広島市でのパソコン廃品回収ガイド ~処分場所・問い合わせ先・料金・安全なデータ消去方法~
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はじめに:パソコン廃棄を考えるべき理由と記事の目的
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広島市公式の回収方法
2.1. 小型家電回収ボックスの設置場所と利用手順
2.2. メーカー自主回収およびPC3R(パソコン3R推進協会)への申込方法
2.3. 廃棄にかかる費用と注意点 -
家電量販店の回収サービス活用法
3.1. ヤマダ電機のパソコン回収サービス概要と申込フロー
3.2. エディオンの店頭回収サービスとデータ消去オプション
3.3. その他の家電量販店(ビックカメラ、コジマなど)概要 -
宅配便回収専門業者の利用方法
4.1. インバースネットによる着払い回収の手順
4.2. リネットジャパンの無料回収サービス申込方法
4.3. 各社の対象範囲・送料負担の違い -
安全なデータ消去方法ガイド
5.1. Windows環境での初期化&専用ソフト活用法
5.2. Mac環境でのディスク消去&macOS再インストール手順
5.3. SSD搭載PCや外付けドライブの注意点
5.4. データ消去証明書が必要な場合の対処 -
よくある質問(FAQ)
6.1. 周辺機器・モニターはどこで処分できる?
6.2. 廃棄と買取、どちらを選ぶべきか?
6.3. 自分で消去した場合のリスクと安全策 -
まとめ:最適な処分方法の選び方と連絡先一覧
7.1. 無料回収と有料回収の使い分けポイント
7.2. 広島市内主要窓口・業者の問い合わせ先リスト
7.3. 廃棄前に再確認したいチェックリスト
1. はじめに:パソコン廃棄を考えるべき理由と記事の目的
パソコンは日々の仕事や趣味で欠かせないツールですが、長く使い続けるうちに次のような問題が生じます。
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動作速度や安定性の低下
● 新しいOSやアプリをインストールすると動作が重くなり、作業効率が落ちる。
● 起動に時間がかかり、業務中のストレスが増える。 -
セキュリティサポート終了のリスク
● 古いWindowsやmacOSはサポート期間が終了すると更新が打ち切られ、外部からの攻撃に弱くなる。
● 個人情報や取引データが流出する可能性が高まり、詐欺・不正アクセスによる被害リスクが増大する。 -
データの散乱・管理コストの増加
● 長年の利用でファイルが散在し、不要データや重複データが溜まってしまう。
● バックアップを取らずに放置すると、壊れたときに必要な情報を復元できず困る。 -
環境負荷と廃棄コストの問題
● パソコン内部には金属やレアメタルが使われており、適切にリサイクルしないと資源を無駄にしてしまう。
● 放置すると廃棄時に手数料が高くなるケースもあり、早めに処分しておくことで結果的にコストを抑えられる。 -
買い替えや買取チャンスの活用
● 新モデルに買い替える際、古いパソコンでもまだ下取りや買取価格が期待できる場合がある。
● 購入から時間が経つと価値は下がるため、早めに売却すれば資金を有効活用できる。
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本記事の目的
広島県(特に広島市)で古くなったパソコンを安心・安全に手放すために、以下の情報を網羅的に提供します。
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市が公式に設置している無料回収ボックスの場所・利用方法
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メーカー自主回収やPC3R(パソコン3R推進協会)への申し込み手順
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家電量販店(ヤマダ電機・エディオンなど)の回収サービス活用法
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宅配便回収専門業者の申し込み方法と注意点
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地元のリサイクル業者・便利屋による出張回収サービスのポイント
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Windows・Mac別の安全なデータ消去手順
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廃棄前に知っておきたい費用相場やよくある疑問(FAQ)
これらを通じて、「どこで」「いくらで」「どうやって」パソコンを処分すればいいのかを一目で把握でき、最適な方法を選べるようサポートします。なるべく手間や費用を抑えつつ、個人情報漏洩のリスクも回避できるように解説しているので、ぜひ参考にしてください。
2. 広島市公式の回収方法
広島市では、家庭用パソコンを環境負荷低減とリサイクル推進の観点から適切に回収するため、下記の方法を整備しています。いずれの方法も「小型家電リサイクル法」に基づく取り組みです。
2.1 小型家電回収ボックスの設置場所と利用手順
2.1.1 設置場所一覧
広島市内には、区役所や大型商業施設など、合計14か所に「小型家電回収ボックス」が設置されています。※実際に投入できるのは、投入口サイズ(縦15cm×横30cm×奥行40cm)に収まるパソコン本体(ノートPCやタブレットなど)に限ります。
以下は主な設置場所です(2025年5月現在)city.hiroshima.lg.jpcity.hiroshima.lg.jp。
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区役所等(各区役所本庁舎1階)
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中区役所(中区国泰寺町一丁目4-21)
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東区役所(東区東蟹屋町9-38)
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南区役所(南区皆実町一丁目5-44)
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西区役所(西区福島町二丁目2-1)
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安佐南区役所(安佐南区古市一丁目33-14)
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安佐北区役所(安佐北区可部四丁目13-13)
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安芸区役所(安芸区船越南三丁目4-36)
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佐伯区役所(佐伯区海老園二丁目5-28)
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商業施設
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ゆめタウン広島(南区皆実町二丁目8-17/1階フロア)
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ゆめタウンみゆき(南区宇品西六丁目7-14/1階サービスカウンター付近)
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LECT(西区扇二丁目1-45/1階食品館レジ付近)
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ゆめテラス祇園(安佐南区西原五丁目19-44/2階フロア)
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ゆめタウン安古市(安佐南区高取北一丁目6-11/1階サービスカウンター付近)
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ゆめマート五日市(佐伯区五日市五丁目8-37/1階フロア)
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注意:
投入口サイズを超える大型PC(タワー型デスクトップ本体や一体型PC、外付けディスプレイなど)は投入不可。
一度投入すると原則取り出せないため、事前に中身(データ・バッテリーなど)を確認してください。
回収対象は「電気や電池で動くもの」のうち投入口に入る小型家電で、パソコン本体・タブレット・スマートフォンなどが該当。周辺機器(キーボード・マウス・プリンター)やモニター、コード類は回収対象外です。
回収ボックスは屋内設置のため、区役所は平日8:30~17:15、商業施設は各施設の営業時間内のみ投函可能です。city.hiroshima.lg.jp
2.1.2 利用手順
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データ消去
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投函前に必ず個人情報を消去してください。回収後にデータ漏えいが発生しても、市は責任を負いません。
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念のため、HDD/SSDを取り外すか、完全な上書き消去(ソフトウェア上の消去)を済ませておくと安心です。
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投入口サイズを確認
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投入口サイズ(縦15cm×横30cm×奥行40cm)に収まるか確認。分解して取り出した本体部分のみでも投入可ですが、バッテリー類は必ず分離してください。
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持ち込み・投函
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指定の回収ボックス前に到着したら、他の小型家電と混ざらないよう「パソコン本体のみ」を袋から取り出して投入。
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投函後、管理担当者が回収・選別し、認定リサイクル事業者へ引き渡されます。
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回収タイミング
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広島市では定期的に回収・点検を行っていますが、回収ボックスが満杯になる前に早めに持ち込むとスムーズです。
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2.2 メーカー自主回収およびPC3R(パソコン3R推進協会)への申込方法
広島市内の回収ボックスに入らないサイズのパソコン(デスクトップ一体型、タワー型本体、外付けモニターなど)は、以下いずれかの方法で処分します。
2.2.1 製造メーカー自主回収
各パソコンメーカー(例:NEC、富士通、東芝、HP、DELLなど)は、自社製品をリサイクルする「メーカー自主回収制度」を設けています。ノートPCもデスクトップPCも対象で、メーカーによっては送料を無料化している場合があります。手順は概ね以下のとおりです。
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メーカー回収窓口へ問い合わせ
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各社公式Webサイトの「リサイクル回収」ページから申込みフォームを入力、または電話で依頼。
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シール付きの回収用ダンボールが送付されてくる場合もあります(送料含む場合と自己負担の場合あり)。
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梱包・発送
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同梱される「梱包ガイド」に従って本体を梱包し、指定の運送業者(ヤマト運輸や佐川急便など)で着払い発送。
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モニターや周辺機器は回収対象外となることが多いため、事前にメーカー回収サイトで確認してください。
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リサイクル完了通知
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本体到着後、メーカーが適切に分解・リサイクル。再資源化された際、リサイクル完了のメールや書面が届きます。
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各メーカーごとの連絡先・申込み方法は下表のリンク先を参照してください。
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NECリサイクル回収ページ
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富士通リサイクル回収ページ
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東芝リサイクル回収ページ
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パナソニックリサイクル回収ページ
(※各社名称やURLは随時変更の可能性があるため、必ず最新情報を公式サイトでご確認ください。)
2.2.2 PC3R(一般社団法人パソコン3R推進協会)
自作PCや上記メーカー回収の対象外となるパソコン(海外メーカー製品など)は、PC3Rへ申し込みます。PC3Rは経済産業省の認定を受けた回収・リサイクル機関で、家庭向けの無料回収を行っています(※送料自己負担、リターナブル梱包資材不要の場合あり)city.kure.lg.jp。
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PC3R公式サイトへアクセス
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Webフォームで「品名」「数量」「希望送付時期」等を入力、概算送料や注意事項を確認します。
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発送用ダンボールに梱包
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自作PCの筐体、ノートPC、本体部分など、リサイクル対象機種をまとめて梱包。
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周辺機器(キーボード・マウス・コード)は基本的に不可のため、必ず「パソコン本体のみ」を梱包。
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宅配便(着払い)で発送
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PC3R指定の運送業者(ヤマト運輸など)に着払いで渡します。
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到着後、協会が分解・選別し、再資源化/適正処理を行います。
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回収完了連絡
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リサイクル処理が完了すると、協会から報告書がメールまたは郵送で届きます。
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2.3 廃棄にかかる費用と注意点
2.3.1 費用負担の有無
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小型家電回収ボックス:無料(手続き不要)。citeturn0search0turn0search1
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メーカー自主回収:メーカーによって送料負担の有無が異なる。
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例:A社は「梱包キット + 送料自己負担」、B社は「着払い無料」など。必ず事前に公式サイトで確認。
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PC3R回収:送料自己負担。梱包資材は自前で用意可。リサイクル処理費用自体は無料。
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区役所への直接搬入:不可。区役所では「回収ボックス」以外にパソコン本体を受け付けていないため、必ず前述のいずれかの方法を利用してください。
2.3.2 注意点・ポイント
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投入口サイズ超過分の回収方法
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回収ボックスのサイズ制限(縦15cm×横30cm×奥行40cm)を超える大型筐体は「メーカー回収」もしくは「PC3R回収」を利用。
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自作の大きなタワー型ケースや一体型デスクトップは、必ず梱包・発送または出張回収を検討してください。
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周辺機器・モニターの処分
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回収ボックス・PC3R・メーカー回収いずれも「液晶モニター」「キーボード」「プリンター」「スピーカー」などは対象外。
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これらは燃やせない粗大ごみか、家電量販店の「小型家電回収サービス」を利用するか、もしくは地域の「資源ごみ・粗大ごみ受付」に申し込む必要があります。
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データ消去の実施
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投函・発送前に必ずHDD/SSDのデータ消去を実施してください。一度回収された機器は原則返却できません。
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完全消去を行うには、Windowsの「PCを初期状態に戻す」機能やDBANなどの専用ソフト、Macの「ディスクユーティリティ」+「macOS再インストール」を活用しましょう。※詳しくは後述の「6. 安全なデータ消去方法ガイド」を参照。
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不適切な廃棄による罰則
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パソコンを粗大ごみとして誤って出すと、廃棄物処理法違反となり自治体から指導を受ける場合があります。必ず小型家電回収ルートを利用し、持ち込み・発送前に自治体HPで直近の回収ポリシーを再確認してください。
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回収ボックスの設置時間・タイミング
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区役所設置分は平日8:30~17:15のみ投函可能。商業施設分は各施設の営業時間に準じます。混雑時は待機列ができることもあるため、比較的空いている午前中が狙い目です。
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以上が、広島市公式のパソコン回収方法とその利用にあたってのポイントです。次節以降では家電量販店や宅配便回収業者、地元業者によるその他の選択肢について詳しく解説します。
3. 家電量販店の回収サービス活用法
広島市内の家電量販店では、パソコン本体を無料または低コストで回収するサービスを提供しています。店舗ごとに回収方法や対象機器、オプション内容が異なるため、事前に利用条件を確認のうえ活用しましょう。
3.1 ヤマダ電機のパソコン回収サービス概要と申込フロー
3.1.1 サービス概要
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対象機器
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ノートパソコン(Windows/Macいずれも可)
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デスクトップパソコン本体(自作PCも回収可能)
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回収条件
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動作可・故障品どちらでも回収OK。
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周辺機器(キーボード・マウス・モニター・プリンターなど)は原則回収対象外。
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費用負担
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本体の回収はヤマト運輸の着払いで無料(送料自己負担なし)。
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梱包資材(ダンボールなど)は利用者で用意。
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3.1.2 ポイント特典
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ヤマダ電機の会員であれば、1台回収につき「ヤマダポイント200ポイント」が付与されます。
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ポイントは次回購入時に使用可能。
3.1.3 申し込み手順
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申込書の入手
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店頭:ヤマダ電機各店の「家電リサイクル受付コーナー」にて無料回収申込書を入手。
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Web:ヤマダ電機公式サイト内の回収サービスページから申込フォームを入力し、必要書類をダウンロード。
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梱包と着払いラベル準備
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申込後、店舗あるいはWebで指定された「回収伝票」または「着払いラベル」を受け取る。
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ダンボールにパソコン本体を緩衝材で包み、着払いラベルを貼付。
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発送
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ヤマト運輸営業所へ持ち込むか、自宅からヤマト運輸に集荷依頼(電話またはWeb)を行い、着払いで発送。
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集荷日や発送先コードは、申込時にヤマダ電機から案内されます。
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回収完了連絡
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本体がヤマダ電機指定のリサイクルセンターへ到着後、処理完了の通知がメールまたは電話で届きます。
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3.1.4 問い合わせ先
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ヤマダ電機公式Webページの「リサイクル・回収サービス」欄を参照
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店頭窓口:最寄りのヤマダ電機店舗「家電リサイクルコーナー」へ直接お問い合わせ
3.2 エディオンの店頭回収サービスとデータ消去オプション
3.2.1 店頭回収サービス概要
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対象機器
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ノートパソコン本体、タブレット端末(一部大型は店員に相談)
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デスクトップ本体(タワー型・一体型PCは店舗によっては受付不可の場合あり)
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回収条件
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改造PCや自作PCも原則受け入れ可。ただし店舗ごとの判断となるため、事前連絡を推奨。
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キーボード・マウス・モニターは基本的に対象外。
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費用負担
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基本的に店頭持ち込みで「無料回収」。ただし、パソコン本体が大きすぎて入らない場合は有料回収となる場合がある(要確認)。
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店舗により「データ消去サービス」をオプションとして有料で実施可能(事前予約が必要)。
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3.2.2 データ消去オプション
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サービス内容
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店舗内でHDD/SSDを物理破壊(または専用ソフトによる上書き消去)を行う。
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消去証明書を発行する店舗もあり、ビジネス利用や法人向けにも対応可。
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費用目安
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簡易的な上書き消去:1台あたり3,000円程度~
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物理破壊(証明書付き):1台あたり5,000円程度~
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※店舗ごとに価格が異なるため、必ず事前に来店または電話で確認してください。
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3.2.3 申し込み手順
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店舗検索・問い合わせ
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エディオン公式サイトの店舗検索ページで最寄り店舗を確認し、「リサイクルコーナー」または「家電回収担当」宛に電話連絡。
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データ消去オプションを希望する場合は、来店日時を予約しておくとスムーズ。
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店頭持ち込み
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持ち込む際は本体のみを持参し、可能であれば事前にHDD/SSDを取り外しておいても可(物理破壊の場合)。
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店舗スタッフが回収対象品かを確認し、「回収伝票」に必要事項を記入します。
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データ消去実施(要予約)
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予約時間に再度来店し、専用ルームやバックヤードで消去作業を実施。
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作業終了後、消去証明書を受け取って完了です。
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回収完了連絡
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データ消去不要の場合は、そのまま回収・運搬。後日、リサイクル完了の連絡を希望する場合は伝票番号を控え、店舗窓口へ問い合わせてください。
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3.2.4 問い合わせ先
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エディオン公式Webサイトの「リサイクル・回収サービス」ページ
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電話窓口:最寄りエディオン店舗リサイクルコーナー
3.3 その他の家電量販店(ビックカメラ、コジマなど)概要
広島市内にはヤマダ電機・エディオン以外にも、大手家電量販店が複数あります。各社とも「小型家電リサイクル法」に基づいた回収サービスを提供していますが、回収対象や料金、データ消去オプションの有無は店舗により変わるため、来店前に必ず確認してください。
3.3.1 ビックカメラ
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サービス内容
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小型家電回収コーナー設置店:主に郊外店や大型店に設置されていることが多い。
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ノートPCやタブレット本体を無料回収。デスクトップ本体もサイズによっては受付可。
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一部店舗ではデータ消去オプション(簡易的な上書き消去)を有料で対応。
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申し込み手順
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店舗の小型家電回収コーナーへ直接持ち込み。
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受付スタッフに「パソコン回収希望」と伝え、必要書類に署名。
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データ消去オプションが必要な場合は、事前に電話連絡し来店予約。
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問い合わせ先
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ビックカメラ公式サイトの「リサイクル・回収」ページ
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広島市内のビックカメラ店舗リサイクルコーナー
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3.3.2 コジマ
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サービス内容
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店舗によっては、「パソコン本体のみ」を無料回収。
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回収カウンターで簡易チェック後、受付伝票を発行。
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データ消去は店舗により非対応の場合があるため、回収前に必ず問い合わせ。
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申し込み手順
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店頭の家電リサイクル受付コーナーに本体を持ち込む。
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回収対象かどうかを店舗スタッフが確認し、「回収伝票」に記入。
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パソコン本体をそのまま渡して完了。後日、リサイクル完了の通知がある場合も。
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問い合わせ先
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コジマ公式Webサイト内「リサイクル・回収サービス」欄
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広島市内のコジマ店舗リサイクルコーナー
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3.3.3 そのほかの家電量販店
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ヤマダアウトレット、ベスト電器、ソフマップなども、同様に小型家電回収窓口を設置しているケースがあります。
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ただし、回収対象の範囲やデータ消去オプションは店舗によって対応が異なるため、該当店舗へ来店前に電話で問い合わせることを強く推奨します。
以上が、広島市内主要な家電量販店におけるパソコン回収サービスの概要です。ヤマダ電機やエディオンをはじめ、ビックカメラやコジマなどをうまく使い分ければ、不要なパソコンを無料または低コストで手放せます。特に、データ消去オプションが必要な場合は、対応可能な店舗を事前にチェックし、予約してから来店するようにしましょう。
4. 宅配便回収および弁財屋の出張回収を含む専門業者の利用方法
家庭やオフィスから自宅にいながら、あるいは自宅で立ち会いのうえパソコンを手放したい場合には、以下のように「宅配便回収対応業者」だけでなく、地元企業の弁財屋(ナーガサポートグループ)が提供する「宅配便回収」や「出張回収」サービスも活用できます。本節では、広島県内利用可能な三つの選択肢を解説します。
4.1 弁財屋(ナーガサポートグループ)の宅配便回収・出張回収サービス
弁財屋は広島市中区を拠点とするナーガサポートグループ傘下のリサイクル・買取企業で、パソコンの宅配便回収・出張回収の両方を行っています。地元企業ならではのきめ細かい対応や、買取とセットで処分できるメリットがあります。
4.1.1 サービス概要
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対応エリア:広島市内および周辺市町村(安佐南区・安佐北区・東区・西区・南区・安芸区・佐伯区など)。
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回収対象:ノートパソコン、本体のみのデスクトップパソコン(自作PC・Mac含む)。
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付属周辺機器(キーボード・マウス・プリンター・ディスプレイ)は別途相談。
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故障中の機種や、電源が入らなくても「金属リサイクル」の観点で引き取り可。
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宅配便回収と出張回収の選択肢:
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宅配便回収:160サイズ以内のダンボールに梱包して着払いで発送。送料はユーザー負担なし。
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出張回収:広島市内全域および近隣市町村に対応。自宅までスタッフが来訪し、回収・簡易データ消去(無料)後、持ち帰り。
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データ消去:
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宅配便回収の場合:到着後に物理破壊または専用ソフトで完全消去。
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出張回収の場合:スタッフによる「筐体分解+HDD物理破壊」または「ソフト上書き消去」を実施。どちらも追加料金不要。
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買取併用:
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売却可能な状態のパソコンは、そのまま査定・買取を同時に行えます。買取不可品も「リサイクル回収=無料」で引き取り。
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買取価格から発生した振込手数料も弁財屋負担。
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4.1.2 宅配便回収の手順
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事前問い合わせ・申し込み
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弁財屋公式サイトの「パソコン回収フォーム」または電話(082-●●●-●●●●)から必要事項を入力/連絡。
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送付先住所と送り状番号をメールで案内されます。
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梱包と着払い発送
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ダンボールにパソコン本体を入れ、緩衝材で固定。バッテリーは可能であれば外す。周辺機器は同梱せず本体のみ梱包。
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案内された「着払い送り状」をダンボールに貼り、ヤマト運輸または佐川急便に集荷依頼(着払い)。
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回収・データ消去
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弁財屋の拠点に到着後、専用処理センターでHDD/SSDを上書き消去または物理破壊。データ戻し不可能にしてからリサイクル処理へ移行。
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完了連絡
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処理完了後、申し込み時のメールアドレスに「回収・消去完了のお知らせ」が届きます。
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4.1.3 出張回収の手順
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出張依頼の申し込み
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電話(082-927-0500)または公式サイトから「出張回収希望」と連絡し、住所・希望日時を調整。
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訪問可能エリア内であれば、最短翌日以降の日時調整が可能です。
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当日の立ち合い
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指定日時に弁財屋スタッフが訪問。パソコンの設置場所まで運び出し、箱への梱包は不要。
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スタッフ立ち会いのもと、HDD/SSDの物理破壊または上書き消去を実施(無料)。希望に応じて簡易査定を行い、買取可能品はその場で査定額を提示。
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回収・搬出
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データ消去後、回収対象パソコンをトラックへ積み込み。
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買取成立時は、その場で現金支払(または後日振込)。買取不可品や査定額がつかない場合は「リサイクル回収=無料」で持ち帰り。
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完了報告
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回収完了後、メールまたは電話で報告。出張訪問費用や回収費用は一切不要です。
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メリット・ポイント
地元企業ならではの安心感:広島市内を拠点とするため、問い合わせ対応も迅速。
宅配便と出張、両方の選択肢がある:宅配便送付が手間なら、出張回収ですべてスタッフに任せられます。
買取併用でお得:まだ動作するパソコンはその場で査定可能。古い機種でも部品価値を見極めて高価査定を狙えます。
データ消去無料:追加費用なしで確実に個人情報を抹消してくれるため、法人・個人問わず安心して依頼可能。
4.2 インバースネットによる着払い回収の手順
インバースネットは、ヤマダ電機グループが運営するPCリサイクルサービスで、広島県内からも送料負担ゼロでパソコンが回収できます。弁財屋と異なり「買取」はなく、あくまで「回収・リサイクル」のみです。
4.2.1 サービス概要
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回収対象:ノートパソコン、デスクトップ本体(自作PC・Mac含む)。
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送料負担:着払い(ユーザー負担なし)。
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梱包サイズ:160サイズ以下のダンボールであれば、複数箱でも着払いで送付可。
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データ消去:到着後に同社委託先で物理破壊または専用ソフト上書き消去。ユーザーによる事前消去も可。
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ポイント特典:ヤマダ電機会員は、インバースネットの専用フォーム登録&発送で「ヤマダポイント200ポイント」付与。
4.2.2 申し込み手順
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梱包準備
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ダンボールにパソコン本体のみを入れ、緩衝材(プチプチや新聞紙)で固定。バッテリーは可能であれば外す。周辺機器は同梱不可。
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集荷依頼・着払い伝票入手
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佐川急便またはヤマト運輸へ「インバースネット宛の着払い回収」を依頼。着払い伝票は集荷時にドライバーが持参。
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発送先情報の確認
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宛先住所:
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送り状に依頼元情報を記入(ドライバー記入済みの場合もあり)。
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ヤマダポイント申請(任意)
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パソコンを発送後、インバースネットの「無料回収申込フォーム」にアクセスし、送り状番号や氏名・連絡先・在住都道府県(広島県)などを登録。
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ヤマダ会員IDを入力すると、ポイント付与対象になります。
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回収完了通知
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インバースネットのリサイクルセンターに到着し、データ消去処理が完了すると、メールで「回収・消去完了のお知らせ」が届きます。
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注意点
160サイズを超える大型タワー型ケースは分解して筐体のみ梱包、あるいは弁財屋の出張回収を検討してください。
梱包時に湿気が入らないようしっかり防水対策を。日付指定の集荷依頼も可能です。
4.3 リネットジャパンの無料回収サービス申込方法
リネットジャパンは環境省認定の宅配便回収業者で、広島県内でも「1箱分まで完全無料」でパソコンを回収します。あくまで回収・リサイクルのみに特化しており、買取は行いません。
4.3.1 サービス概要
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回収対象:ノートパソコン、本体のみのデスクトップPC(自作PC・Mac含む)、タブレット端末。
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回収費用:1箱分までは「送料・手数料とも無料」。2箱目以降は箱数に応じて有料(1箱あたり約2,200円~)。
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データ消去:原則ユーザー自身による事前消去が必要。消去が難しい場合のみ「有料データ消去サービス(約3,300円/1台)」を申し込む。
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対応エリア:全国(一部離島を除く)、広島県全域で利用可。
4.3.2 申し込み手順
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Webサイトで回収申し込み
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リネットジャパン公式サイトの「回収お申し込みフォーム」にアクセスし、氏名・連絡先・住所・希望回収箱数・発送予定日などを入力。
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梱包資材の準備
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ユーザーが段ボール箱を用意し、パソコン本体のみを梱包。緩衝材で固定し、破損を防止。周辺機器は同梱不可。
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宅配業者への着払い発送
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Webフォーム入力後、リネットジャパンから届く「着払い送り状」を箱に貼り付け、ヤマト運輸または佐川急便に集荷依頼。
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回収状況確認・完了通知
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発送後、送り状番号を使ってマイページで状況追跡が可能。リサイクル処理完了後、登録メールに「回収完了」の通知が届きます。
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注意点
1箱に収まらない大型筐体は、事前に複数箱申し込みか分解のうえ梱包。2箱目以降は有料となるため概算費用を確認してください。
データ消去が難しい場合には有料オプションを利用できますが、その場合は1台につき約3,300円かかります。
1箱無料回収枠を超えた分はユーザー負担となるため、送付前に箱数を確定させておくと無駄がありません。
4.4 各社サービスの比較まとめ
項目 | 弁財屋(ナーガサポート) | インバースネット | リネットジャパン |
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対応エリア | 広島市内および近郊市町村全域 | 全国(一部離島を除く) | 全国(一部離島を除く) |
回収手段 | 宅配便回収/出張回収 | 宅配便回収のみ | 宅配便回収のみ |
回収対象 | ノートPC、デスクトップ本体(自作PC含む) 故障品・古い機種もOK |
ノートPC、デスクトップ本体(自作PC含む) | ノートPC、デスクトップ本体(自作PC含む)、タブレット |
周辺機器同梱 | 原則NG(要事前相談) | 原則NG | 原則NG |
送料負担 | 宅配便回収:ユーザー負担なし(着払い) 出張回収:無料 |
着払い(ユーザー負担なし) | 着払い(1箱までユーザー負担なし 2箱以降有料) |
出張回収 | あり(無料・広島県内) | なし | なし |
データ消去対応 | 宅配:到着後完全消去 出張:その場で物理破壊または上書き消去 |
到着後完全消去 | ユーザー事前消去必須 (有料オプション可:約3,300円/台) |
買取併用 | あり(査定~金額提示~買取可) | なし | なし |
完了通知 | メールまたは電話 | メール | メール |
ポイント特典 | なし | ヤマダ会員:200pt(フォーム登録必須) | なし |
メリット | ・出張回収が選べる ・買取併用でお得 ・データ消去無料 |
・手続きが簡単 ・160サイズ以内なら複数箱OK |
・1箱分までは完全無料 ・手続きもシンプル |
注意点 | ・エリア外は出張不可 ・周辺機器は事前相談要 |
・160サイズを超える場合は相談 ・送付後フォーム登録忘れに注意 |
・1箱分無料枠を超えたら有料 ・事前消去が原則 |
まとめポイント
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「出張対応が必須」「買取併用がある」→ 弁財屋
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広島市内で自宅に立ち会いたい場合や、まだ価値がありそうなパソコンを査定してもらいたい場合は、弁財屋の出張回収兼買取が最適。データ消去も無料なので、手間要らずです。
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「全国どこからでも簡単に着払いで送る」→ インバースネット
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梱包サイズが160以内であれば、追加費用なしで複数箱送ってOK。到着後に完全消去してくれるので、データ漏えいリスクを最小限に抑えたい人向け。
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「1箱分だけ無料・コストを最小化したい」→ リネットジャパン
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1箱に収まる分だけのパソコンなら、送料も手数料も一切かからず無料回収。事前に自分でデータ消去できるなら、とにかくコストゼロで処分できます。
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5. 安全なデータ消去方法ガイド
パソコンを処分する際に最も重要なのが、ハードディスク(HDD)やSSDに保存されたデータを確実に消去することです。捨てたあとに個人情報や機密ファイルが流出すると大きなトラブルにつながるため、以下の手順に従って適切に消去しましょう。
5.1 Windows環境でのデータ消去
5.1.1 バックアップの実施
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外付けドライブやクラウドに必要なデータを移行
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写真・書類・メールなど、必要なファイルを外付けHDD、USBメモリ、OneDrive・Google Driveなどのクラウドストレージに保存します。
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Windows標準の「バックアップと復元(Windows 7)」機能や、「ファイル履歴」を使って自動バックアップを設定しておくと確実です。
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バックアップ内容の確認
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後から必要なフォルダやファイルが漏れていないか、必ずエクスプローラー上で開いて確認してください。
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5.1.2 Windows標準機能を使った初期化(簡易消去)
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**「設定」→「更新とセキュリティ」→「回復」→「このPCを初期状態に戻す」**を開く。
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「個人用ファイルを保持する」ではなく、**「すべて削除する」**を選択。
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これにより、ドライブ全体がリセットされ、OS再インストール後の状態になります。
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ただし単純な再インストールでは、専用ツールで復元される可能性があるため、後述の専用ソフトを使った上書き消去も併用することを推奨します。
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**「ファイルの削除方法」**で、
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「ファイルを削除してドライブをクリーンアップする(時間は長くなるが確実に消去)」を選ぶと、データの上書き処理を行いながら初期化します。
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5.1.3 専用ソフトウェアを使った完全消去
「Windows初期化機能」だけではデータの痕跡が残る可能性があるため、次のいずれかの専用ソフトウェアを使って、より強固に消去します。
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DBAN(Darik’s Boot and Nuke)
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ブートCDまたはUSBメモリから起動し、HDD全体を複数回上書き(米国国防総省方式やDoD 5220.22-Mなど)して消去。
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対応:従来型のHDD向け。SSDには最適化されていないため、SSDの場合は後述の方法を検討してください。
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操作手順:
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DBANのISOファイルを公式サイトからダウンロードし、DVDまたはUSBに書き込む。
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パソコンをDBANで起動し、「autonuke」を選択するか、指定の消去方式を設定して実行。
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完了後、消去ログをメモしておくか、画面キャプチャして証拠を残します。
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Eraser
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Windows上で動作するGUIツール。ドライブ全体のほか、指定フォルダ/ファイル単位での上書き消去も可能。
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対応:HDD・SSDどちらも可(ただしSSDは物理破壊やメーカー純正ツール併用が望ましい)。
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操作手順例:
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Eraserの公式サイトからインストーラーをダウンロードし、インストール。
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起動して「新しいタスク」を作成。
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タスクタイプで「ドライブを消去」を選び、ドライブレター(例:C:)を指定。
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消去方式(米国DoD方式、Gutmann方式など)を選択して「実行」。
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終了後、ログを保存しておきます。
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SSD上書き用メーカー純正ツール
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SSDには固有のコントローラがあり、単純な上書きでは完全消去できない場合があります。
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各SSDメーカー(Samsung・Intel・Crucial・Western Digital・Kingstonなど)が提供する「Secure Erase」機能や「SSD Toolbox」を使うことで、SSD内部のストレージ領域を直接消去できます。
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操作手順例(Samsung Magicianの場合):
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Samsung公式サイトから「Samsung Magician」をインストール。
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アプリを起動し、「Secure Erase」メニューを選択。
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消去対象のSSDを選び、手順に従って消去。
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消去完了後、ログや画面キャプチャを残して証明します。
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ポイント:
物理破壊(プレス機などでHDDプラッタを破壊/SSDチップを切断)を併用すると、さらに安全性が高まります(ただし完全に破壊すると再利用不可)。
「消去ログ」や「証明書」が必要な場合は、ツールの画面を印刷するかPDF化して保存してください。
5.2 Mac環境でのデータ消去
5.2.1 バックアップの実施(Time Machine推奨)
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外付けHDD/SSDにTime Machineバックアップを設定
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「システム設定」→「Time Machine」→「バックアップディスクを選択」で外付けドライブを指定。
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バックアップ完了後、必要な書類や写真ファイルが外付けドライブに安全に保存されているか確認。
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iCloudや他クラウドサービスへのファイル移行
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Finderで「iCloud Drive」に必要なファイルをドラッグ&ドロップするか、Dropbox・Google Driveへのアップロードも可能。
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5.2.2 ディスクユーティリティによる消去
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「macOS復元モード」で起動
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電源を入れた直後に「Command ⌘ + R」を長押しし、macOS復元モードで起動します。
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「ディスクユーティリティ」を開く
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復元画面のメニューから「ディスクユーティリティ」を選択。
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消去したいディスクを選択し、「消去」タブをクリック
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消去フォーマットは「APFS(またはmacOS拡張ジャーナリング)」、方式は「安全オプション」で「最も安全(複数回上書き)」を選択すると上書き回数が増えてより確実に消去できます。
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消去実行後、ディスク内のデータがすべて削除されます。
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5.2.3 macOS再インストール
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ディスク消去完了後、「ディスクユーティリティ」を終了
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メニューの「macOSを再インストール」を選択。
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Wi-Fi接続(又は有線LAN接続)を確認し、インストール先のディスクを指定
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インターネット経由で最新のmacOSバージョンがインストールされます。
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再インストール完了後、初期セットアップ画面で電源を切る
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これにより「工場出荷状態」と同様の状態になるため、新しい所有者も初期設定ができるようになります。
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ポイント:
T2チップ搭載Macの場合、起動直後にマシンを消去するだけでは暗号化キーが保持されたままの可能性があるため、「復元モード」でFileVaultを無効化→完全消去を行ってください。
外付けHDD/SSDだけでなく、iCloud上の不要なバックアップや同期ファイルも事前に消去しましょう。
5.3 SSD搭載PCや外付けドライブの注意点
5.3.1 SSDの特性と消去方法
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TRIM機能とガーベジコレクション
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SSDは内部で自動的に未使用ブロックを「TRIM」や「ガーベジコレクション」で解放しているため、単純上書き消去では物理的にすべてのセルを消去できないことがあります。
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Secure Erase/NVMeコマンド
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Windows PCでは「メーカー提供のSSDツール(例:Samsung Magician、Crucial Storage Executive)」を使用し、SSDコントローラに組み込まれたSecure Erase機能を呼び出してセルを初期化します。
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Macの場合は「ディスクユーティリティの安全オプション」では不十分なため、Boot CampでWindows環境を構築して上記のメーカー純正ツールを動かすか、Linux環境から「hdparm」のSecure Eraseコマンドを実行して消去する方法があります。
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5.3.2 外付けHDD/SSDの消去
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Windows PCでの処理
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「ディスクの管理」から外付けドライブを確認。EraserやDBANではなく、**メーカー純正ユーティリティ(例:Western Digital Data Lifeguard Diagnostic)**を使ってフルフォーマットまたはSecure Eraseを実行。
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Macでの処理
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外付けドライブを「ディスクユーティリティ」で選び、「消去」→「セキュア消去オプション(複数回上書き)」を実行。
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物理破壊
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物理的に破壊してしまう方法も最も確実ですが、再利用は不可能になります。特に古いHDDを売却する予定がない場合は、ハンマーなどでプラッタを破損させるのが手軽です。
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ポイント:
SSDは熱や静電気に弱いため、破壊する際は必ず静電防止手袋と保護メガネを着用し、安全かつ適切な方法で分解・破壊してください。
物理破壊を行った際は、処理施設へ持ち込むか、弁財屋などの出張回収で破砕済みHDD/SSDを引き渡すと安心です。
5.4 データ消去証明書が必要な場合の対処
法人や個人事業主が、機密データを含むパソコンを廃棄・リサイクルする場合、**「データ消去証明書」**が求められるケースがあります。以下の方法で証明書を取得してください。
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専門業者に依頼する
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弁財屋やエディオン(データ消去オプション対応店舗)、あるいはPC3R認定業者など、消去証明書の発行に対応した業者へ依頼します。
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申し込み時に「消去証明書が必要」と伝えると、消去完了後に書面かPDFで証明書を発行してもらえます。
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専用ソフトのログを保管する
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DBANやEraserなどの専用ソフトを使って消去した場合、消去完了後に生成される消去ログを保存します。
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消去ログには、消去方式や回数、日時などの情報が記録されるため、証明書代わりに提出可能な場合があります。必要に応じてPDF化しておきましょう。
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メーカー純正ツールのレポートを保存する
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Samsung MagicianやCrucial Storage ExecutiveなどのSSD純正ツールには、Secure Erase実行時にレポート出力機能が付いている場合があります。
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実行後、レポートをPDFで保存し、消去日時・対象ドライブ・消去方式を記載しておくと、証明書として利用できます。
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注意点:
証明書が役所や取引先から求められる場合は、発行までに2~3営業日かかるケースがあるため、事前に依頼してください。
自己流で物理破壊した場合は、破壊後に写真を撮影して証拠として保管します。ただし「正式な証明書」としては扱われない可能性があるので、依頼先に確認を。
まとめ
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Windows標準機能+専用ソフト(DBAN、Eraser) で確実にHDDを消去し、SSDはメーカー純正ツールでSecure Eraseを行う
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Macは復元モード→ディスクユーティリティ→macOS再インストール の流れで工場出荷状態に戻す
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外付けドライブ はWindowsならメーカーツール、Macならディスクユーティリティで消去
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物理破壊 を併用すれば、さらに安全性が高まる
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証明書が必要な場合 は、弁財屋やエディオンなどのオプション、あるいは専用ソフト・メーカー純正ツールのログを活用して取得する
これらを実施することで、データ漏洩のリスクを最小限に抑え、安心してパソコンを処分できます。次節の「よくある質問(FAQ)」では、さらに細かい疑問にお答えします。
6. よくある質問(FAQ)
6.1 周辺機器・モニターはどこで処分できる?
回答:
パソコン本体以外のキーボード、マウス、プリンター、スピーカー、外付けモニターなどは「小型家電回収ボックス」や「PC3R」には投入できません。以下の方法が一般的です。
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広島市の粗大ごみ・資源ごみ扱いに申し込む
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モニター(液晶ディスプレイ含む)は「家具・家電粗大ごみ」として出す必要があります。
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事前に広島市コールセンター(TEL:082-504-2525)へ電話して収集日を予約し、「粗大ごみシール」(200円程度/枚)を購入して貼付してください。収集日は受付から最短で約1~2週間後になります。
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キーボードやマウス、USBメモリといった「小型家電」的な機器は、「燃やせないごみ」ではなく、「資源ごみ」として区役所が指定する回収所に持ち込むか、資源ステーションの回収日に出してください。各地域の戸別収集カレンダーを確認し、あらかじめ分別しておくとスムーズです。
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家電量販店の無料回収コーナーを利用する
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ヤマダ電機やエディオン、ビックカメラなどの店頭には「小型家電回収コーナー」が設置されている場合があります。
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周辺機器が「小型家電回収ボックス」のサイズ・対象に合致すれば、そのまま店頭に持ち込んで無料回収できます。ただし、大型モニター(20インチ以上など)は回収不可のケースが多いので要確認。
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事前に最寄り店舗へ電話して「キーボードやマウスなどの小型家電は回収可能か」「モニターは何インチ以下なら対応か」を確認してください。
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民間業者や便利屋に引き取りを依頼する
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弁財屋(ナーガサポートグループ)など、一部のリサイクル業者ではパソコン周辺機器やモニターも「リサイクル品」としてまとめて引き取ってくれることがあります。
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出張回収を依頼すると、スタッフが自宅まで来訪し、本体と一緒にキーボード・モニターを運び出して処分。回収費用は「パソコン本体+周辺機器数セット」で一括見積もりになるため、事前に電話見積もりを取ってください。
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便利屋系サービス(例:クリーンアップ、クリーンシャインなど)でも、朝9時–夕方18時あたりの時間帯で出張回収が可能です。回収量や大きさによって2,000~5,000円程度の費用がかかる場合があります。
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6.2 廃棄と買取、どちらを選ぶべきか?
回答:
不要になったパソコンを「ただ廃棄する」か「買取に出す」かは、以下の観点で判断しましょう。
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機種の年式・市場価値
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購入から3年以内の一般的なモデル(Core i5以上、メモリ8GB以上、SSD搭載など):動作状態が良好であれば、買取査定額が期待できます。
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5年以上前のローエンドモデル(CPUがCore i3以下、メモリ4GB以下、HDD搭載):査定額がほぼ付かないことが多く、「廃棄(リサイクル)無料回収」を選んだほうが手間が少ないケースがあります。
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動作可否・状態
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正常に起動する・動作が安定している:買取店(弁財屋や家電リサイクルショップ)に持ち込むと、パーツやリユース可能な部品としての価値を見込んで査定してもらえます。
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動作不良・故障中・電源が入らない:基本的には「廃棄(リサイクル)無料回収」のほうが手間も費用もかかりません。買取店では「ジャンク品扱い」で引き取り拒否される場合や、逆に「リサイクル料」を請求されるケースもあるので、事前に問い合わせるか動作状態を正直に伝えてください。
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データ消去への手間
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買取を希望する場合:査定前に「データ消去証明書」が必要になるケースがあります。エディオンや弁財屋のデータ消去サービス(無料or有料)を利用してから買取に出すと安心です。
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廃棄(リサイクル)を選ぶ場合:宅配便回収(インバースネット・リネットジャパン)や市の回収ボックス、出張回収いずれでも業者側で完全消去してくれる仕組みが整っています。自分で消去する手間を省きたいなら、業者に丸投げできる「廃棄ルート」が向いています。
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手間と時間のバランス
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時間がない/手続きを簡単に済ませたい:小型家電回収ボックスや宅配便回収。着払いで送るだけ、または近所の区役所・モールに持っていくだけで完了します。費用も無料です。
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少しでもお金にしたい/価値を最大化したい:弁財屋や家電リサイクルショップの買取。事前に予約して来店査定や出張査定を受け、納得できる価格がつけば売却しましょう。査定がつかない場合は、そのまま「無料回収」に切り替えてもらえるかを確認するのがおすすめです。
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6.3 自分で消去した場合のリスクと安全策
回答:
自己流でデータ消去を行うと「専門ツールで復元される可能性」が残るため、以下のリスクと対策を頭に入れておいてください。
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リスク:完全に消去できない可能性
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Windowsの「ごみ箱を空にする」「ファイルを削除する」だけでは、データそのものは上書きされず、復元ソフトで取り戻せる場合があります。
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ドライブをフォーマットしても、専用ツールで解析すればパーティションテーブル内の情報や断片化されたデータが取得されることがあります。
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リスク:SSD特有の残留データ問題
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SSDは「TRIM」や「ガーベジコレクション」により、消去されたはずのデータが内部キャッシュに残る場合があります。単純上書きでは物理的に確実に消去できないことが多いです。
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リスク:消去途中で電源断すると一部データが残る
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専用ソフトで上書き消去中に停電やシステムクラッシュが発生すると、一部のセクタが未処理のまま残り、リスクが続く恐れがあります。
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安全策
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専用ツールで複数回上書き消去を行う
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Windows:DBAN(HDD向け)やEraser(HDD/SSDどちらも可)
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DoD 5220.22-M や Gutmann 35回上書きなど、複数回の上書き方式を選択してください。1回上書きではリスクが残るため、「3回以上」を目安にしましょう。
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Mac:復元モード→ディスクユーティリティ→「安全オプション」から数回上書き
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APFSやMac OS拡張フォーマットの安全オプションで「3パス以上」を選び、物理層まで確実に消去します。
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SSDはメーカー純正のSecure Erase(セキュア消去)を使用
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Samsung Magician、Crucial Storage Executive、Intel SSD Toolbox など、各社が提供する「Secure Erase」機能を使うことで、コントローラ層から直接ドライブ全領域をリセットできます。
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Linux環境の「hdparm」コマンドでATA Secure Erase を実行する方法もありますが、手順を誤るとブート不能になるため、初心者にはおすすめしません。
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物理破壊を併用する(最終手段)
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HDDはプラッタを取り出し、ハンマーで叩いて表面を傷つけるか、ドリルで穴を開けて機械的に読み取り不可能にします。SSDは基板を取り出し、静電防止手袋を着用してチップを切断・破砕します。
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物理破壊を実施した場合は、リサイクル施設へ「破砕済みドライブ」として渡せば、完全に復元不可な状態になります。弁財屋などの出張回収サービスに依頼すると、業者側で破砕してくれるため安全かつ確実です。
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消去ログ・証明書の保存
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専用ツール(DBAN・Eraser・メーカー純正ユーティリティ)には、「消去完了ログ」を出力する機能があります。処理後、ログをPDF化または印刷して、いつ・どのドライブを・どの方式で消去したか記録しておきましょう。
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法人や個人情報取扱いが厳格な場合は、弁財屋やエディオンの「消去証明書発行サービス」を利用すると、正式な書面で証明を得られます。
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7. まとめ:最適な処分方法の選び方と連絡先一覧
長年使ったパソコンを安心・安全に手放すためには、以下のポイントを整理し、自分の状況に合った窓口を選ぶことが重要です。ここでは「無料回収」「買取併用」「データ消去の手間」を軸に、最適なルートを再確認し、各窓口の連絡先・URLをまとめます。
7.1 処分方法の使い分けポイント
- 無料で手軽に処分したい場合
- 小型家電回収ボックス(区役所・商業施設)
- 持ち込みだけで手続き不要、費用無料。
- 投入口サイズ(縦15×横30×奥行40cm)に入るノートPC・タブレットのみ対応。
- 住所・営業時間を確認して、混雑を避けて午前中に持ち込むのがベター。
- 宅配便回収(インバースネット/リネットジャパン)
- 160サイズまでのダンボールで着払い発送すれば、送料自己負担なしで無料回収。
- インバースネットなら複数箱でも追加費用なし、到着後に業者が完全消去。
- リネットジャパンは「1箱分」までは確実無料(2箱目以降は有料の可能性があるので注意)。
- PC3R(パソコン3R推進協会)回収
- 自作PCや海外メーカー製デスクトップを無料リサイクル。送料自己負担。
- 小型家電回収ボックス(区役所・商業施設)
- 少しでも買取を狙いたい場合
- 弁財屋(ナーガサポートグループ)
- 出張回収と宅配便回収の両方に対応し、買取査定→買取成立後に精算。
- 故障品も査定対象、買取不可なら無料回収に切り替え可能。
- データ消去は出張時に無料(物理破壊 or 上書き)で実施してくれる。
- 家電リサイクルショップや一部家電量販店の買取コーナー(ビックカメラ・ソフマップなど)
- 動作良好なモデルなら店頭査定で現金化を狙える。
- 査定前にデータ消去証明書が必要な場合は、エディオンや弁財屋で消去サービス利用を。
- 弁財屋(ナーガサポートグループ)
- データ消去を業者に丸投げしたい場合
- 弁財屋の出張回収
- 自宅立ち会いのもとでHDD/SSDを物理破壊または上書き消去。
- 追加料金なしで消去証明書発行も相談できる。
- 宅配便回収(インバースネット)
- 到着後、専門センターで完全消去。消去ログはオンライン申込フォーム登録で確認可能。
- エディオン店頭のデータ消去オプション
- HDD物理破壊や上書き消去を有料で実施し、証明書を発行。
- 弁財屋の出張回収
- 自分で消去したうえでコストを抑えたい場合
- **Windows/Macの初期化+専用ソフト(DBAN・Eraser・Secure Erase)**で消去してから、
- 小型家電回収ボックスに持ち込む。
- リネットジャパンに1箱分だけ無料回収を依頼する。
- **Windows/Macの初期化+専用ソフト(DBAN・Eraser・Secure Erase)**で消去してから、
7.2 広島市内主要窓口・業者の連絡先リスト
以下は、今回ご紹介した主な回収・買取窓口の連絡先(電話番号・URL・店舗・所在地など)をまとめています。利用時は必ず最新情報を公式サイトまたは直接問い合わせでご確認ください。
7.2.1 広島市公式“小型家電回収ボックス”設置場所
- 中区役所1階ロビー
- 住所:広島市中区国泰寺町一丁目4-21
- 投函可能時間:平日8:30~17:15
- 東区役所1階ロビー
- 住所:広島市東区東蟹屋町9-38
- 投函可能時間:平日8:30~17:15
- 南区役所1階
- 住所:広島市南区皆実町一丁目5-44
- 投函可能時間:平日8:30~17:15
- 西区役所1階
- 住所:広島市西区福島町二丁目2-1
- 投函可能時間:平日8:30~17:15
- 安佐南区役所1階
- 住所:広島市安佐南区古市一丁目33-14
- 投函可能時間:平日8:30~17:15
- 安佐北区役所1階
- 住所:広島市安佐北区可部四丁目13-13
- 投函可能時間:平日8:30~17:15
- 安芸区役所1階
- 住所:広島市安芸区船越南三丁目4-36
- 投函可能時間:平日8:30~17:15
- 佐伯区役所1階
- 住所:広島市佐伯区海老園二丁目5-28
- 投函可能時間:平日8:30~17:15
- ゆめタウン広島(1階)
- 住所:広島市南区皆実町二丁目8-17
- 営業時間:各日9:00~21:00(施設に準ずる)
- ゆめタウンみゆき(1階)
- 住所:広島市南区宇品西六丁目7-14
- 営業時間:各日9:00~21:00
- LECT(1階食品館付近)
- 住所:広島市西区扇二丁目1-45
- 営業時間:各日10:00~21:00
- ゆめテラス祇園(2階)
- 住所:広島市安佐南区西原五丁目19-44
- 営業時間:各日9:00~21:00
- ゆめタウン安古市(1階)
- 住所:広島市安佐南区高取北一丁目6-11
- 営業時間:各日9:00~21:00
- ゆめマート五日市(1階)
- 住所:広島市佐伯区五日市五丁目8-37
- 営業時間:各日9:00~21:00
※ ほか区役所や商業施設にも随時増設されるため、最新設置場所は広島市公式サイトでご確認ください。
7.2.2 メーカー自主回収窓口(代表例)
メーカー | 回収窓口/URL | 送料負担 |
---|---|---|
NEC | https://www.nec-computers.com/recycle/ | 着払い(無料) |
富士通 | https://www.fujitsu.com/jp/recycle/ | 着払い(無料) |
東芝(dynabook) | https://dynabook.com/recycle/ | 着払い(無料) |
Panasonic(Let’s note 等) | https://panasonic.biz/pcc/help/recycle/ | 着払い(無料) |
HP | https://www.hp.com/jp/sustainability/recycling.html | 着払い(無料) |
DELL | https://www.dell.com/learn/jp/ja/jpbsdt1/recycling-center | 着払い(無料) |
※ 自作PCや上記メーカー対象外の機種は「PC3R(https://www.pc3r.jp/)」へ申し込み、送料自己負担で無料回収可能。
7.2.3 家電量販店の回収/買取窓口
- ヤマダ電機
- 公式Web: https://www.yamada-denki.jp/recycle/
- 店舗検索: https://www.yamada-denki.jp/store/
- 電話:最寄り店の家電リサイクルコーナーへ直接問い合わせ
- 特典:ヤマダ会員であれば、回収1台ごとに200ポイント進呈
- エディオン
- 公式Web: https://www.edion.com/service/recycle/
- 店舗検索: https://www.edion.com/shop/
- 電話:最寄り店のリサイクルコーナーへ問い合わせ
- データ消去オプション(有料/無料店舗あり)
- ビックカメラ
- 公式Web: https://www.biccamera.com/bc/c/recycle/
- 店舗検索: https://www.biccamera.com/bc/shop/
- 電話:店舗ごとに回収対応可否を要確認
- コジマ
- 公式Web: https://www.kojima.net/recycle/
- 店舗検索: https://www.kojima.net/shop/
- 電話:最寄り店の家電リサイクルコーナーに要問い合わせ
7.2.4 宅配便回収専門業者
- インバースネット(Inverse Net)
- 公式Web: https://www.shop-inverse.com/kaitori/area/hiroshima/hiroshima.html
- 電話:Webフォームからのみ受付(着払い回収希望を入力)
- 特徴:160サイズまでの複数箱を着払いで送って無料回収・完全消去。ヤマダ会員は200ポイント付与(フォーム登録必須)。
- リネットジャパン(Renet Japan)
- 公式Web: https://www.renet.jp/area/hiroshima/hiroshima/
- 電話:Webフォームで申し込み。
- 特徴:1箱分までは送料・手数料無料。事前消去が原則だが、有料オプションで消去可能。
- PC3R(パソコン3R推進協会)
- 公式Web: https://www.pc3r.jp/
- 電話:Webフォームから申し込み、必要事項記入後、着払いで発送。
- 特徴:自作PCやメーカー対象外機種の無料回収(送料自己負担)。
7.2.5 地元のリサイクル業者・便利屋(出張回収可)
- 弁財屋(ナーガサポートグループ)
- 公式Web: https://wise-world0610.com/services/kaitori/
- 電話:082-927-0500
- 本社所在地:〒730-0834 広島市中区江波二本松二丁目10-34-1
- 対応エリア:広島市内および近郊市町村全域
- 特徴:出張回収(無料)、宅配便回収(着払い無料)、買取査定併用、データ消去無料
7.3 廃棄前に再確認したいチェックリスト
- データ消去は完了しているか?
- Windows・Macそれぞれの手順をすべて実行したか?
- SSDはSecure Erase機能を使ったか、あるいは物理破壊を併用したか?
- 専用ソフトの消去ログや証明書を保存したか?
- 処分方法は決定したか?
- 無料回収(ボックス or 宅配便)/出張回収/買取併用 のいずれかを最優先で選択したか?
- 自作PCなどボックスに入らない大型筐体は、宅配便回収 or 出張回収先を決定したか?
- 費用や連絡先を確認済みか?
- 各業者の公式サイトURL・電話番号をメモしたか?
- 送料や出張費用、買取可能か否かを問い合わせて確認したか?
- 周辺機器・モニターの処分方法は明確か?
- 小型家電回収ボックス or 家電量販店の「小型家電回収コーナー」に持ち込む予定か?
- 粗大ごみとして区役所に申し込む場合は、シールを購入して出すタイミングを把握したか?
- 最終チェック
- 「処分したい日程」「回収業者の対応可能日時」をスケジュール調整したか?
- 回収当日の立ち合い可否や、宅配便の集荷依頼の手配を済ませたか?
これらの手順を踏むことで、広島県内でのパソコン処分を「安全」「スピーディ」「低コスト」かつ「データ漏洩リスクゼロ」の状態で完了できます。万が一、書かれている内容以外に不明点がある場合は、各窓口へ直接問い合わせのうえ、上記チェックリストを再確認してから手続きを進めてください。
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