」もの

  • 「これは当社での回収が現実的」なもの

  • 「状態的に買取が検討できそう」なもの

などを、ご希望に応じて一緒に整理していくイメージです。

IHクッキングヒーター1台だけのご相談でもかまいませんし、
「キッチンを丸ごとスッキリさせたい」というご相談でも大丈夫です。
片付けの状況に合わせて、無理のない方法をご提案いたします。

次の章では、
同じく今回の引越し準備で悩んだ エレキギター用エフェクター について、
不燃ごみ・小型家電回収ボックス・買取の可能性という切り口から整理していきます。

 

5.エレキギターのエフェクターの処分方法と、買取の可能性

エレキギター用のエフェクターは、小さな電気製品(小型家電)として処分方法を考えれば十分です。

ここでは、

  • 広島市での現実的な出し方

  • 電池まわりの注意点

  • モデルによっては「売った方がいい」ケース

を、コンパクトに整理しておきます。


5-1.エフェクターは「小型家電」として処分する

エフェクターは一辺30cmを超えることはまずないので、
広島市の分別では 大型ごみではなく、小型家電の枠 で考えます。

現実的な処分ルートは、主に次の2つです。

  1. 不燃ごみとして出す

    • 1〜2台程度で、普通の不燃ごみ袋に収まるサイズ・重さであれば、不燃ごみで出せるケースがあります。

  2. 小型家電回収ボックスを利用する

    • 区役所や商業施設に設置されている回収ボックスの投入口に入るサイズなので、
      他の小型家電(ルーター・ゲーム機など)と一緒に、こちらでまとめて出す方法もあります。

    • 「どうせならリサイクルに回したい」という場合は、回収ボックスの方が向いています。

台数が多いときは、不燃ごみで少しずつ出すよりも、
他の小型家電と一緒に回収ボックスへまとめて出す方が片付きやすいです。

小型家電回収ボックスのルールや設置場所については、
当サイト内の「小型家電回収ボックス&PC回収まとめページ(広島市)」で整理しています。


5-2.処分前に「電池を抜く」だけは忘れない

エフェクターで一番気を付けたいのは、電池の抜き忘れです。

  • 9V角型電池

  • 単3・単4乾電池

  • 機種によっては内蔵バッテリー

など、入れっぱなしのまま棚にしまっているケースも多いと思います。

処分するときは、

  1. 裏ブタや電池ボックスを開ける

  2. 電池が入っていれば必ず取り外す

  3. 取り外した電池は、自治体のルールに従って、乾電池回収など別ルートで出す

この「電池を抜く」作業さえきちんとやっておけば、

  • 不燃ごみ

  • 小型家電回収ボックス

どちらを選んでも、実務上のトラブルはほとんど避けられます。

分別で迷う必要はなく、
「電池を抜いてから、小型家電として処分」
というシンプルな考え方で十分です。


5-3.他の小型家電とまとめて出すとスッキリしやすい

エフェクターを片付けるタイミングでは、だいたい他にも

  • 使っていないWi-Fiルーター

  • 外付けHDDや小型のオーディオ機器

  • 古いスマホ・ゲーム機

など、同じようなサイズ感の小型家電が一緒に出てくることが多いです。

その場合は、

  • 一部は不燃ごみ

  • 一部は小型家電回収ボックス

  • パソコン周りは宅配回収

とバラバラに考えるよりも、

「小型家電として、回収ボックスや宅配回収にまとめて出す」

というイメージで、箱単位・グループ単位で片付けてしまう方が、
引越し前のバタバタした時期には現実的です。


5-4.買取がつくかどうかは「モデル次第」と割り切る

エフェクターの買取については、かなりモデル次第です。

  • 有名メーカーの定番ペダル

  • 生産終了になっている人気モデル

  • ヴィンテージ扱いされているシリーズ

などは、状態が良ければ買取の対象になることがあります。

一方で、

  • 入門用セットに付いてきた汎用モデル

  • 故障している・改造跡が目立つもの

  • 明らかに安価なノーブランド品

といったエフェクターは、買取価格がつきにくい、
もしくはそのまま処分を勧められるケースも多いです。

つまり、エフェクターは「全部売れる」とも「全部ダメ」とも言い切れず、
メーカー名やモデルで判断が分かれるアイテムだと考えておくとちょうど良いです。

「これは値段がつくかも?」と思うものだけ、
楽器店やリサイクルショップの買取査定に回してみる、くらいのスタンスで十分です。


5-5.ナーガサポートなら:機材も家電もまとめて仕分けできます

引越し前の片付けでは、エフェクター単体というより、

  • ギター本体

  • 小型アンプ・スピーカー

  • エフェクターボード一式

  • その他の小型家電・PC周辺機器

といったものが、一気にセットで出てくることが多いです。

ナーガサポートにご相談いただく場合は、

  • 「これは小型家電として回収ボックスや宅配回収が良さそう」

  • 「これは市の不燃ごみで十分」

  • 「これは買取の可能性も含めて別ルートで考えた方が良い」

といった切り分けを、現地で一緒にしながら片付けていくことができます。

エフェクター数台とギター数本、ついでにPCモニターや小型家電が山になっている状態でも大丈夫です。
状況をそのまま教えていただければ、処分と買取のバランスを含めた片付け方をご提案します。

 

6.PC用外付けディスプレイの処分方法(市の収集に出せないケース)

最後に、**パソコン用の外付けディスプレイ(モニター)**です。

テレビと見た目がよく似ていますが、
ルール上の扱いは 「テレビ=家電リサイクル法」「PCモニター=パソコン周辺機器」 という別枠になります。

そのため、広島市では

  • テレビ → 家電リサイクル法のルートへ

  • PCモニター → 市の大型ごみでは収集しない(別ルートで出す)

という扱いになることが多く、
「テレビと同じつもりで大型ごみの予約をしようとすると断られる」 パターンもあります。


6-1.PC用モニターは「大型ごみ」ではなく、PCリサイクルの対象

デスクトップPC用のモニターは、

  • サイズはテレビと同じくらい

  • しかも30cmどころか1m近いものも多い

ので、感覚的には「完全に大型ごみ」です。

ただし、パソコン本体と同じく

メーカーや専用事業者が回収・リサイクルする仕組み(PCリサイクル)

の対象になっているため、
広島市の収集では 大型ごみとして扱わない 場合があります。

ポイントは、

  • テレビ:家電リサイクル法の対象(家電リサイクル料金+運搬)

  • PCモニター:PCリサイクル(メーカー回収・PC3R・宅配回収など)

という形で、そもそも処分ルートが違うという点です。


6-2.メーカー回収・PCリサイクル・宅配回収の大まかな流れ

PCモニターを処分したいときの大まかな選択肢は、次の3つです。

  1. メーカーのPCリサイクル窓口に申し込む

    • モニターの裏面ラベルなどからメーカー名・型番を確認し、
      各メーカーの「PCリサイクル受付窓口」に連絡します。

    • 「PCリサイクルマーク」が付いている製品なら、
      回収料金が無料になるケースもあります。

  2. PCリサイクルの窓口(PC3Rなど)を利用する

    • メーカーが分からない・メーカーがなくなっている場合などは、
      パソコンリサイクルの専用窓口(PC3R等)に相談し、
      指定された方法で宅配回収に出す流れになります。

  3. 小型家電・PCの宅配回収サービスを利用する

    • パソコン本体や周辺機器、小型家電が段ボール数箱分あるときは、
      小型家電リサイクルの宅配回収サービス(リネットジャパンなど)を利用し、
      PC本体・モニター・周辺機器をまとめて送ってしまう方法もあります。

どの方法を使う場合でも、

  • モニターのメーカー・型番を控えておく

  • モニター単体か、PC本体とセットか

  • 箱のサイズ・重さが宅配回収の条件内に収まっているか

といった点を事前に確認しておくと、手続きがスムーズです。

詳しい流れや受付窓口については、
当サイト内の 「小型家電回収ボックス&PC回収まとめページ(広島市)」 にまとめています。


6-3.引越しで「PC本体・モニター・プリンター」が一気に出てくるとき

今回のように引越し前に片付けをしていると、

  • デスクトップPC本体

  • 外付けモニター

  • 古いノートPC

  • プリンター・スキャナー

  • 外付けHDD・ルーター・キーボード

…といった「PCまわり一式」が、まとめて要らなくなることがあります。

このときにやりがちなのが、

  • モニターだけ「テレビっぽいから大型ごみ」と考える

  • 本体とモニターを別々のルートで処分しようとして、手続きが二度手間になる

といったパターンです。

現実的には、

  1. PC本体・モニター・プリンターなどを「セット」で見てしまう

  2. そのうえで、メーカー回収・PCリサイクル・宅配回収のどれが合っているかを決める

  3. 小型の周辺機器は、小型家電回収ボックスに回すか、宅配回収に同梱する

という考え方の方が、トータルの手間が少なくて済みます。

「とりあえず全部ごみ袋へ」ではなく、
「PCまわりの機器は、一度テーブルの上に集めてからルートを決める」
くらいの手間をかけるだけでも、後の混乱がかなり減ります。


6-4.ナーガサポートなら:市で収集できるもの/できないものを一緒に仕分け

PCモニターのように、

  • 見た目はテレビに似ているのにルートが違う

  • 市では収集しない

  • メーカーや専用窓口に回す必要がある

といった品物は、現場でもよく「判断がややこしいもの」に入ります。

ナーガサポートにご相談いただく場合は、

  • PC本体・モニター・プリンターなどの情報を確認しつつ

  • 「これは市のルート」「これはPCリサイクル」「これは宅配回収が向いている」
    といった線引きをお手伝いすることも可能です。

そのうえで、

  • PCまわりはリサイクルルートに乗せつつ

  • 家具や一般家電・雑貨は、当社でまとめて回収

といった形で、「自分で出すもの」と「任せるもの」 を組み合わせながら片付けることができます。


このあと 7章では、
ギター・IH・エフェクター・PCモニターといった今回の4つの不用品を踏まえながら、

「どこまで自分で分別して、どこから業者に任せるとラクか」

という視点で、ナーガサポートに相談いただくときのイメージをまとめていきます。

 

7.ナーガサポートにご相談いただくときのイメージ

ここまで、

  • ギター

  • IHクッキングヒーター

  • エフェクター

  • PC用外付けディスプレイ

それぞれの「広島市での基本的な出し方」を整理してきました。

実際の引越しや片付けの現場では、
今回の4つ以外にも、家電・家具・細かいものが一気に出てきます。

ここでは、

「どんな状態になったら、ナーガサポートに相談するとラクなのか?」

というイメージを、できるだけ具体的に書いておきます。


7-1.「捨てたい物リスト」をそのまま伝えるだけでOK

ナーガサポートにご相談いただくときは、
きれいに分別できていなくても問題ありません。

  • エレキギターが○本

  • エフェクターが○台

  • モニター・パソコン周りがこんな感じで山になっている

  • キッチン家電もまとめて処分したい

  • 他にタンスや布団もある

といった 「捨てたい物リスト」や、スマホで撮ったお部屋の写真 をそのまま教えていただければ十分です。

「これは大型ごみで出すべきか?」
「これは家電リサイクル法か?」
「これはPCリサイクルか?」

といった細かい判断は、事前のやり取りや現地確認の中で一緒に整理していくイメージです。


7-2.処分・買取・リサイクルのバランスを一緒に考える

今回の4つの例のように、

  • 捨ててもいいが、モデルによっては買取の余地があるもの(ギター・エフェクターなど)

  • 市のルールに沿って正しく処分したいもの(IH・小型家電など)

  • 専用のリサイクルルートが必要なもの(PC本体・モニターなど)

が混ざっていると、どこまで自分で動いて、どこから業者に任せるかの判断が難しくなります。

ナーガサポートでは、

  • 「これは買取の可能性あり」

  • 「これは市の回収や宅配回収を使った方が安く済む」

  • 「これは安全面も含めて当社でまとめて引き取った方が良い」

といったバランスを、お客様と一緒に考えながら決めていくスタンスです。

「全部捨ててください」ではなく、
「残したい物・売れそうな物・正しく捨てたい物」を分けるお手伝い
をするイメージでご相談いただければと思います。


7-3.引越しや大きな片付けのときに便利な使い方

今回のような「引越し前の片付け」のほかにも、

  • 長年住んだ家の片付け

  • 実家の部屋を整理するとき

  • 趣味の機材部屋・倉庫を一気に片付けたいとき

など、一度にいろいろな種類の不用品が出てくる場面で、同じ考え方が役立ちます。

  • 自分でできる範囲で分別・持ち込み・宅配回収を使う

  • それでも手が回らない部分や、大きくて危険な物は業者に任せる

という役割分担をあらかじめ決めておくと、

  • 無理に一人で抱え込んで疲れ果てる

  • とりあえず全部捨ててしまって後悔する

といった事態を避けやすくなります。

ナーガサポートは、

「ここまでは自分で頑張るので、ここから先を手伝ってほしい」

というご相談も歓迎しています。

  • ギターやPCまわりだけ見てほしい

  • 家電・家具を含めて丸ごと片付けたい

など、ご希望の範囲を教えていただければ、
その中で 現実的な片付け方と費用感 をご提案いたします。


次の 8 章では、
今回の4つの不用品を例に、

「引越し前に、全部ごみ袋に入れてしまう前に考えたいこと」

を、処分と買取の両面から簡単にまとめていきます。

 

8.まとめ:引越し前に「全部捨てる」前に、処分と買取をセットで考える

今回の記事では、

  • ギター(エレキ・クラシック)

  • 卓上IHクッキングヒーター

  • エレキギター用エフェクター

  • PC用外付けディスプレイ(モニター)

という、実際の引越し準備で出てきた4つの不用品を例にしながら、

  • 広島市の分別ルール(30cm以上=大型ごみ/家電リサイクル法/PCリサイクル など)

  • 小型家電としての出し方

  • 「捨てる」と「売る」をどう切り分けるか

  • 自分でやるところと、業者に任せるところの線引き

といったポイントを整理してきました。


8-1.「全部ごみ袋へ」よりも、一度だけ冷静に仕分けする

引越し前は、とにかく時間との勝負になりがちです。
段ボールの山を前にしていると、

「もう全部ごみ袋に入れてしまおうか…」

という気持ちにもなります。

ただ、

  • ギターやエフェクターのように、モデルによっては買取が検討できるもの

  • IHや小型家電のように、市のルールに沿って正しく出した方がいいもの

  • PCモニターのように、専用のリサイクルルートが必要なもの

が混ざっていることを考えると、

「全部まとめて捨てる」前に、
一度だけ冷静に“処分”と“買取”を分けてみる

というひと手間をかける価値はあります。


8-2.広島市の制度と買取・回収サービスを組み合わせる

今回ご紹介したように、広島市には

  • 大型ごみ・不燃ごみとして出せるもの

  • 小型家電回収ボックスを利用するもの

  • 家電リサイクル法で出すべきもの

  • メーカー・PCリサイクルで出すパソコン関係

など、いくつかの処分ルートがあります。

そこに、

  • 楽器や機材の買取サービス

  • 小型家電やPCをまとめて送れる宅配回収サービス

  • 不用品回収・片付け業者(ナーガサポートなど)

を組み合わせることで、

  • できるだけ費用を抑えながら

  • 自分の体力・時間とも相談しながら

  • 無理のない形で引越し準備を進める

ということがしやすくなります。


8-3.「全部自分でやらない」と決めておくのも大事

この記事の元になった片付けでもそうでしたが、
ギターやPCまわりのような“ちょっとややこしい物”は、
調べ始めるとそれだけで時間を取られます。

  • ルールを調べて、自分で出すもの

  • 手間や安全面を考えて、業者に任せるもの

  • ひとまず査定に回してみるもの

といった「ざっくりした役割分担」を決めておくと、

片付けの途中で疲れ切って止まってしまう

という状態を避けやすくなります。


8-4.迷ったら、状況をそのまま相談してもらえばOKです

ナーガサポートでは、

  • 「自分でここまではやったけれど、この先どう仕分けたらいいか分からない」

  • 「ギターやPCまわりも含めて、一度全部見てほしい」

  • 「市のルールと業者の回収を、どう組み合わせればいいか一緒に考えてほしい」

といったご相談もお受けしています。

きれいに分別してからでなくても大丈夫です。
今回の記事のように、

「ギター・IH・エフェクター・PCモニターがあって、他にもこんな物がある」

という形で、そのまま状況を教えていただければOKです。


引越し前の慌ただしいタイミングこそ、
「全部捨てる」ではなく、

  • 捨てるもの

  • 売れるかもしれないもの

  • 正しいルートでリサイクルしたいもの

をセットで考えてみてください。

そのうえで、

「これは自分でやる」「ここから先は任せる」

という線を引くお手伝いができればうれしく思います。

 

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